「倉急20000系電車」の版間の差分

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===内装===
===内装===
内装は、和の配色を中心に山のイメージを取り入れたものとし、海をイメージした外塗色との対比をした。また将来的な短編成化に伴う車内設備の統廃合に備え、1号車、6号車車端部や、3号車のフリースペースなどが余地として確保されている。
座席は回転式リクライニングシートを採用、シートピッチ1,000mmで配置した。各座席の肘掛には収納式テーブルを設置し、座席を回転させた場合でもテーブルが使用できる。一斉回転機構は電動式が採用された。座席表地は木をイメージした茶色と緑の配色とされている。
客室の壁面は漆喰をイメージした黄土色とし、トイレ部分は客室とは異なる白と茶色の配色とした。客室内の照明は電球色の蛍光灯を使用した間接照明とし、客室に連続的に配置した。荷物棚は快適性の面から床面高さを1,750mmとした。客室と出入台の間にある仕切り扉は、車椅子対応座席のある2号車は1000mm幅、それ以外の箇所は800mm幅とした。仕切り扉上部にはLED式の案内表示装置を設置し、停車駅の案内やニュースを提供する。
2号車は車椅子対応車両とし、車椅子対応座席のほか、車椅子対応自販機、多目的トイレを設置した。多目的トイレに関しては開閉がボタン式となっている。また二越前側車端部には男女別の洋式トイレと化粧台を合わせて設置した。
3号車は、二越前側車端部に自販機、フリースペース、多目的室、車内販売準備室を設置した。フリースペースには瀬田方面に向かって進行方向左にベンチを設けているほか、右側にはドリンクコーナーやパンフレットを設けられる台を備え付けた。なおこれは将来的な車内設備拡充余地であり、ドリンクコーナーなどは実際には設けられていない。
テレホンカード式公衆電話を4号車に設置したほか、各車両のデッキには分別回収が可能なゴミ箱を設置した。また5号車にも男女共用洋式トイレが設置されている。
1号車、6号車のデッキの扉横には広い空間があり、手すりが設けられている。これは4号車においては公衆電話、5号車においてはトイレが設置されているスペースであり、将来的に短編成化した際にはこの空間を活用して車内設備を移すことが可能になっている。


===主要機器===
===主要機器===