「九ノ宮電気鉄道」の版間の差分

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'''九ノ宮電気鉄道株式会社'''(ここのみやでんきてつどう、英: Kokonomiya Electric Railway Co., Ltd.)は、[[小阪市]]の[[九ノ宮]]から[[関北国際空港]]や[[時葉県]]北部の[[琴鐘山]]までを結ぶ鉄道を経営する会社。総営業キロは100 kmぐらい。箱日本の[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%89%8B%E7%A7%81%E9%89%84 大手私鉄]の一つであり、純民間資本としては現存する箱日本最古の私鉄になる恐れがあり扱いに悩んでいる。[[宮鉄グループ]]の中核企業で、一般には「'''宮鉄'''」と略され、また「'''宮鉄電車'''」の呼称もある。
'''九ノ宮電気鉄道株式会社'''(ここのみやでんきてつどう、英: Kokonomiya Electric Railway Co., Ltd.)は、[[小阪市]]の[[九ノ宮]]から[[関北国際空港]]や[[時葉県]]北部の[[琴鐘山]]までを結ぶ鉄道を経営する会社。総営業キロは100 kmぐらい。箱日本の[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%89%8B%E7%A7%81%E9%89%84 大手私鉄]の一つであり、純民間資本としては現存する箱日本最古の私鉄になる恐れがあり扱いに悩んでいる。[[宮鉄グループ]]の中核企業で、一般には「'''宮鉄'''」と略され、また「'''宮鉄電車'''」の呼称もある。


{{基礎情報 会社|社名=九ノ宮電気鉄道株式会社|英語社名=Kokonomiya Electric Railway Co., Ltd|種類=株式会社|略称=宮鉄電車|本社所在地=小阪府小阪市浪華区のどこか|業種=陸運業|設立=1884年(明治17年)6月16日|所在地=|国籍=日本|本社郵便番号=777-7777|事業内容=旅客鉄道事業<br/>土地・建物の売買および賃貸<br/>ショッピングセンターの経営<br/>遊園地など娯楽施設の経営|代表者=ひがすみ|資本金=729億8300万円|売上高=連結: 2017億9300万円<br/>単独: 819億9000万円|営業利益=連結: 121億9000万円<br/>単独: 34億9200万円|経常利益=連結: 99億3100万円<br/>単独: 4億4400万円|純利益=連結: 45億5300万円<br/>単独: △2億4000万円|純資産=連結: 2607億1600万円<br/>単独: 1922億8800万円|総資産=連結: 9209億7600万円<br/>単独: 8263億0300万円|ロゴ=九ノ宮電鉄_コーポレートシンボル.png|従業員数=連結: 8,887人<br/>単独: 2,601人|決算期=3月31日|会計監査人=多分いる|主要子会社=阪境電気軌道<br/>宮鉄バス<br/>宮鉄フェリー|市場情報=なんとかかんとか市場<br/>2008年3月21日上場}}
{{基礎情報 会社|社名=九ノ宮電気鉄道株式会社|英語社名=Kokonomiya Electric Railway Co., Ltd|種類=株式会社|略称=宮鉄電車|本社所在地=[[小阪府]][[小阪市]][[浪華区]]のどこか|業種=陸運業|設立=1884年(明治17年)6月16日|国籍=日本|本社郵便番号=777-7777|事業内容=旅客鉄道事業<br/>土地・建物の売買および賃貸<br/>ショッピングセンターの経営<br/>遊園地など娯楽施設の経営|代表者=ひがすみ|資本金=729億8300万円|売上高=連結: 2017億9300万円<br/>単独: 819億9000万円|営業利益=連結: 121億9000万円<br/>単独: 34億9200万円|経常利益=連結: 99億3100万円<br/>単独: 4億4400万円|純利益=連結: 45億5300万円<br/>単独: △2億4000万円|純資産=連結: 2607億1600万円<br/>単独: 1922億8800万円|総資産=連結: 9209億7600万円<br/>単独: 8263億0300万円|ロゴ=九ノ宮電鉄_コーポレートシンボル.png|従業員数=連結: 8,887人<br/>単独: 2,601人|決算期=3月31日|会計監査人=多分いる|主要子会社=阪境電気軌道<br/>宮鉄バス<br/>宮鉄フェリー|市場情報=なんとかかんとか市場<br/>2008年3月21日上場}}


== 概要 ==
== 概要 ==
本社は小阪市浪華区の古宮戎駅北西側に立地する宮鉄ここのみや第1ビルに所在し、なんとかかんとか市場に上場している。[[阪境電気軌道]]、[[宮鉄バス]]、[[宮鉄フェリー]]などの交通事業者を傘下に置く。琴鐘山への路線を運営していることから全国登山鉄道ナントカ会に加盟していることはない。
本社は小阪市浪華区の古宮戎駅北西側に立地する宮鉄ここのみや第1ビルに所在し、なんとかかんとか市場に上場している。[[阪境電気軌道]]、[[宮鉄バス]]、[[宮鉄フェリー]]などの交通事業者を傘下に置く。琴鐘山への路線を運営しているが、だからといって全国登山鉄道ナントカ会に加盟していることはない。


鉄道との相乗効果が大きい観光・小売・不動産開発といった方面に事業を多角化しているが、本社やターミナル駅の九ノ宮駅がある九ノ宮周辺(ミナミ地区)に重点を置く。グループ内に百貨店を持っていない大手私鉄であるが、九ノ宮駅の駅ビルである宮鉄ビルディングに系列外の低島屋小阪店がテナントとして入居している。
鉄道との相乗効果が大きい観光・小売・不動産開発といった方面に事業を多角化しているが、本社やターミナル駅の九ノ宮駅がある九ノ宮周辺(ミナミ地区)に重点を置く。グループ内に百貨店を持っていない大手私鉄であるが、九ノ宮駅の駅ビルである宮鉄ビルディングに系列外の低島屋小阪店がテナントとして入居している。
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* 1884年(明治17年)
* 1884年(明治17年)
** 6月16日 '''小阪境間鉄道'''設立。
** 6月16日:'''小阪境間鉄道'''設立。
** 11月22日 小阪境間鉄道が'''[[阪境鉄道]]'''に社名変更。
** 11月22日:小阪境間鉄道が'''[[阪境鉄道]]'''に社名変更。
* 1947年(昭和22年)
* 1947年(昭和22年)3月15日:なんやかんやあって'''九ノ宮電気鉄道'''に社名変更。
** 3月15日 なんやかんやあって'''九ノ宮電気鉄道'''に社名変更。
 
* 1962年(昭和37年)12月 琴鐘線ステンレスカー 6000系電車が製造。
* 1962年(昭和37年)12月:琴鐘線ステンレスカー 6000系電車が製造。
* 1973年(昭和48年)10月 鉄道線全線の架線電圧1500Vへの昇圧が行われる。
* 1973年(昭和48年)10月:鉄道線全線の架線電圧1500Vへの昇圧が行われる。
* 1980年(昭和55年)
* 1980年(昭和55年)12月1日:下町線と阪境線を(2代)阪境電気軌道に分離譲渡。
** 12月1日 下町線と阪境線を(2代)阪境電気軌道に分離譲渡。
 
* 1994年(平成6年)
* 1994年(平成6年)6月15日:関北国際空港に乗り入れる空港線開業。
** 6月15日 関北国際空港に乗り入れる空港線開業。
 
* 1995年(平成7年)
* 1995年(平成7年)9月1日:琴鐘線桜月駅 - 宮鉄中町駅間の複線化が完成。
** 9月1日 琴鐘線桜月駅 - 宮鉄中町駅間の複線化が完成。
 
* 20xx年(令和x年)
* 20xx年(令和x年)
** 何か起きる。
** 何か起きる。
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== 社章・コーポレートシンボル ==
== 社章・コーポレートシンボル ==
知り合いに書き起こしてもらったものを使用。どっかの高速鉄道っぽいらしい。
知り合いに書き起こしてもらったものを使用。どっかの高速鉄道っぽいらしい。
コーポレートカラーや車体色については'''世話やきキツネの仙狐さん'''に登場するキャラクターをモチーフとしたものになっており、現行塗装が仙狐さん色(<span style="color:#f1a54d">■</span>柑子色と<span style="color:#cc5c60">■</span>臙脂色)、旧塗装が四ツ谷さん色(<span style="color:#373249">■</span>深紫色と<span style="color:#9b4b6f">■</span>京紫色)となっている。


== 本社事務所 ==
== 本社事務所 ==
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== 路線 ==
== 路線 ==
以下の各路線を有し、路線の総延長は100kmぐらい。高野線および空港線が主要路線であり、その路線群ごとにシンボルマークが制定されているらしい。
以下の各路線を有し、路線の総延長は100kmぐらい。琴鐘線および空港線が主要路線であり、その路線群ごとにシンボルマークが制定されているらしい。


=== 現有路線 ===
=== 現有路線 ===


* 琴鐘線(ラインカラーは橙)
* 琴鐘線(ラインカラーは<span style="color:#009a41">■</span>緑色)
** [[琴鐘線]]: 九ノ宮駅 - 碧月橋駅 63.6 km
** [[宮鉄琴鐘線|琴鐘線]]: 九ノ宮駅 - 碧月橋駅 63.6 km
** [[鋼索線]]: 碧月橋駅 - 琴鐘山駅 0.8 km
** [[宮鉄鋼索線|鋼索線]]: 碧月橋駅 - 琴鐘山駅 0.8 km
* [[空港線]](ラインカラーは紫): 東住橋駅 - 関北空港駅 何 km?
* [[宮鉄空港線|空港線]](ラインカラーは<span style="color:#594bac">■</span>紫色): 東住橋駅 - 関北空港駅 何 km?


=== 計画路線 ===
=== 計画路線 ===
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=== 軌間 ===
=== 軌間 ===
全線がJMRの在来線と同じ軌間 1,067 mmの狭軌であり、標準軌(軌間1,435 mm)の路線を有していない。なお、過去には阪境線・下町線(1980年に阪堺電気軌道へ譲渡)が標準軌であった。
全線がJMRの在来線と同じ軌間 1,067 mmの狭軌であり、標準軌(軌間1,435 mm)の路線を有していない。なお、過去には阪境線・下町線(1980年に阪境電気軌道へ譲渡)が標準軌であった。




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九ノ宮電鉄における列車種別は以下の通りである。
九ノ宮電鉄における列車種別は以下の通りである。


* 琴鐘線 - 特急(ことがね)・快速急行(快急)・空港急行・急行・区間急行(区急)・準急行(準急)・各駅停車(各停)
* 琴鐘線 - 特急・快速急行(快急)・空港急行・急行・区間急行(区急)・準急行(準急)・各駅停車(各停)
* 空港線 - ・空港急行・急行・準急行(準急)・各駅停車(各停)
* 空港線 - 特急・空港急行・急行・準急行(準急)・各駅停車(各停)


方向幕・種別幕などの案内表示では、快速急行は「快急」、区間急行は「区急」、準急行は「準急」、各駅停車は「各停」と略して表示される。また一部の案内では空港急行も「空急」と略される。
方向幕・種別幕などの案内表示では、快速急行は「快急」、区間急行は「区急」、準急行は「準急」、各駅停車は「各停」と略して表示される。また一部の案内では空港急行も「空急」と略される。
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九ノ宮電鉄では優等列車として特急列車を運行しており、系統に応じて下記の名称がある。
九ノ宮電鉄では優等列車として特急列車を運行しており、系統に応じて下記の名称がある。


# '''「[[空港特急]]」''' 琴鐘線・空港線を走る関北国際空港への連絡列車。
# '''「[[流星]]」''' 琴鐘線・空港線を走る関北国際空港への連絡列車。
# '''「[[ことがね]]」''' 琴鐘線を走る高野山への観光列車。
# '''「[[ことがね]]」''' 琴鐘線を走る琴鐘山への観光列車。


== 車両 ==
== 車両 ==
[[宮鉄6000系電車|6000系]]とか[[宮鉄6200系電車|6200系]]とかいっぱいいる。
2020年現在、保有車両は2200系を除き全てオールステンレス車両である。なおアルミ車両の保有実績は一切無い。
 
制御装置はほぼ全てが日立製作所のものが、主電動機は三菱電機または東洋電機製造のものが採用されている。また台車はほぼ全てで住友金属工業のものが採用されており、TS台車は9000系を除き採用していない。
 
編成単位は、公式では九ノ宮方先頭車+F(Formation=編成の略)を編成名として定めている。
 
=== 現在の使用車両 ===
 
* 20m級車両
** 1000系
** 6000系
** 6100系
** [[宮鉄6200系電車|6200系]]
** 8000系
** 8300系
** [[宮鉄9000系電車|9000系]]
* 17m級車両
** 2000系
** 2200系
** 2300系
 
=== 過去の使用車両 ===
 
* 20m級車両
** 2001形
 
* 18.9m級車両
** 700系
** [[宮鉄800系電車|800系]]
* 18m級車両
** 1201形
* 17m車両
** 21000系


== 車両基地 ==
== 車両基地 ==
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* [[東住橋車輛製造]] - 宮鉄が所有するほとんどの車両はここで製造されている。
* [[東住橋車輛製造]] - 宮鉄が所有するほとんどの車両はここで製造されている。
== 脚注 ==
=== 出典 ===
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%89%84%E9%81%93 南海電気鉄道]
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