「瀬田電気鉄道瀬田本線」の版間の差分

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'''瀬田電気鉄道瀬田本線'''(せたほんせん)は、[[鳥丘県]][[新瀬田市]]の[[瀬田駅]]から[[鳥丘市]]の[[鳥丘駅]]を結ぶ[[瀬田電気鉄道]]の鉄道路線である。
'''瀬田電気鉄道瀬田本線'''(せたほんせん)は、[[鳥丘県]][[新瀬田市]]の[[瀬田駅]]から[[鳥丘市]]の[[鳥丘駅]]を結ぶ[[瀬田電気鉄道]]の鉄道路線である。路線ナンバリングは'''ST-A'''だが、STは省略されることが多い。
{| class="wikitable"
{{Infobox 鉄道路線
|-
|路線名  = [[瀬田電気鉄道]] 瀬田本線
! せたほんせん <br>瀬田本線!!|
|路線色  = #ff1919
|-
|画像    = 2023-11-29 23.06.38.png
| '''国''' || [https://ja.wikipedia.org/wiki/日本 日本]
|画像サイズ =
|-
|画像説明 =[[新鳥丘駅]]付近を走行中の[[瀬田2200系電車|2200系電車]]による急行列車(2018年)
| '''所在地''' || [[鳥丘県]]
|国      = {{JPN}}
|-
|所在地   = [[鳥丘県]]
| '''起点''' || [[瀬田駅]]
|起点     = [[瀬田駅]]
|-
|終点     = [[鳥丘駅]]
| '''終点''' || [[鳥丘駅]]
|駅数    = 15駅
|-
|路線記号 = {{駅番号s|#ff1919|white|ST-A}}
| '''駅数''' || 15駅
|開業     = 1987年11月20日
|-
|全通    = 1991年3月7日
| '''開業''' || 1968年
|廃止    =
|-
|所有者  = [[瀬田電気鉄道]]
| '''所有社''' || [[瀬田電気鉄道]]
|運営者  = 瀬田電気鉄道
|-
|使用車両 = [[瀬田電鉄の車両形式]]を参照
| '''運営社''' || [[瀬田電気鉄道]]
|路線距離 = 21.4 km
|-
|軌間    = 1,067 mm(狭軌)
| '''使用車両''' || 多数
|線路数  = 複々線(瀬田 - 若部、鳥丘 - 新鳥丘間)<br />複線(若部 - 新鳥丘間)
|-
|電化方式 = 直流1,500 V 架空電車線方式
| '''路線距離''' ||33.4km
|閉塞方式 = 自動閉塞式
|-
|保安装置 = 関南ATS-P
| '''[https://ja.wikipedia.org/wiki/軌間 軌間]''' || 1067mm
|車両基地 = 長屋華総合検車区<br />瀬田第一検車区、新鳥丘派出所
|-
|最大勾配 = 31 ‰
| '''線路数''' || 複線
|最小曲線半径 = 200 m
|-
|最高速度 = 110 km/h
| '''[https://ja.wikipedia.org/wiki/電化方式 電化方式]''' || 直流1500V<br>[https://ja.wikipedia.org/wiki/架空電車線方式 架空電車線方式]
|路線図  =
|-
}}
| '''[https://ja.wikipedia.org/wiki/保安装置 保安装置]''' || 関南ATS
|-
| '''[https://ja.wikipedia.org/wiki/最高速度 最高速度]''' || 130km/h
|}


==概要==
==概要==
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==運行形態==
==運行形態==
各駅に停車する普通、準急、急行、臨時で運行される特急の全4種別で運行されている。<br>
各駅に停車する普通、準急、急行、臨時で運行される特急の全4種別で運行されている。<br>
後述の通り烏倉線との合同ダイヤが組まれている関係で、臨時で運行されている種別も存在するが、ここでは一部を除いて省略する。
後述の通り烏倉線および七島線、その先の各路線との合同ダイヤが組まれている関係で、臨時で運行されている種別も存在するが、ここでは一部を除いて省略する。特記なければ通常期の運行形態について記す(ダイヤ乱れによる運用変更については、この限りではない)。年末年始に実施される正月ダイヤについては「年末年始」の節を、そのほかの臨時ダイヤについては「臨時列車」「臨時ダイヤ」の節も参照できない。
===普通===
===普通===
各駅に停車する種別である。種別色は黒([[瀬田2200系電車|2200系]]側面表示のみ'''灰色''')。瀬田本線、直通線含めすべての路線で運行されている。おおよそ15分に一分の割合で運行されている。本線から直通線まで向かうものも存在するが、終着まで運行する運用は稀である。使用車両は4ドア車が一般的であるが、3ドア車も通常運用によく用いられる。4両編成を基本として運行されているが、2600系等貫通扉を装備する車両で運行される場合は併結して6両編成で運行される場合もある。
各駅に停車する種別である。種別色は黒([[瀬田2200系電車|2200系]]側面表示のみ'''灰色''')。瀬田本線、直通線含めすべての路線で運行されている。関南地区他路線では「各駅停車」「普通列車」と表記が混在しているが、案内放送等では「普通列車」で統一されている。基本的な運転系統は、2016年3月25日改定のダイヤでは瀬田駅 - 新鳥丘駅・鳥丘駅間の運転。使用車両は4ドア車が一般的であるが、3ドア車も通常運用によく用いられる。4両編成を基本として運行されているが、2600系等貫通扉を装備する車両で運行される場合は併結して6両編成で運行される場合もある。尚ホーム長の関係上砥田開発鉄道線内では6両編成で運行できないため、急行運用に変更されるか、4両編成で運行される。
2020年の新鳥丘駅開業に伴うダイヤ改正により、6両編成が基本運用となったが、車両の不足により4両で運行される場合もある。
 
===準急===
===準急===
概ね区間快速に値する種別である。種別色は緑。おおよそ1時間に1本のペースで運行されているが、ダイヤ乱れの際は最も増発する種別である。使用車両はこちらも4ドア車が一般的である。こちらも普通列車と同様、4両編成を基本として運行されているが、貫通扉を装備する車両で運行される場合は併結して6両編成で運行される。
概ね区間快速に値する種別である。種別色は緑。おおよそ1時間に1本のペースで運行されているが、ダイヤ乱れの際は最も増発する種別である。使用車両はこちらも4ドア車が一般的である。こちらも普通列車と同様、4両編成を基本として運行されているが、貫通扉を装備する車両で運行される場合は併結して6両編成で運行される。直通方面へは運転されない。
===区間急行===
===区間急行===
[[倉急烏倉線]]との直通の際、烏倉線管内のみ各駅停車する種別である。種別色は水色。昔は'''急行'''と表記されていたが、利用客からの急行との区別が非常にわかりにくいとの声を受け改名されている。烏倉線との直通を停止している場合は運行されない。後述の急行と同様、基本は固定6両編成で運用されるが、昼間の運用等乗車人数が少ない運用は4両編成で運用される。
[[倉急烏倉線]]との直通の際、烏倉線・七島線管内のみ各駅停車する種別である。種別色は水色。昔は'''急行'''と表記されていたが、利用客からの急行との区別が非常にわかりにくいとの声を受け改名されている。烏倉線との直通を停止している場合は運行されない。後述の急行と同様、基本は固定6両編成で運用されるが、昼間の運用等乗車人数が少ない運用は4両編成で運用される。砥田開発鉄道線方面へは運行されない。
===急行===
===急行===
全線を急行運転する種別である。種別色は橙。昔は'''●急行'''(赤丸)と表記されていたが前述の問題からこちらも改名され通常の表記に戻っている。基本は6両編成で運行される場合が多いが、併結対応車では6両編成で途中駅まで運行し、後ろの2両を切り離して4両編成に変更する運用がとられる場合もある。
全線を急行運転する種別である。座席指定がない種別では最速達の種別である。種別色は橙。昔は'''●急行'''(赤丸)と表記されていたが前述の問題からこちらも改名され通常の表記に戻っている。基本は6両編成で運行される場合が多いが、併結対応車では6両編成で途中駅まで運行し、後ろの2両を切り離して4両編成に変更する運用がとられる。七島線への運用(本浦本方面)を行う場合、智美丸子駅でスイッチバックを行う事例がある。


==運賃==
2020年の新鳥丘駅開業に伴うダイヤ改正により、2200系及び2600系、3100系で運行される急行は8両編成が基本運用となった。その他の種別も増備が完了次第、8両で運行される予定である。
初乗り6800ジンバブエドルで、2区間ごとに1万ペソ加算される。
 
レース開催時等、新華山サーキットで催事が行われる場合、新華山サーキット前駅に臨時停車する場合がある。


==沿革==
==沿革==
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しかし国鉄分割民営化に乗じてSRに従来の瀬田本線を売却し、同時に旧国鉄の終着駅であった[[瀬田駅]]からの新線を着工、[[瀬田電気鉄道]]と名称を変更して新瀬田本線が建設されることとなった。この時の資金は旧線の売却費用から大方が充てられたものの、SR側の売却金額が予想よりも高額であったため、専用車両の導入が可能になったといわれている。1990年、[[瀬田1500系電車|1500系]]の導入後103系の全編成は売り払われ、すべて専用の自社車両での運用に切り替わった。
しかし国鉄分割民営化に乗じてSRに従来の瀬田本線を売却し、同時に旧国鉄の終着駅であった[[瀬田駅]]からの新線を着工、[[瀬田電気鉄道]]と名称を変更して新瀬田本線が建設されることとなった。この時の資金は旧線の売却費用から大方が充てられたものの、SR側の売却金額が予想よりも高額であったため、専用車両の導入が可能になったといわれている。1990年、[[瀬田1500系電車|1500系]]の導入後103系の全編成は売り払われ、すべて専用の自社車両での運用に切り替わった。


1989年に第1期工事が終了し、新線は鳥丘駅〜瀬田駅間を結ぶ路線となった。ただしすべての路線が地上を走行していたため一部の駅間では踏切事故や列車増発に伴う踏切待ち時間の問題が深刻化したため、1998年に鳥丘〜若部間の高架化計画が立案され、伴って鳥丘市北部の鉄道需要が増したことから市役所前駅〜長屋華駅間に新鳥丘駅を新設し、当該区間が一部高架化され、また2000年に栄京〜長屋華間も高架化された。
1989年に第1期工事が終了し、当路線は鳥丘駅〜瀬田駅間を複線で結ぶ路線となった。ただしすべて地上走行であり、一部の駅間では踏切事故や列車増発に伴う踏切待ち時間の問題が深刻化したため、1998年に鳥丘〜若部間の一部高架化計画が立案された。資金調達の面から第一期工事と第二期工事に工事区間が分割され、第一期工事において若部〜背岡駅が、続いて第二期工事では長屋華〜栄京間がそれぞれ高架化された。伴って鳥丘市北部の鉄道需要が増し、新幹線誘致の計画も浮上したことから市役所前駅〜長屋華駅間に新たなハブ駅となる新鳥丘駅を新設することとなった。
 
また路線開通後、周辺の開発が促進されたことにより、乗降客数の急増による既存車両での運送力の限界に直面することとなった。これに対し、当初はラッシュ時間帯の増発で対応できる試算であったが、臨時増発を盛り込んだ2006年のダイヤ改正後も混雑は一向に解消しない状態が続いたため、やむなく一部区間の複々線化及び優等種別における車両増結に踏み切ることとなる。
 
さらに、前述の問題に加えて沿線自治体からの新駅建設要望にも直面した。特に人口流入が激しかった月影台地区(長屋華駅から約3kmほど南方)には、2014年に月影台駅が新設されることとなった。


==駅一覧==
==駅一覧==
わすれた
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==車両==
==車両==
たくさん
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