「宮鉄6200系電車」の版間の差分

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=== 先頭車化改造 ===
=== 先頭車化改造 ===
1999年に電気機関車の老朽化に伴う代替用の牽引車として、6517Fから中間車4両が捻出され2両編成2本に改造された。車両番号は新たに50番台が付番され、形式称号は職用車を表す'''ヤ'''に変更された。保安装置は甲種輸送用に[[伏戸旅客鉄道|JMR]]線(ATS-P)、[[東賀鉄道]](東賀型ATS)、[[飛阪急行電鉄]](飛阪型ATS)が増設された。
1999年に電気機関車の老朽化に伴う代替用の牽引車として、6517Fから中間車4両が捻出され2両編成2本に改造された。車両番号は新たに50番台が付番され、形式称号は職用車を表す'''ヤ'''に変更された。保安装置は甲種輸送用にATS-P([[伏戸旅客鉄道|JMR]]線)、飛阪型ATS([[飛阪急行電鉄]])、東賀型ATS([[東賀鉄道]])が増設された。


50番台編成の新旧対照は次の通り。
50番台編成の新旧対照は次の通り。
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=== 6両編成・4両編成 ===
=== 6両編成・4両編成 ===
製造当初は琴鐘線九ノ宮駅 - 四日市町駅間で使用されていたが、1992年11月10日のダイヤ改正で琴鐘線宮鉄中町駅まで、1994年6月15日のダイヤ改正で空港線関北空港駅まで入線可能となったため、現在では九ノ宮駅 - 宮鉄中町駅間と空港線全線で使用される。
製造当初は琴鐘線九ノ宮駅 - 四日市町駅間で使用されていたが、1992年11月10日のダイヤ改正で琴鐘線宮鉄中町駅まで、1994年6月15日のダイヤ改正で空港線関北空港駅まで入線可能となったため、現在では琴鐘線九ノ宮駅 - 宮鉄中町駅間と空港線全線で使用される。


かつては平日朝の空港線と直通する準急行・急行の10両編成の列車に本形式も使用されていたが、2005年10月16日のダイヤ改正で10両運転が廃止されたため、本形式も8両編成以下での運転となった。他このダイヤ改正では、2000系による宮鉄中町駅以北の運用の一部を代替したため、運用数が増加した。
かつては平日朝の空港線と直通する準急行・急行の10両編成の列車に本形式も使用されていたが、2005年10月16日のダイヤ改正で10両運転が廃止されたため、本形式も8両編成以下での運転となった。他このダイヤ改正では、2000系による宮鉄中町駅以北の運用の一部を代替したため、運用数が増加した。
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=== 2両編成(50番台) ===
=== 2両編成(50番台) ===
職用車ではあるものの、客室内の改造が必要最小限に留められていることから、基本的には4両編成の後部に連結され6両編成の各列車に区別無く充当されている。甲種輸送などが行われる日には2編成を連結した4両編成で運用される。組成は原則として九ノ宮方から6551F+6553Fと定められているが、組成変更前日の運用や入庫の順番によっては逆組成となる場合がある。
職用車ではあるものの客室内の改造が必要最小限に留められていることから、基本的には4両編成の後部に連結され6両編成の各列車に区別無く充当されている。甲種輸送などが行われる日には2編成を連結した4両編成で運用される。組成は原則として九ノ宮方から6551F+6553Fと定められているが、組成変更前日の運用や入庫の順番によっては逆組成となる場合がある。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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