「鳥丘急行鳥丘北線」の版間の差分

91行目: 91行目:


===第五次計画・中核幹線へ===
===第五次計画・中核幹線へ===
ところがこれで終わりではなく、竣工間際になってから、はらやま駅を貫通する貨物新線計画が浮上した。これは[[成沢駅]]の平面交差を解消するための事業の一環である。比丘尼橋エリアおよび東背岡エリアの発展を考慮して、当線の計画本数を見直した結果、成沢駅北側にて毎時上下16本が[中央線 (SR)|中央線]と支障することが発覚した。このため、成沢駅を迂回する貨物新線を建設し、成沢駅の通過本数を削減したうえで配線変更を行うこととなった。<br>
ところがこれで終わりではなく、竣工間際になってから、はらやま駅を貫通する貨物新線計画が浮上した。これは[[成沢駅]]の平面交差を解消するための事業の一環である。比丘尼橋エリアおよび東背岡エリアの発展を考慮して、当線の計画本数を見直した結果、成沢駅北側にて毎時上下16本が[[中央線 (SR)|中央線]]と支障することが発覚した。このため、成沢駅を迂回する貨物新線を建設し、成沢駅の通過本数を削減したうえで配線変更を行うこととなった。<br>
この貨物新線であるが、当線との接続が最初から考慮され、当初計画では成沢駅以北で折り返しが必要であった中坂 - 栄京方面輸送の円滑化が図られた。これにより、はらやま駅 - 背岡駅間に新たに短絡線を敷設することとなった。<br>
この貨物新線であるが、当線との接続が最初から考慮され、当初計画では成沢駅以北で折り返しが必要であった中坂 - 栄京方面輸送の円滑化が図られた。これにより、はらやま駅 - 背岡駅間に新たに短絡線を敷設することとなった。<br>
ところがこの短絡線を建設するにあたり、当線は'''またも'''線形変更を余儀なくされる。短絡線は当初、当線から栄京方面への接続のみを計画していたため、当線へは分岐器の設置のみで対応できると思われた。しかし検討の結果、当線から堅賀野線方面にも分岐が必要であると判断された。これは貨物列車の成沢駅迂回が必要であること、堅賀野線終端の[[築ヶ波貨物ターミナル]]が国際貨物も取り扱う一大物流拠点であること等が理由として挙げられる。<br>
ところがこの短絡線を建設するにあたり、当線は'''またも'''線形変更を余儀なくされる。短絡線は当初、当線から栄京方面への接続のみを計画していたため、当線へは分岐器の設置のみで対応できると思われた。しかし検討の結果、当線から堅賀野線方面にも分岐が必要であると判断された。これは貨物列車の成沢駅迂回が必要であること、堅賀野線終端の[[築ヶ波貨物ターミナル]]が国際貨物も取り扱う一大物流拠点であること等が理由として挙げられる。<br>