テストカーパニック
テストカーパニック | |
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監督 | たこたこ焼き |
脚本 |
奏橋やあど たこたこ焼き |
原案 |
East of end たこたこ焼き |
原作 | 交渉人 真下正義 |
出演者 |
Triple-Zeta 島犬 椛のわ。 彬美弥 おーたむ 華園ヒガン ヘンリー・チャイルド ふっみぃ 伊神夾 忍冬花 桜井みなみ 宮月やっぴ ぴーまん 奏橋やあど たこたこ焼き East of End ろくある 南海渡 meitetsu600V 水無月なりと まろまろ |
音楽 |
DOVA-SYNDROME ニコニ・コモンズ |
主題歌 |
魔王魂「世界が僕達に揺れるまで」 魔王魂「枯れない花」 |
撮影 | たこたこ焼き |
編集 | たこたこ焼き |
上映時間 | 93分 |
興行収入 | くれ |
『テストカーパニック』(てすとかーぱにっく)は、神急鉄警シリーズの映画作品。原作は『交渉人 真下正義』。ボイスドラマ版は2021年12月10日から3週連続で配信予定。
キャッチコピーは「久條警部補、出ておいで。一緒に地下鉄走らせようよ。ザ・ウアーより」。劇中の舞台は関南地方の私鉄各社となっている。
ストーリー
クリスマスイヴの夕方。大混雑の私鉄直通網で、地下鉄会社・西京メトロの試験車両クモE10-900(通称:クモ)が、何者かに乗っ取られて暴走し始めた。
連絡を受けた西京府警は、第一級テロの可能性も認識。関南地区総合指令室へ捜査一課交渉班を派遣するが、警察庁の意向で神急鉄道警備隊に捜査権を握られてしまう。
ロケ地等
本作は関南地方に所在する私鉄で起こるパニックを扱ったものであるが、西京メトロ[1]および瀬田電気鉄道の撮影許可は得ていない。そのため瀬田電鉄については名称のみの紹介にとどめ、西京メトロのシーンについてはセットを用いて撮影された。
西京メトロとして登場する車両には、北上県交通局の100形車両が用いられ、各撮影地に輸送して撮影が行われた。
また撮影許可が得られた倉太急行電鉄のシーンにおいても、内容の都合から、中田公園前駅のシーンでは水鉄水音駅や桐立市交通局の駅構内などを使用している。また地上入口は、建設中の桐立市地下鉄2号線(仮称:二海線)の中田公園前駅出入口[2]を使用している。
- モデルと異なる場所で撮影された例
- その他別地方で撮影された例
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- コンサートホール:ヴォケッツォ・ホール
キャスト
ボイスドラマ版。ゆっくり版は東北桐乃を除き、全てsoftalk。
※役職等は作中の12月24日事件発生時。
西京府警 捜査一課交渉班
- 久條正道(ひさじょうまさみち) - Triple-Zeta
- 班長 警部補
- 小泉賢一(こいずみけんいち) - 島犬
- CICルーム室長 警部補
- 萩坂(はぎさか) - 桜井みなみ
- CICルームオペレーター 巡査長
- 星見(ほしみ) - 宮月やっぴ
- CICルームオペレーター 巡査長
- 松本(まつもと) - 伊神夾
- CICルームオペレーター 巡査長
- 蓮田(はすだ) - 忍冬花
- CICルームオペレーター 巡査長
- 神田(かんだ) - ふっみぃ
- CICルームオペレーター 巡査長
神急鉄道警備隊 捜査部捜査第一課
- 東北桐乃(とうほくきりの) - 東北きりたん
- 五班 班長 警部補
- 屋代麻奈実(やしろまなみ) - 椛のわ。
- 初動対処一係(FRU) 係長 警部
- 羽島透(はしまとおる) - East of End
- 初動対処一係(FRU) 警部補
関南地区 総合指令室
- 東止文明(ひがしどふみあき) - たこたこ焼き
- 総合指令長
- 矢向(やこう) - 華園ヒガン
- 西京メトロ広報
- 茅場(かやば) - おーたむ
- 運輸指令長
- 葛西(かさい) - East of End
- 施設指令長
- 赤塚(あかつか) - 奏橋やあど
- 電力指令長
- 月島(つきしま) - ヘンリー・チャイルド
- 車両指令長
- 高輪(たかなわ) - 宮月やっぴ
- 事務方
- 指令員 - 水無月なりと/彬美弥/桜井みなみ/ぴーまん
- 指令室警備員 - ふっみぃ
西京府警本部
- 小金井(こがねい) - 彬美弥
- 刑事部捜査第一課 強行犯担当管理官 警視正
- 日下部(ひかべ) - おーたむ
- 特殊部隊(SAT) 中隊長
- 牧田(まきた) - 奏橋やあど
- 爆発物処理班 班長
- 府警幹部 - ろくある/ふっみぃ/桜井みなみ
- SAT隊員 - 南海渡/桜井みなみ/ぴーまん/彬美弥
劇中に登場する用語
- 西京メトロ
- 劇中に登場する元政府系の地下鉄会社。西京メトロがモデルで、実際の西京メトロの駅名や路線名が登場している。外堀線、臨海線、夕楽町線、三重橋線、五段下線、南北線、新都心線の7路線を運行している。ロゴは、西京のNとSubwayのSを図案化している。また、西京メトロの車両として主に北上県交通局の100形車両が用いられており、局のマーク(県章)を隠すシールが確認できる。
- クモE10-900
- 西京メトロが開発中の試験車両。搭載されているコンピューターによって線路の幅(軌間)が異なる路線でも自由に走ることができるフリーゲージトレインである。バッテリーを搭載しているため外部からの送電が停止したり、電化されていない路線でも走行が可能。車輪に発電機を備え、走行中に充電することができる。
- 車体塗装は灰色で、近畿日本鉄道の21000系電車「アーバンライナー」に外観は似ており、実際に「アーバンライナー」をデザインのモデルとしている。
- 関南地区総合指令室
- 関南地方の私鉄直通連合である関南地区全体を管轄する鉄道指令室。西京メトロ、倉太急行電鉄、常総急行、砥田開発鉄道、瀬田電気鉄道、丹浦鉄道の全線の指令を一手に担っている。
- 指令員は各社出身者で構成されており、各鉄道会社とは独立した立ち位置になっている。
- 空港連絡鉄道
- 略称は「空港鉄道」。直通連合に所属しておらず、総合指令室の管轄外。西京メトロ臨海線の直通先で、西京空港への旅客輸送を担っている。
- 倉太急行電鉄
- 略称は「倉急」。実際の倉太急行電鉄がそのまま登場する。五段下線の直通先で、桐立市を中心に咲島や箱重に路線を延ばしているほか、瀬田にほど近い烏倉地区でも路線を運営している。
- 常総急行
- 略称は「常総」。実際の常総急行がそのまま登場する。倉急電鉄とは箱重駅で路線が繋がっており、砥田開発鉄道と合わせて桐立 - 瀬田間の重要な鉄路となっている。ただし砥田開発鉄道については、作中で言及がない。箱重駅 - 智美丸子駅間は、この常総急行・砥田開発鉄道ルートと後述の丸箱鉄道ルートの2つがある。
- 丸箱鉄道
- 箱重駅から丸江津駅を結ぶナローゲージの白峰線を運営する鉄道会社。直通連合に所属しておらず、総合指令室の管轄外。実際の丸箱鉄道と全く同じ設定で登場する。軌間は762mmで、西京メトロ臨海線や倉急電鉄の1067mmよりも幅が狭い。
- 鳥丘急行
- 丸江津駅と瀬田駅を結ぶ高速鉄道。全線単線である。直通連合に所属しておらず、総合指令室の管轄外。実際の鳥丘急行鳥丘北線が対応するが、こちらは丸江津駅 - 成沢駅のみ(成沢駅 - 瀬田駅間はSR中央線)で、ほとんどの区間が複線である。丸江津駅 - 瀬田駅間はこの鳥丘急行ルートと、倉急烏倉線を通過するルートの2つがある。
作中と実際との相違点
- 臨海線の美音倉駅通過
- 劇中では臨海線車両が美音倉駅を通過し、連絡線を通じて堤巳駅から五段下線に入っているが、実際には臨海線と五段下線の連絡線は美音倉駅手前に位置しており、同じ経路を通ろうとすれば美音倉駅は五段下線ホームを通過することとなる。劇中のルートはかつての連絡線計画に基づいている。
- 五段下線南五段下信号場
- 劇中では南五段下信号場として紹介され、将来的な新駅構想が示唆されているが、公開時点で南五段下駅として開業している。
- 中田公園前駅の配線
- 劇中では中田公園前駅が3面2線のホームとして描かれているが、実際は2面2線の相対式ホームである。このため実際に鈴川方面から中田公園前駅に高速で進入しても、カーブ外側にホームはなく、カーブ内側に傾かない限り車体が擦ることもない。
- 鳥丘急行線について
- 劇中では鳥丘急行鳥丘北線が全線単線とされているが、実際にはほとんどの区間が複線化されている。また、便宜的に丸江津駅 - 瀬田駅を結ぶ路線と紹介されているが、実際には途中の成沢駅から瀬田駅まではSR中央線である。ただし企画当時は未開通路線であったため、劇中の設定は当初の路線計画に沿っている。