「飛鉄1200系電車」の版間の差分

提供:関南・東山地方Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(飛鉄1200系ページ新設)
(相違点なし)

2024年3月16日 (土) 23:12時点における版

飛鉄1200系電車 飛鉄1400系電車
基本情報
運用者 飛柁鉄道
製造所 アスタ車両
製造年

1200系:2002年 - 2003年

1400系:2002年 - 2003年
運用開始

3400系:2002年

3600系:2002年
投入先 飛鉄線内(那富線・飛弥線を除く)他、東賀鉄道線、櫻戸鉄道線
主要諸元
編成

1200系:4両編成

1400系:2両編成
軌間 1067 mm
電気方式 直流1500 V・架空電車線方式
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 130 km/h
全長 18,900 mm
全幅

車体基準幅2,800 mm

車体裾部幅2,700 mm
車体 普通鋼製
台車 ボルスタレス台車 SS064、SS164
駆動方式 WNドライブ
制御方式 VVVF制御
制動装置

NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ 応荷重式、回生ブレーキ付き

耐雪ブレーキ付き
保安装置 飛鉄式ATS
テンプレートを表示

飛鉄1200系電車(ひてつ1200けいでんしゃ)とは、2002年に登場した飛柁鉄道(飛鉄)の通勤型電車である。

なお本項では、2両編成の1200系電車のほか、同一設計で4両編成の1400系電車についても記述する。

概要

それまで増備されていた1000系・4500系に代わる今後の飛鉄の標準型通勤電車として新規で開発された。

東賀鉄道櫻戸鉄道との直通運転でも使用されるため、飛鉄アンテナの他誘導無線アンテナも搭載しているほか、櫻戸鉄道が将来的にATCを導入予定であることからATC対応準備工事が施工されている。

本形式の導入に伴い本線系統の増発と10000系(1編成を除く)の置き換えがなされた。

車両概説

車体

ブロック工法によるステンレス車体であり、飛鉄で初の自社発注ステンレス車となった。

断面は、車体裾が1000系・4500系と同様に台枠部で鋭角に絞ったものになっているほか、屋根方の形状も変更されている。

本系列から車外スピーカーを車体側面に設置されている。

前頭部は踏切の多い飛鉄線内での事故で損傷した際に修理がしやすいように普通鋼製とされ、この部分にはステンレス車体との一体感を出すためシルバーメタリック塗装が施されている。

ステンレス車体になったことから全塗装をやめ、飛鉄カラーのイエローとレッドの帯を配されている。

前面のデザインはエッジの立った角ばった貫通型で非常時に連結されている他編成への乗務員の移動を容易にするため、前面の非常用貫通扉の位置が中央よりになっている。なお、わずかに片側に寄っているのには運転室スペースの確保のためである。前面の灯具類は上部に前照灯、腰部に尾灯を兼ねた標識灯が設置されている。なお、前照灯はHIDランプ、標識灯はLED式となっている。スカートはエッジの立った前面造形に合わせて角ばったものになっている。

内装

混雑の緩和とクロスシートを好む利用客の要望を両立させる解決策として、転換クロスシートとロングシートを扉間ごとに交互に配置する構成になっている。クロスシートの前後感覚は標準の900mmであり、通路幅は549.2mmとなる。

LED式車内案内表示装置を車站部とドア上(千鳥配置)に設置している。

編成表

凡例:Tc - 制御車、T - 付随車、Mc - 制御電動車、M - 電動車

1200系 ←新晃嶺      飛鉄柁岐→ 製造

次数

落成年
パンタ配置
形式 ク1200 モ1250 サ1350 クモ1300
区分 Tc M T Mc
車両番号 1201 1251 1351 1301 1次車 2002年
1202 1252 1352 1302
1203 1253 1353 1303
1204 1254 1354 1304
1205 1255 1355 1305
1206 1256 1356 1306 2次車 2003年
1207 1257 1357 1307
1208 1258 1358 1308
1209 1259 1359 1309
1400系 ←新晃嶺  柁岐→ 製造

次数

落成年
パンタ配置
形式 ク1400 クモ1500
区分 Tc Mc
車両番号 1401 1501 1次車 2002年
1402 1502
1403 1503
1404 1504
1405 1505 2次車 2003年
1406 1506
1407 1507
1408 1508