櫻鉄本線
櫻鉄本線(おうてつほんせん)は、篠藤県篠藤市横宿区の横宿駅から同県桜戸市の櫻鉄桜戸駅を結ぶ櫻戸鉄道(櫻鉄)の鉄道路線である路線名に社名を含む。
概要
篠藤市中心部にある横宿から同県内陸部にある一宮市を経由し沿岸部の桜戸市へ至る路線である。篠藤都市圏への通勤・通学路線であるほか、飛柁鉄道・東賀鉄道との相互直通運転により柁岐・瀬伏など伏戸地方各都市への連絡も担っている。篠藤都市圏の人口の約7割が櫻戸鉄道沿線に居住しており、それに伴い当路線では8両・10両編成などの長編成での運行が行われている。平取駅において丘陵線が分岐し、篠藤丘ニュータウンへの通勤輸送のほか奥和町など県内東部の都市への輸送も並行して行われる。茂守駅から成部駅までは複々線化されており本線系統が急行線、丘陵線系統が緩行線を走行している。
歴史
横宿駅 - 櫻鉄一宮駅(XX.X km) 開業
桧塚駅 - 櫻鉄桜戸駅(XX.X km) 開業
櫻鉄一宮駅 - 桧塚駅(XX.X km) 開業
沿線概況
横宿 - 茂守
茂守 - 平取
平取 - 成部
成部 - 櫻鉄一宮
櫻鉄一宮 - 桧塚
桧塚 - 櫻鉄桜戸
運転
櫻戸鉄道の運行の基幹となる路線であり、本線と並ぶ幹線である丘陵線や支線である奥篠線、飛柁鉄道への連絡線である飛那線、相互乗り入れを行う飛柁鉄道・東賀鉄道への直通列車も多数運転される。
多様な列車種別と緩急結合に配慮したダイヤ、かつ最高速度130 km/hの高速運転の実施によって、伏戸地方内における都市間輸送にも対応している。
2000年の東賀鉄道との直通運転開始に伴うダイヤ改正までは、急行・区間急行に代わり準急行が運行されており、多種多様な停車パターンによって櫻鉄沿線の利用客を教育していた。
列車種別
特急
有料種別の最上位、2000年までは本線系統の温泉特急と本線の最速達列車にのみつけられた。
横宿・櫻鉄篠藤発着で伏戸湾沿岸地域や篠藤県内中規模都市とを結ぶ下記の特急列車が運行されている。詳細は各記事を参照。
準特急
無料種別の最速、全線で通過運転を行い混雑区間の停車駅がかなり限られるため、遠近分離として飛鉄のクロスシート車が通勤時間帯に横宿口の運用に入る時は例外なく充当される。
幕の色はオレンジ、3色LEDの場合は赤。
急行
2000年ダイヤ改正までは有料種別として主に特急格のつかない有料種別として設定されていた。
2000年の東賀鉄道との直通運転開始に伴うダイヤ改正においてそれらの種別を特急へと格上げし急行は無料種別となる。
幕の色は緑。
区間急行
東賀鉄道との直通運転開始に伴うダイヤ改正において誕生した種別。平取駅もしくは櫻鉄一宮駅から櫻鉄桜戸駅のすべての駅に停車する。
幕の色は黄緑、3色LEDの場合は区間がオレンジで急行が緑。
快速
平取駅以南で小規模駅のみ通過する種別。主に丘陵線系統の列車が充当される。
幕の色は青、3色LEDの場合は文字が緑で枠がオレンジ。
各駅停車
その名の通りすべての駅に止まる種別。
幕の色は黄、3色LEDの場合はオレンジ。
かつて運行されていた列車種別
準急行
2000年まで存在した無料優等種別。現在の急行と区間急行の役割を果たしていた。全区間急行運転する列車から平取駅から各駅に止まる列車まですべて同じ種別で運行されていた。
幕の色は緑。
他社線との相互直通運転
以下の路線との相互直通運転が実施されている。
飛柁鉄道・東賀鉄道線
篠藤市地下鉄1号線
使用車両
自社車両
- 優等車
- 100系
- 150系
乗り入れ車両
- 飛柁鉄道
- 優等車
- ???系
- 一般車
- ???系
- 優等車
- 東賀鉄道
- 一般車
- ???系
- 一般車