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飛鉄4000系電車(ひてつ4000けいでんしゃ)とは、1987年に登場した[[飛柁鉄道]](飛鉄)の通勤型電車である。 | 飛鉄4000系電車(ひてつ4000けいでんしゃ)とは、1987年に登場した[[飛柁鉄道]](飛鉄)の通勤型電車である。 | ||
なお本項では、4200系と4200系の車体に[[ | なお本項では、4200系と4200系の車体に[[飛鉄2730系電車|2730系]]の走行機器を流用して落成した機器流用車4230系電車についても記述する。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
従来投入されてきた[[ | 従来投入されてきた[[飛鉄3400系電車|3400系列]]の発展車種として登場した通勤型電車である。4000系・4200系・4230系ともに車体は普通鋼製で、座席はクロスシート主体のセミクロスシートとなっている。 | ||
== 系列別概要 == | == 系列別概要 == | ||
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車体は'''[https://minatocc.com/archives/1246 MinatoCommuterTrain_D]'''をベースとしているが、普通鋼製車体を採用するにあたって屋根を張り上げ屋根とし、雨どいの位置の変更がなされている。 | 車体は'''[https://minatocc.com/archives/1246 MinatoCommuterTrain_D]'''をベースとしているが、普通鋼製車体を採用するにあたって屋根を張り上げ屋根とし、雨どいの位置の変更がなされている。 | ||
飛鉄の車両としては1952年登場の[[ | 飛鉄の車両としては1952年登場の[[飛鉄2830系電車|2830系]]以来の裾絞りのない車体となっている。 | ||
==== 車内 ==== | ==== 車内 ==== | ||
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1989年に製造された片側3扉で全車両の座席がロングシートの4両固定編成で、那富方からクモ4230形(Mc) - サ4280形(T) - モ4380形(M) - ク43300形(Tc) の順に組成される。 | 1989年に製造された片側3扉で全車両の座席がロングシートの4両固定編成で、那富方からクモ4230形(Mc) - サ4280形(T) - モ4380形(M) - ク43300形(Tc) の順に組成される。 | ||
旧型車がはびこる那富線用の通勤電車を少しでも快適なものとするために導入された。なお、コストを抑えて製造するため機器は直近で廃車になった[[ | 旧型車がはびこる那富線用の通勤電車を少しでも快適なものとするために導入された。なお、コストを抑えて製造するため機器は直近で廃車になった[[飛鉄2730系電車|2730系]]2755F-2758Fのものを流用し、車体も4200系と同等のものを採用した。 | ||
4両編成4本16両が在籍する。 | 4両編成4本16両が在籍する。 | ||
==== 車体 ==== | ==== 車体 ==== | ||
外観上は4200系に類似するが、増結運用の存在しない那富線に投入されるため電連を装備せず、また排障器も省略されているほか走行機器が[[ | 外観上は4200系に類似するが、増結運用の存在しない那富線に投入されるため電連を装備せず、また排障器も省略されているほか走行機器が[[飛鉄2730系電車|2730系]]のものととてつもなく古いものを採用している。 | ||
==== 車内 ==== | ==== 車内 ==== | ||
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==== 走行機器など ==== | ==== 走行機器など ==== | ||
台車や床下機器などほぼすべてにおいて[[ | 台車や床下機器などほぼすべてにおいて[[飛鉄2730系電車|2730系]]のものを流用しており、見た目こそ新しいものとなっているものの、本質としてボロの極みである。 | ||
== 編成表 == | == 編成表 == |
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