「雪急2000系電車」の版間の差分

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==運用==
==運用==
1500系と同様、改良型として生まれた形式の為、目立った不具合もなくとても優秀な運用成績を収め、雪急全線・全種別で広く活躍している。
1500系と同様に、既存規格をベースに改良型として生まれた形式の為、目立った不具合もなくとても優秀な運用成績を収め、雪急全線・全種別で広く活躍している。

2023年12月11日 (月) 13:30時点における版

雪急2000系電車(ゆききゅう2000けいでんしゃ)は、2015年に製造された雪々急行鉄道の通勤型電車である。

本形式は宝条工廠にて設計された水音標準19.4m規格「HT3000」形をベースに20m級へ改めた「HT1100」をベースとし、雪急車両製造にて改造された車両である。

雪々急行鉄道は三城市側先頭車の車両番号を編成記号とする。また、号車番号は原則として三城市側から1号車、2号車と表し、車両番号の末尾1桁は号車番号を表す(10号車は0番)

よって、本稿で編成を表す場合は「2011F」のように表記する。

雪急2000系
基本情報
運用者 雪々急行鉄道
製造所 宝条工廠 吾平工場・雪急車輌製造 深雪ヶ原総合車両所
製造年 2015年~2017年
製造数 そこそこ
運用開始 2015年
運用終了 現在も運用中
投入先 雪々急行鉄道全線
主要諸元
編成 8両編成・6両編成・4両編成・2両編成
軌間 1067mm
電気方式 直流1500V
最高運転速度 130km/h
設計最高速度 135km/h
起動加速度 3.0km/h/s
自重 割と軽い
編成長 両数による
全長 2000mm
高さ たかい
台車 WDT-59
主電動機 FT-MS62-AC
駆動方式 TD並行カルダン駆動
制御方式 IGBT素子VVVFインバーター制御
制動装置

電磁直通空気ブレーキ

回生ブレーキ
保安装置 R-ATS-Y(2015年以前はATS-P)
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概要

1600系は、2012年に製造された、鋼製20m4扉の直流通勤電車である。

基本車体は宝条工廠にて設計された、「HT」シリーズのHT1100という汎用車体を使用しており、宝条工廠にて製造された車体を、船とトレーラーによる輸送、および雪急本線上の甲種輸送により雪急車両製造へ搬入、雪々急行鉄道仕様に改造を施して製造した。

同じHT系列のHT1600をベースとする雪急1600系から、拡幅車体の採用、軽量化や電動機改良による走行性能の引き上げなどの大幅な設計変更が施された、実質的な発展型後継車両である。最高速度も雪急の従来車相当である最高130km/hでの営業走行が可能で、急行から慣行まで様々な種別で走っている。

外観・内装

軽量ステンレス製の車体はステンレス地を基本とし、車体窓下には雪々急行鉄道のコーポレートカラーである雪急スノーブルーと雪急アイスブルーのステッカー帯が巻かれている他、窓上にも雪急アイスブルーの帯が巻かれている。

車体は水音車両ブロック工法によって作られ、工期の短縮と経済性を両立している。裾が絞られた拡幅車体により、ラッシュ時の収容力向上に役立っている。

前面はFRP製になっており、大きめのブラックフェイスデザインである。中央部の貫通扉の両側には、HT車の特徴的な棒状前照灯がある、愛好家からは「宝条灯」と呼ばれる補助照明がスカート部に設置しされているが、1600系と異なり尾灯として機能している。

内装は近代的で、ドア上には改良型の2画面LCDディスプレイも備える。ポールや手すりはステンレスで、三角型のつり革が装備してある。座席モケットは青色で、優先席部は赤と灰色になっている。座席は1600系より見た目薄く見えるが、形状やクッション材の改良などにより座り心地は悪くない。

主要機器

運転台は1600系と同じくT型横軸ワンハンドルマスコンを採用。全情報は2画面の液晶ディスプレイに表示される。

制御機器はIGBT素子VVVFインバーター制御で、回生ブレーキと電磁直通空気ブレーキを装備する。ATS表示機は2015年のR-ATS-Y導入を見越して、2画面LCDの右側に表示できるように設計された。

運用

1500系と同様に、既存規格をベースに改良型として生まれた形式の為、目立った不具合もなくとても優秀な運用成績を収め、雪急全線・全種別で広く活躍している。