「宮鉄6200系電車」の版間の差分

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1993年より、イメージアップのために臙脂色の帯が追加された。
1993年より、イメージアップのために臙脂色の帯が追加された。


== VVVFインバータ制御への更新 ==
== <s>VVVFインバータ制御への更新</s> ==
本形式の4両編成は、制御器や空気圧縮機、電動発電機(MG)を1基ずつしか備えていないため、故障時の冗長性を確保する目的で、同形式や6000系、6100系を併結し6両編成や8両編成で使用されていた。しかし輸送人員減少に伴い4両編成の運用が増加して以降、単独で運用できない本形式の4両編成は、日中の運用が限定され運用効率の悪い車両となっていた。
<s>本形式の4両編成は、制御器や空気圧縮機、電動発電機(MG)を1基ずつしか備えていないため、故障時の冗長性を確保する目的で、同形式や6000系、6100系を併結し6両編成や8両編成で使用されていた。しかし輸送人員減少に伴い4両編成の運用が増加して以降、単独で運用できない本形式の4両編成は、日中の運用が限定され運用効率の悪い車両となっていた。</s>


そのため2009年から、制御方式をIGBT素子VVVFインバータ制御に変更する更新工事が開始された。制御装置、静止形インバータ(SIV)、空気圧縮機を全て2重系にするとともに、制御装置を従来のIGBT素子VVVFインバータ制御車と同型にすることで、コストダウンと保守の統一化が図られている。
<s>そのため2009年から、制御方式をIGBT素子VVVFインバータ制御に変更する更新工事が開始された。制御装置、静止形インバータ(SIV)、空気圧縮機を全て2重系にするとともに、制御装置を従来のIGBT素子VVVFインバータ制御車と同型にすることで、コストダウンと保守の統一化が図られている。</s>


室内についてもバリアフリーを考慮し、LED式車内案内表示器・非常通報装置・ドアチャイム・開扉誘導鈴・扉開閉警告ランプ・扉開閉予告放送が設置され、各車両には車椅子スペースも整備された。また化粧板が変更されるとともに、ドアエンジンを交換し戸閉減圧機構も装備された。
<s>室内についてもバリアフリーを考慮し、LED式車内案内表示器・非常通報装置・ドアチャイム・開扉誘導鈴・扉開閉警告ランプ・扉開閉予告放送が設置され、各車両には車椅子スペースも整備された。また化粧板が変更されるとともに、ドアエンジンを交換し戸閉減圧機構も装備された。</s>


本工事ではブレーキ指令は変更されていないため、未更新車や6000系、6100系(いずれも抵抗制御車)との併結が引き続き可能である。なお本工事により、他車との併結時には自動的に相手車両を識別するとともに、抵抗制御車との併結の場合は、制御方式の違いによる加減速性能の不統一を避けるため、自車の運転特性を併結相手に合わせる機能が搭載された。
<s>本工事ではブレーキ指令は変更されていないため、未更新車や6000系、6100系(いずれも抵抗制御車)との併結が引き続き可能である。なお本工事により、他車との併結時には自動的に相手車両を識別するとともに、抵抗制御車との併結の場合は、制御方式の違いによる加減速性能の不統一を避けるため、自車の運転特性を併結相手に合わせる機能が搭載された。</s>
 
'''<small>モデルの更新がめんどくさいのでいつかやります。</small>'''


== 編成表 ==
== 編成表 ==
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かつては平日朝の空港線と直通する準急行・急行の10両編成の列車に本形式も使用されていたが、2005年10月16日のダイヤ改正で10両運転が廃止されたため、本形式も8両編成以下での運転となった。他このダイヤ改正では、2000系による宮鉄中町駅以北の運用の一部を代替したため、運用数が増加した。
かつては平日朝の空港線と直通する準急行・急行の10両編成の列車に本形式も使用されていたが、2005年10月16日のダイヤ改正で10両運転が廃止されたため、本形式も8両編成以下での運転となった。他このダイヤ改正では、2000系による宮鉄中町駅以北の運用の一部を代替したため、運用数が増加した。


同ダイヤ改正では日中の乗客減を受け、昼間時の各駅停車の一部に4両編成の列車が十数年ぶりに復活したが、本形式の4両編成は故障時の冗長性を担保できないことから、当初は充当されることがなかった。しかし更新工事を受けたことにより問題を克服したため、2009年から4両編成の列車にも使用されるようになった。
<s>同ダイヤ改正では日中の乗客減を受け、昼間時の各駅停車の一部に4両編成の列車が十数年ぶりに復活したが、本形式の4両編成は故障時の冗長性を担保できないことから、当初は充当されることがなかった。しかし更新工事を受けたことにより問題を克服したため、2009年から4両編成の列車にも使用されるようになった。</s>


現在は4両、6両、8両の各列車に充当され、各駅停車から快速急行まで各種別の列車に幅広く運用されている。本形式の4両編成と6両編成には、九ノ宮方から4両目となる車両に女性専用車両ステッカーが貼られており、平日朝ラッシュ時の8両編成の上り急行・区間急行で運用される場合、この車両が女性専用車両となる。
現在は<s>4両編成、</s>6両編成、8両編成の各列車に充当され、各駅停車から快速急行まで各種別の列車に幅広く運用されている。本形式の4両編成と6両編成には、九ノ宮方から4両目となる車両に女性専用車両ステッカーが貼られており、平日朝ラッシュ時の8両編成の上り急行・区間急行で運用される場合、この車両が女性専用車両となる。


=== 2両編成(50番台) ===
=== 2両編成(50番台) ===
基本的には2編成連結の4両編成で非営業列車でしか使用されないが、客室の改造がほぼされていないため、ダイヤ乱れ時には職用車でありつつも営業列車でも使用されることがある。原則として組成は九ノ宮方から6551F、6553Fと定められているが、ごく稀に逆組成となる場合がある。
職用車ではあるものの、客室内の改造が必要最小限に留められていることから、基本的には4両編成の後部に連結され6両編成の各列車に区別無く充当されている。甲種輸送などが行われる日には2編成を連結した4両編成で運用される。組成は原則として九ノ宮方から6551F+6553Fと定められているが、組成変更前日の運用や入庫の順番によっては逆組成となる場合がある。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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