「咲島祭」の版間の差分

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2023年開催分の情報追記
(2023年開催分の情報追記)
 
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2020年8月からは「'''咲島祭'''」の呼称を使い始め、スタンプラリーは一企画として、より幅広く観光をテーマとしたイベントとなっている。一方でラグの問題にも悩まされ続けており、2021年9月からは「'''咲島しまさんぽ'''」の名で、列車本数や参加人数を大幅に減らしてラグの軽減を図る形態にシフトしつつある。ただラグの問題が解決できれば、増発や参加者数の増加を行いたい構えも見せている。
2020年8月からは「'''咲島祭'''」の呼称を使い始め、スタンプラリーは一企画として、より幅広く観光をテーマとしたイベントとなっている。一方でラグの問題にも悩まされ続けており、2021年9月からは「'''咲島しまさんぽ'''」の名で、列車本数や参加人数を大幅に減らしてラグの軽減を図る形態にシフトしつつある。ただラグの問題が解決できれば、増発や参加者数の増加を行いたい構えも見せている。


また派生して、島内のバス用道路網を活用した「'''咲島ドライブデー'''」も開催されており、企画を行う「場」としての性格も強まっている。
2023年8月開催の「夏の咲島祭2023」より、安定的なイベント運営の目途が立った、2年ぶりに「咲島祭」の呼称が復活した。
 
また派生して、島内のバス用道路網を活用した「'''咲島ドライブデー'''」や「'''咲島フォトラン'''」も開催されており、企画を行う「場」としての性格も強まっている。


==歴史==
==歴史==
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**12月21日:'''冬の咲島スタンプラリー'''開催。一般参加者37名。招待参加者9名の計46名参加。
**12月21日:'''冬の咲島スタンプラリー'''開催。一般参加者37名。招待参加者9名の計46名参加。
*2020年
*2020年
**3月3日:コロナ禍のレジャー自粛ムードを受けて、第2回咲島スタンプラリー開催決定。
**3月
**3月6日:'''春の咲島スタンプラリー'''開催。
***3日:コロナ禍のレジャー自粛ムードを受けて、第2回咲島スタンプラリー開催決定。
**3月7日:過去2回の開催を踏まえ、総統に対しRTMの機能追加を要請。
***6日:'''春の咲島スタンプラリー'''開催。
***7日:過去2回の開催を踏まえ、総統に対しRTMの機能追加を要請。
**8月29日:'''夏の咲島祭'''開催。
**8月29日:'''夏の咲島祭'''開催。
**11月29日:'''咲島ドライブデー'''(1回目)開催。
**11月29日:'''咲島ドライブデー'''(1回目)開催。
**12月19日:'''冬の咲島祭'''開催。
**12月19日:'''冬の咲島祭'''開催。
*2021年
**3月13日:'''咲島ドライブデー'''(2回目)開催。
**8月
***21日:'''夏の咲島祭'''開催。
***27日:咲島しまさんぽ開催発表
**9月
***3日:'''咲島しまさんぽ'''開催初日。
***12日:咲島しまさんぽ会期終了。
*2022年
**8月
***27日 - 28日:'''咲島しまさんぽ'''開催。
***30日:'''咲島フォトラン'''開催。
**11月9日:咲島しまさんぽ試験運転会を実施。通常車両でのラグ軽減を確認。
*2023年
**1月7日:咲島しまさんぽ試験運転会(2回目)を実施。
**8月4日:咲島祭前の公開デバッグ試験運転会(デバ島'23)を実施
**8月26 - 27:'''夏の咲島祭'''開催。
**9月2日:夏の咲島祭の特別枠として、招待参加者向けの観光案内イベントを実施。


==各回概要==
==各回概要==
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実際には、港線の富田 - 中原台駅間において正面衝突事故が起きたため、1の達成はならなかった。一方で2の遅延時間に関してはおおむね5分以下とすることができ、目標は達成したものとされた。
実際には、港線の富田 - 中原台駅間において正面衝突事故が起きたため、1の達成はならなかった。一方で2の遅延時間に関してはおおむね5分以下とすることができ、目標は達成したものとされた。


 
ラグ問題はこの頃から予兆があり、従来のサーバーでは快適なイベント遂行はできないと[https://uclabo.net/?p=333 判断]された。春開催以降は違うサーバーへ移行している。
====スタンプラリー====
====スタンプラリー====
スタート地点は倉急メイランド駐車場に置かれ、そこから島内のスタンプを集めて再び戻るというルールであった。制限時間は3時間で、順位も発表することとなっていた。
スタート地点は倉急メイランド駐車場に置かれ、そこから島内のスタンプを集めて再び戻るというルールであった。制限時間は3時間で、順位も発表することとなっていた。
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====電車運行====
====電車運行====
この回に[[島北線]]の[[天玉寺駅]] - [[上砥駅]]間が開業し、循環運転が開始された。また咲島線では、砥島が開催範囲に含まれたことから海央皇駅まで乗車可能区間となったほか、中原台駅3階が供用開始したことで、当線においては範囲内全線が複線化された。
この回に[[島北線]]の[[天玉寺駅]] - [[上砥駅]]間が開業し、循環運転が開始された。これに伴い、労組からの要望を踏まえて[[咲東崎駅]]に交換設備が新設された。
 
また咲島線では、砥島が開催範囲に含まれたことから海央皇駅まで乗車可能区間となったほか、中原台駅3階が供用開始したことで、同線においては範囲内全線が複線化された。
 


ダイヤは2時間1サイクルのパターンダイヤとされた。また水音車両所有のK-Tourismの島内運行も初めて行われ、特快運用を中心に運転された。
ダイヤは2時間1サイクルのパターンダイヤとされた。また水音車両所有のK-Tourismの島内運行も初めて行われ、特快運用を中心に運転された。
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* 開催時間:21:00~0:00
* 開催時間:21:00~0:00
* 参加者数:34名
* 参加者数:34名
====概要====
本イベントは、前年開催の咲島祭をやや拡大する形で行われたため、施設や企画の面では大きな動きはなかったが、運行本数増加に対応するための信号システムの工事が行われた。
ラグ問題に対しては、全体参加者数を絞りつつ、運行本数を増やす方策が採られた。このため歴代最多の電車12運用、バス2運用が設定されたが、ラグ問題の前にダイヤは崩壊してしまった。
====電車運行====
桐立方面5運用、循環6運用、試運転1運用が設定された。
列車本数の増大に対応するため、単線区間を中心に信号整備が進み、島北線では全線で信号制御が稼働した。また運輸指令は単線部指令(島北線・木古川線)と複線指令(港線・咲島線)の2部に分けて運行管理がなされることとなった。
====バス運行====
車両運用は、咲13系統に1台、咲71系統に1台となり、春の咲島スタンプラリー以来の運行体制となった。なおそれぞれの入出庫のため、咲76系統2本と、出入08系統1本が設定されていた。


===咲島しまさんぽ(2021年)===
===咲島しまさんぽ(2021年)===
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一方でその後開催した咲島しまさんぽ2021では、列車本数や受け入れ人数は激減したものの、ほとんどラグの問題を考慮せず観光が可能であった。そこで咲島しまさんぽを軸に、運転本数を増やす方策を採ることとなり開催されたのが、本イベントである。
一方でその後開催した咲島しまさんぽ2021では、列車本数や受け入れ人数は激減したものの、ほとんどラグの問題を考慮せず観光が可能であった。そこで咲島しまさんぽを軸に、運転本数を増やす方策を採ることとなり開催されたのが、本イベントである。
本イベントからRTMに買取NPCが追加されたことで、釣り場の営業が開始されたが、参加者への周知は間に合わなかった。


====電車運行====
====電車運行====
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これら系統も含め、設定されている全てのバス路線で運行がなされたのは、夏の咲島祭2020以来のことである。
これら系統も含め、設定されている全てのバス路線で運行がなされたのは、夏の咲島祭2020以来のことである。
=== 夏の咲島祭(2023年) ===
*開催日:2023年8月26日 - 27日・9月5日 (招待参加者のみ)
* 開催時間:8:00~24:00
* 参加者数:初日39名 2日目31名 計70名 (招待参加者は除く)70
==== 概要 ====
前年までに構築したしまさんぽベースの効率化・省力運営を基礎に、Halogen氏によって新たに開発された咲島イベント専用MODによって、リソースパックへの依存低減や、潮干狩りや果物狩りなどの新たなアクティビティが追加されたほか、実用的な可聴範囲のアイテム式警笛やバス降車ボタンなど、技術的な革新も進んだ。咲島祭スタッフで重要な役割を果たす複数の主要メンバーが来年度以降はそれぞれ新生活等により多忙となる事が予想されたため、大規模な技術革新や追加要素を今のうちに実装しておく意味もあり、多くの変更点が盛り込まれた。
ワールド面においては、昨年まで咲島ピッグサイト内に仮設ステージを構築して展示されていた有志作成のウマ娘スキンによるウィニングライブ展示を、咲島港駅近くの湊大橋西側に新たに建設された「なみなかアリーナ」と隣接駐車場エリアへ移転されたほか、木古川駅北東部にEast of End氏監修の果樹園・農園エリアが誕生し、咲島港フェリーターミナルの改修や中原台駅前バスロータリーの改修等が行われた。
==== 電車運行 ====
基本的な運用は昨年のしまさんぽの際の運用をなぞる形であったが、新たな改良策として各運用に予め優先順位を定めて、その通りに乗務員の人員配置を行うことでスタッフ人数の増減や運用割り振りの効率化を図り、旅客案内の面でも時刻表へ優先運行順位を記載することで「○○運用までは走っています」と円滑に案内することが可能になった。
昨年問題となった2両以上連結した列車が重い問題について、スクリプトやパックのブラッシュアップにより改善を図り、去年の<s>いにしえ単行気動車祭り</s>ラグ状況より改善は見られたが、雪々式自動放送搭載車を中心に依然として長編成読み込み時の負荷が見られ、状況に応じ編成の短縮や使用車両変更、自動放送非搭載バージョンでの運行も行われた。
==== バス運用 ====
電車同様、運行の優先順位を定め、運用に入れるスタッフ数に応じて毎時1~3本程度が運行された。
バスレーンや乗り場の大規模な改良が行われた中原台駅前バスロータリーや天玉寺駅前バスロータリーでは、新たに放送番号によって進路や留置位置を自動構成するシステムが施工された。
==== その他交通機関 ====
昨年のしまさんぽから導入されたタクシーは、他の交通機関への誘導を兼ねてエリア制の運賃システムが導入され、1枚400円のタクシーチケットを初乗りで2枚、エリアを跨ぐごとに追加で1枚を徴収した。また、スタッフ有志により夏の咲島祭2020以降長らく休止されていた島北出坂港~咲島港間の渡船航路(バスレーン)の線形改良や、中間地点での交換設備設置がなされ、手の空いたスタッフや参加者からの要望で随時運航された。


==開催一覧==
==開催一覧==
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* 特急関山の会期中運行開始。
* 特急関山の会期中運行開始。
* 雪々式車内放送実装。
* 雪々式車内放送実装。
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|2023
|夏の咲島祭
|2023 08/26-27
09/02
|70名
|
* 咲島イベント専用MODの新開発・導入
* なみなかアリーナ、農園エリア等の開発
* ウマ娘スキン有志企画展示会場の移転
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==注釈==
==注釈==
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