「倉急烏倉線」の版間の差分

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 この暫定ATS設置については、企画決定後一週間での開催に間に合わせるため、夜を徹しての突貫工事となり、作業者の後期成績が崩壊したという逸話が残されている。<ref>作業者手記より</ref><br>
 この暫定ATS設置については、企画決定後一週間での開催に間に合わせるため、夜を徹しての突貫工事となり、作業者の後期成績が崩壊したという逸話が残されている。<ref>作業者手記より</ref><br>
 この工事により'''倉急線若部指令室'''が設置され、倉急線各場内および出発信号は指令室からの一括制御となった。なおこの時点では閉塞信号は機能せず、Dynmapを用いての間隔調整となった。<br>
 この工事により'''倉急線若部指令室'''が設置され、倉急線各場内および出発信号は指令室からの一括制御となった。なおこの時点では閉塞信号は機能せず、Dynmapを用いての間隔調整となった。<br>
 この運転会に向けてダイヤ設定も行われ[[瀬田電気鉄道瀬田本線|瀬田本線]]と合わせて10運用、●急行7本、急行13本、各停51本が設定された。これは日中15分ヘッドに[[烏倉駅]]~[[瀬田駅]]間:急行1往復・各停1往復、[[南若部駅]]~[[瀬田駅]]間:各停1往復の計3往復が運転されるダイヤとなっていた。なお当日は信号機故障等が多発し、運用変更・種別変更が多数行われた。
 この運転会に向けてダイヤ設定も行われ[[瀬田電気鉄道瀬田本線|瀬田本線]]と合わせて10運用、●急行7本、急行13本、各停51本が設定された。これは日中15分ヘッドに[[烏倉駅]]~[[瀬田駅]]間:急行1往復・各停1往復、[[南若部駅]]~[[瀬田駅]]間:各停1往復の計3往復が運転されるダイヤとなっていた。なお当日は信号機故障等が多発し、運用変更・種別変更が多数行われた。<br>
 [[第1回瀬田鯖運転会]]以後、[[瀬田電気鉄道瀬田本線|瀬田本線]]とともに信号システムの見直しが行われ、倉急線内においては信号間通信方式がprojectredからRealTrainModを用いたものに変更された。これにより[[烏倉駅]]~[[南若部駅]]間の閉塞信号も整備され、安全性が向上した。


==脚注==
==脚注==