九慈山(くじさん)は、弦河県にあるとされる空想上の山である。地理設定だけでなく地球も崩壊させてしまうため、その存在を架空設定として盛り込むことはできないとされている。実在すれば、太陽系最大の山となる。

概要

富士山をモデルとした空想上の山であり、架空設定上にも存在しない。
標高は37,760mあり、火星のオリンポス火山の標高21,230mをはるかに超える。裾野は半径約500kmに広がるとされ、関南地方はおろか、東山地方の一部までをも巻き込むこととなり、カルデラはエベレストがすっぽり収まるサイズになるとされている。
その大きな山体から、周辺の日照時間にも影響を及ぼすとされる。実在した場合、西隣の藤戸県における日の出時刻は1月中旬の場合で8時になるとされ、1 - 2時間ほど日照時間が減る。真北に位置する七島県も正午ごろは山体の影に覆われ、暗闇になると予想されている。[1]
箱日本全域からその姿は確認でき、「九慈山を見れば方角が分かる。」と言われるほどになる。

気象

山の中腹から山頂にかけては成層圏となっている。研究によれば、山頂の気温は-48℃とされ、気圧は0.05気圧、水の沸点は0.1℃となる。人体に影響をきたすオゾン濃度と強い紫外線という環境下にあり、皮膚がんのほか眼への悪影響が心配される。このことから生身の人間が登頂できる環境ではないとされている。[2]

噴火

この山が活火山なのかについての明確な文献は見当たらない。しかし富士山をモデルとしているため、噴火した場合への想定は行われている。
想定によれば噴火した場合、直径1,000kmの範囲で大地震が発生、莫大な量の噴煙によって地球全体が覆われ太陽光が遮断される。熱圏を超えるほどに登った火山灰は、電離層の性質を変化させて電波通信は崩壊、磁気圏が不均質になり薄くなったところでは猛烈な電磁波や粒子線が太陽から降り注ぐこととなる。結果的に文明が崩壊し、全球凍結した地球は死の雪玉と化す。[3]

交通の構想

九慈山空港構想

山頂に空港を建設する構想である。山体が大きく旅客機が迂回を強いられるため、最短ルートでの飛行の実現および中継地点としての機能を期待されていた。構想段階で山頂の厳しい気象条件が発覚し、開港しても利用者が生存できないため、廃案となっている。

宇宙エレベーター構想

大気を突き抜ける大きな山体を活かして、宇宙エレベーターを建設する構想である。地理的にも赤道に近く、建設に最適とされる。秋豆らにより提唱された。
宇宙エレベーター直下には鉄道駅を設け、成都国際空港からスペースエアポート快特を運行することで、乗り継ぎ利便性を確保することも考慮に入れられた。しかしあまりに荒唐無稽である。

脚注

  1. 秋豆ら(2020)
  2. 秋豆・ふらんどおるら(2020)九慈山に関する研究
  3. とえいもん(2020) 久慈山が噴火した場合の想定