「瀬田駅」の版間の差分

293 バイト追加 、 2024年3月13日 (水)
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(他の1人の利用者による、間の2版が非表示)
1行目: 1行目:
'''瀬田駅'''(せたえき)は、[[鳥丘県]][[新瀬田市]]にある、[[瀬田電気鉄道]](瀬田電鉄)・[[SR(速度計旅客鉄道株式会社)|速度計旅客鉄道]](SR)・[[VGN|Verkehrsgesellschaft Neugbaur]](VGN)・[[新瀬田市営地下鉄]]・[[桜川鉄道]]の駅である。
'''瀬田駅'''(せたえき)は、[[鳥丘県]][[新瀬田市]]にある、[[瀬田電気鉄道]](瀬田電鉄)・[[SR(速度計旅客鉄道株式会社)|速度計旅客鉄道]](SR)・[[VGN|Verkehrsgesellschaft Neugbaur]](VGN)・[[新瀬田市営地下鉄]]・[[桜川鉄道株式会社|桜川鉄道]]の駅である。
{{駅情報
{{駅情報
|社色=
|社色=
38行目: 38行目:
ちなみに[[VGN]]線内での当駅の表記は「'''瀬田中央'''」駅であるが、乗り換え等での立地の差があるわけではない。
ちなみに[[VGN]]線内での当駅の表記は「'''瀬田中央'''」駅であるが、乗り換え等での立地の差があるわけではない。


SRの前身となる国鉄鳥丘線が建設された際に終着駅として開業したのが始まりであり、当初は国鉄側も地上駅であった。瀬田急行電鉄(現在の瀬田電鉄)が参入した際に駅構造が1から見直され、国鉄側が高架化し、瀬田急行電鉄側が地上線を敷設した。その後も度々改修工事が高頻度で行われており、未だ完成形ではないためか、いつまでも完成形が見えないことを揶揄して「関南のサクラダ・ファミリア」などと呼ばれることもある。
SRの前身となる国鉄鳥丘線が建設された際に終着駅として開業したのが始まりであり、当初は国鉄側も地上駅であった。瀬田急行電鉄(現在の瀬田電鉄)が参入した際に駅構造が1から見直されることとなり、いくつかの案が浮上した結果、国鉄側が高架化し、瀬田急行電鉄側が地上線を敷設した。その後も度々改修工事が高頻度で行われており、未だ完成形ではないためか、いつまでも完成形が見えないことを揶揄して「関南のサクラダ・ファミリア」などと呼ばれることもある。


瀬田電鉄管内では[[鳥丘駅]]に次ぐ拠点駅でもあり、特急などのすべての長距離列車が停車する。当初は瀬田駅から西に延伸する計画があったことで当駅は始発駅としての地位を譲るはずだったが、瀬田電鉄内での資金難や他路線との接続もあり廃案となり、事実上の始発駅となった。延伸案が廃案後、SRやVGNへの接続を見据えた改修工事が三度にわたって行われており、瀬田電鉄ホームは当初2面4線であったホームが4面6線まで拡大し、別途専用の留置線(瀬田留置駅)が整備されることとなった。当初はSRのみがこの駅を管理していたものの、瀬田市駅から移転した瀬田電鉄が専用駅舎を建設してからは複合施設型の駅舎へと変貌している。<br>
瀬田電鉄管内では[[鳥丘駅]]に次ぐ拠点駅でもあり、特急などのすべての長距離列車が停車する。当初は瀬田駅から西に延伸する計画があったことで当駅は始発駅としての地位を譲るはずだったが、瀬田電鉄内での資金難や他路線との接続もあり廃案となり、事実上の始発駅となった。延伸案が廃案後、SRやVGNへの接続を見据えた改修工事が三度にわたって行われており、瀬田電鉄ホームは当初2面4線であったホームが4面6線まで拡大し、別途専用の留置線(瀬田留置駅)が整備されることとなった。
[[瀬田電気鉄道]]が倉急烏倉線との直通を開始し、増えた需要に対応しきれなくなったため、外側停止線にホームを新設する工事が行われ、瀬田電管内の面積が拡大している。伴って駅南側は大改修を受けている。
 
SRは当初瀬田電鉄と同様終着駅としてこの駅を運営していたものの、空港線の計画立案に伴い地下ホームを新たに建設している。
 
当初はSRが駅全体の建造物管理を行っていたが、瀬田市駅から移転した瀬田電鉄が専用駅舎を建設してからは乗り入れている会社が合同で管理する形式へと変更され、現在のような複合施設型の駅舎へと変貌している。<br>
[[瀬田電気鉄道]]が倉急烏倉線との直通を開始し、需要増加に対応しきれなくなったため、外側停止線にホームを新設する工事が行われ、瀬田電管内の面積が拡大している。伴って駅南側はロータリーの新設、駅舎全体の新築など大改修を受けた。
===乗り入れ・接続路線===
===乗り入れ・接続路線===
[[瀬田電気鉄道]]では、[[瀬田電気鉄道瀬田本線|瀬田本線]]と直通する[[倉急烏倉線]]、[[瀬田電気鉄道湾岸線|湾岸線]]の合計三系統が乗り入れている。烏倉線の接続関係で[[西京メトロ]]車も乗り入れるダイヤが存在する。そのため瀬田電鉄ホームだけでも合計4社の車両が乗り入れていることになる。
[[瀬田電気鉄道]]では、[[瀬田電気鉄道瀬田本線|瀬田本線]]と直通する[[倉急烏倉線]]、[[瀬田電気鉄道湾岸線|湾岸線]]の合計三系統が乗り入れている。烏倉線の接続関係で[[西京メトロ]]車も乗り入れるダイヤが存在する。そのため瀬田電鉄ホームだけでも合計4社の車両が乗り入れていることになる。


[[SR(速度計旅客鉄道株式会社)|SR]]からは中央線、空港線が乗り入れている。ただし、中央線と空港線のSR瀬田駅は'''全く別の立地'''であり、同じホームに乗り入れているわけではない。地上2階に中央線ホーム、地下に空港線ホームが存在する。そのためSR線同士での乗り換えに不満を持つ客も一定数存在する<ref>少なくとも[[利用者:Triple-Zeta|私]]は不便だと思う</ref>。
[[SR(速度計旅客鉄道株式会社)|SR]]からは中央線、空港線が乗り入れている。ただし、中央線と空港線のSR瀬田駅は駅の乗り入れ構造上少々立地が離れていり、同じホームに乗り入れているわけではない。地上2階に中央線ホーム、地下に空港線ホームが存在する。


[[VGN]]からは合計3路線が乗り入れていたが、VGN側のターミナル駅である谷海口駅への移行に伴って、瀬田駅への乗り入れ路線は一本に減少している。
[[VGN]]からは合計3路線が乗り入れていたが、VGN側のターミナル駅である谷海口駅への移行に伴って、瀬田駅への乗り入れ路線は一本に減少している。
92行目: 96行目:
|備考 = 瀬田市内駅
|備考 = 瀬田市内駅
}}
}}
瀬田本線のホームはすべて地上一階部分に存在し、地上2階でSRの乗り場と連絡しており、地下でVGN、新瀬田市営地下鉄などその他の鉄道と連絡している。駅番号のA(瀬田本線を意味する)はほとんどの場合省略されていることが多い。
瀬田本線のホームはすべて地上一階部分に存在し、地上2階でSRの乗り場と連絡しており、地下でVGN、新瀬田市営地下鉄などその他の鉄道と連絡している。駅番号のSTは他社線との識別のためつけられているため、ほとんどの場合省略されていることが多い。
===歴史===
===歴史===
* 1987年11月20日 - 瀬田電鉄の瀬田市駅~若部駅の路線変更に伴い、瀬田線の暫定終着駅として開業。
* 1987年11月20日 - 瀬田電鉄の瀬田市駅~若部駅の路線変更に伴い、瀬田線の暫定終着駅として開業。
8

回編集