「瀬田電気鉄道瀬田本線」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
59行目: 59行目:
しかし国鉄分割民営化に乗じてSRに従来の瀬田本線を売却し、同時に旧国鉄の終着駅であった[[瀬田駅]]からの新線を着工、[[瀬田電気鉄道]]と名称を変更して新瀬田本線が建設されることとなった。この時の資金は旧線の売却費用から大方が充てられたものの、SR側の売却金額が予想よりも高額であったため、専用車両の導入が可能になったといわれている。1990年、[[瀬田1500系電車|1500系]]の導入後103系の全編成は売り払われ、すべて専用の自社車両での運用に切り替わった。
しかし国鉄分割民営化に乗じてSRに従来の瀬田本線を売却し、同時に旧国鉄の終着駅であった[[瀬田駅]]からの新線を着工、[[瀬田電気鉄道]]と名称を変更して新瀬田本線が建設されることとなった。この時の資金は旧線の売却費用から大方が充てられたものの、SR側の売却金額が予想よりも高額であったため、専用車両の導入が可能になったといわれている。1990年、[[瀬田1500系電車|1500系]]の導入後103系の全編成は売り払われ、すべて専用の自社車両での運用に切り替わった。


1989年に第1期工事が終了し、新線は鳥丘駅〜瀬田駅間を結ぶ路線となった。ただしすべての路線が地上を走行していたため一部の駅間では踏切事故や列車増発に伴う踏切待ち時間の問題が深刻化したため、1998年に鳥丘〜若部間の高架化計画が立案され、伴って鳥丘市北部の鉄道需要が増したことから市役所前駅〜長屋華駅間に新鳥丘駅を新設し、当該区間が一部高架化され、また2000年に栄京〜長屋華間も高架化された。
1989年に第1期工事が終了し、当路線は鳥丘駅〜瀬田駅間を複線で結ぶ路線となった。ただしすべて地上走行であり、一部の駅間では踏切事故や列車増発に伴う踏切待ち時間の問題が深刻化したため、1998年に鳥丘〜若部間の一部高架化計画が立案された。資金調達の面から第一期工事と第二期工事に工事区間が分割され、第一期工事において若部〜背岡駅が、続いて第二期工事では長屋華〜栄京間がそれぞれ高架化された。伴って鳥丘市北部の鉄道需要が増し、新幹線誘致の計画も浮上したことから市役所前駅〜長屋華駅間に新たなハブ駅となる新鳥丘駅を新設することとなった。
 
また路線開通後、周辺の開発が促進されたことにより、乗降客数の急増による既存車両での運送力の限界に直面することとなった。これに対し、当初はラッシュ時間帯の増発で対応できる試算であったが、臨時増発を盛り込んだ2006年のダイヤ改正後も混雑は一向に解消しない状態が続いたため、やむなく一部区間の複々線化及び優等種別における車両増結に踏み切ることとなる。
 
さらに、前述の問題に加えて沿線自治体からの新駅建設要望にも直面した。特に人口流入が激しかった月影台地区(長屋華駅から約3kmほど南方)には、2014年に月影台駅が新設されることとなった。


==駅一覧==
==駅一覧==

案内メニュー