宮鉄800系電車

提供:関南・東山地方Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
宮鉄800系電車
800系旧塗装編成
基本情報
運用者 九ノ宮電気鉄道
製造所 東住橋車輛製造
種車 MSTnA2
製造年 1972年
製造数 知らん
引退 1997年
投入先 琴鐘線
主要諸元
編成 4両編成
軌間 1067 mm
電気方式 直流1500 V・架空電車線方式
最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
自重 重い
全長 18,900 mm
全幅 測ってない
全高 測ってない
車体 ステンレス鋼
台車 アルストムリンク式のやつ
FS-327A
主電動機 直流直巻電動機
TDK-8050A
主電動機出力 150 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動
歯車比 6.07 (85:14)
編成出力 1,200 kW
制御方式 電動カム軸式抵抗制御
制御装置 ABFM-204-15MDHA
制動装置

電磁直通ブレーキ

発電ブレーキ併用、抑速ブレーキ付き
保安装置 宮鉄型ATS
テンプレートを表示

宮鉄800系電車(みやてつ800けいでんしゃ)は、九ノ宮電気鉄道琴鐘線で運用されていた一般車両(通勤電車)の一系列。1972年(昭和47年)より製造されたが2000年(平成12年)までに全車が置き換えられた。

概要

琴鐘線の九ノ宮駅 - 宮鉄中町駅間で使用される18.9m・3扉・オールステンレス車体の通勤電車である。

登場は1972年と桜月駅 - 宮鉄中町駅の複線化が決まった後であるが、これは同区間で使われていた吊り掛け駆動車の老朽化が著しく、その上1500Vへの昇圧が2年後まで迫っていたが吊り掛け駆動車では昇圧にも耐えられるわけもなく、結果としてオンボロ共を速やかに置き換える必要が発生したためである。それでいて車齢がえらく若い時に除籍となることが最初から決まっていたので、譲渡先の検討は製造時から進められていたという迷要素付き。どないすんねん。

置き換えは1995年の桜月駅 - 宮鉄中町駅の線形改良工事および複線化工事が完了した後より開始され、大半の編成は飛柁鉄道へ譲渡された。

車両概説

昇圧後数年は複電圧車であったが、後に1500Vのみ対応となっている。

車種構成と変遷

本系列は以下の4形式4種で構成される。

・モハ800形 - 制御電動車 (Mc)

・サハ810形 - 中間付随車 (T)

・モハ820形 - 中間電動車 (M)

・クハ830形 - 制御車 (Tc)

改造工事

どっかで内装更新を受けてると思う。

編成表

←九ノ宮 宮鉄中町→ 製造年 備考
号車 1 2 3 4
形式・車種 モハ800

(Mc)

サハ810

(T)

モハ820

(M)

クハ830

(Tc)

搭載機器 CONT, PT×1 MG,CP CONT, PT×2 MG,CP
車両番号 801 811 821 831 1972年のどこか 1994年動態保存

客用扉化粧板仕上げ

802 812 822 832 1997年部品取り化

客用扉化粧板仕上げ

803 813 823 833 1995年飛柁鉄道譲渡
804 814 824 834
805 815 825 835 1996年飛柁鉄道譲渡
806 816 826 836
807 817 827 837 1997年飛柁鉄道譲渡

運用

主に桜月駅 - 宮鉄中町駅間の18.9m車制限区間に直通する列車で使われていたが、同区間の線形改良および複線化により制限が解消されたため役目を失った。まだ30年も使われていなかったので前述通り飛柁鉄道に譲渡され、4700系として再デビューしたらしい。

関連項目

無いよ。

脚注

無いよ。