「飛鉄4700系電車」の版間の差分

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=== 導入時改造工事 ===
=== 導入時改造工事 ===
車両保安装置を飛鉄仕様のものへ換装、車体外装帯の剥脱、前面方向幕の換装、車体側面に車両番号表示の追加、電気連結器増設。
車両保安装置を飛鉄仕様のものへ換装、車体外装帯の剥脱、前面方向幕の換装、車体側面に車両番号表示の追加、電気連結器増設。<gallery>
ファイル:飛鉄4700系-1.png|4700系導入当初の姿
ファイル:飛鉄4700系-2000年追加工事前の車内.png|4700系導入当初の車内
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=== 2000年追加工事 ===
=== 2000年追加工事 ===
飛鉄仕様の車体外装帯の貼り付け、側面行き先方向幕の増設、化粧板、シートモケットの張り替え、LED式車内案内表示装置をドア上広告スペースに千鳥配置で増設。
飛鉄仕様の車体外装帯の貼り付け、側面行き先方向幕の増設、化粧板、シートモケットの張り替え、LED式車内案内表示装置をドア上広告スペースに千鳥配置で増設。<gallery>
ファイル:飛鉄4700系-side rollsign.png|増設された側面方向幕表示装置
ファイル:飛鉄4700系-車内 2000年追加工事後.png|2000年追加工事後の車内の様子
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== 編成表 ==
== 編成表 ==

2024年9月12日 (木) 14:09時点における版

飛鉄4700系電車(ひてつ4700けいでんしゃ)とは、1995年に導入した飛柁鉄道(飛鉄)の通勤型電車である。

飛鉄4700系電車
基本情報
運用者 飛柁鉄道
製造所 東住橋車輛製造
種車 宮鉄800系電車
製造年 1972年
改造所 アスタ車両
改造年 1995年から順次
導入年 1995年 - 1997年
運用開始 1996年から順次
投入先 飛鉄線内(那富線・飛弥線を除く)
主要諸元
編成 4両編成
軌間 1067 mm
電気方式 直流1500 V・架空電車線方式
最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
全長 18,900 mm
全幅 車体基準幅2,800 mm
車体 ステンレス鋼製
台車 アルストムリンク式のやつ
FS-327A
主電動機 直流直巻電動機
TDK-8050A
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
制御方式 電動カム軸式抵抗制御
制御装置 ABFM-204-15MDHA
制動装置

電磁直通ブレーキ

発電ブレーキ併用、抑速ブレーキ付き
保安装置 飛鉄式ATS
備考 九ノ宮電気鉄道からの譲受車
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概要

1995年から1997年にかけて飛鉄の通勤型電車の3扉化を推進すべく小阪府に所在を置く九ノ宮電気鉄道から同社800系電車を譲受し、各種改造のうえで誕生したのが本系列である。

飛鉄としては大手私鉄同士での譲渡でかつ、譲渡を受ける側になるのは初の事例となった。[1]また、ステンレス車の導入も4700系が初となった。

導入後数年間はアンテナ等保安装置の交換と車体外装帯の剥脱、前面幕装置の交換のみの必要最低限の改造のうえでの運行であったが、2000年に飛鉄におけるステンレス車の塗装パターンの制定に伴い車体外装帯の貼り付け、側面幕装置の増設など飛鉄の他の車両と同水準になるよう追加工事が施工された。

車両概要

車体はオールステンレス鋼製であり、飛鉄でコルゲートステンレス車体を採用している車両はこの車両が唯一であり、極めて異端な存在となっている。

片側3扉で全車両の座席がロングシートの4両固定編成で、新晃嶺方からクモ4500形(Mc) - サ4550形(T) - モ4650形(M) - ク4600形(Tc) の順に組成される。

車体

従来車と異なりのオールステンレス鋼製車体である。

車体長は全車18,900 mmで車体幅は2,800 mmである。

車体色はステンレスむき出しであり、運航開始当初は完全無塗装であったが、2000年より帯の貼り付けを開始した。

車内

年代によって変更が加わっているため、分けて記述する。

導入時~2000年まで

宮鉄800系電車の仕様そのままである。

2000年以降

化粧板、シートモケットの張り替え、LED式車内案内表示装置をドア上広告スペースに千鳥配置で増設した。

改造工事

導入時改造工事

車両保安装置を飛鉄仕様のものへ換装、車体外装帯の剥脱、前面方向幕の換装、車体側面に車両番号表示の追加、電気連結器増設。

2000年追加工事

飛鉄仕様の車体外装帯の貼り付け、側面行き先方向幕の増設、化粧板、シートモケットの張り替え、LED式車内案内表示装置をドア上広告スペースに千鳥配置で増設。

編成表

凡例:Tc - 制御車、T - 付随車、Mc - 制御電動車、M - 電動車

4700系

← 新晃嶺

飛鉄柁岐 →

譲受前

編成番号

譲受年 運用離脱年
パンタ配置 ◇  ◇
形式 クモ4700 モ4750 モ4850 クモ4800
区分 Mc M M Mc
車両番号 4701 4751 4851 4801 宮鉄800系803F 1995年
4702 4752 4852 4802 宮鉄800系804F
4703 4753 4853 4803 宮鉄800系805F 1996年
4704 4754 4854 4804 宮鉄800系806F
4705 4755 4855 4805 宮鉄800系807F 1997年

関連項目

脚注

注釈

  1. 他社へ自社車両を譲渡する事例は過去に存在する。
飛柁鉄道のロゴマーク飛柁鉄道の車両
現有車両
特急型電車 VVVF車 22000系・22200系 - 22500系 - 30000系 - 31000系 - 41000系 - 51000系
高性能電車 12000系・14000系 - 20000系・20200系 - 21000系 - 40000系・40500系
通勤型電車 VVVF車 1000系II - 1200系・1400系
高性能電車 新造車 3400系・3600系 - 4000系・4200系 - 10000系
機器流用車 3000系・3200系 - 4500系
譲受車 4700系
旧性能電車 機器流用車 6000系 - 6200系
軌道線用電車 2軸ボギー車 引継・新造車 310形 - 370形 - 500形 - 550形 - 700形 - 720形
機器流用車 550形
連接車 新造車 600形 - 650形 - 670形
改造車 410形
機関車 電気機関車 ED150形 - ED250形
貨車 長物車 そのうち
ホッパ車 そのうち
過去の車両
特急型電車 高性能電車 16000系
鉄道線用電車 高性能電車 新造車 5100系・5300系・5400系
旧性能電車 引継・新造車 1000系I - 1500系 - 1550系 - 1600系I - 1630系 - 2000系I - 2200系 - 2400系 - 2600系 - 2230系 - 2630系 - 2730系 - 2800系 - 2830系
軌道線用電車 4輪単車 引継・新造車 110形 - 120形 - 130形 - 150形
2軸ボギー車 引継・新造車 210形 - 300形 - 320形 - 330形 - 350形
機関車 電気機関車 そのうち
ディーゼル機関車 そのうち
電動貨車 有蓋車 デワ200形
荷物車 そのうち
貨車 長物車 そのうち
ホッパ車 そのうち
有蓋車 そのうち
有蓋緩急車 そのうち
無蓋車 そのうち
関連項目
Prospect car - Lavista - VOLAREX - NeXus
「引継車」は那富電気鉄道および被合併会社から継承した車両。「譲受車」は被合併会社以外から購入・譲受した車両。
テンプレート:飛柁鉄道の車両