「関山 (列車)」の版間の差分

'''関山'''（かんざん）は、[[東山旅客鉄道]]（JMR東山）、[[箱日本旅客鉄道]]（JMR箱日本）、[[西京旅客鉄道]]（NR）が[[五坂駅]] - [[西京駅]]間を[[関山本線]]・[[南海道線]]・[[京桐線]]を経由して運行している特急列車である。2000年頃のダイヤ改正で定期列車が廃止された。この項では定期列車時代の間合い運用である快速「'''ムーンライトみなと'''」についても述べる気がする。

「関山」は[https://ja.wikipedia.org/wiki/サンロクトオ 1961年10月1日]のダイヤ改正で設定された。以降ダイヤ改正とともに本数を増やし、全盛期には12往復/日の本数を誇る関山本線の花形列車であった。非電化の関山本線水音口を通過するため、当時最新鋭の[https://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄キハ80系気動車#キハ82系（1961年_-_1967年） 82系気動車]が使用され、五坂 - 西京間の所要時間は4時間台をマーク。この所要時間は後の高速バスの台頭をもしのぐものであり、駅からの利便性を重視したビジネス客を中心に長年関山間の主要列車であり続けた。

[[五坂駅]] - [[大坪駅]] - [[所浜駅]] - [[水音駅]] - [[輪宮駅]] - [[酒留駅]] - [[尾原駅]] - [[東静河駅]] -  [[静河駅]] - [[高宮駅]] - [[中坂駅]] - [[坊崎駅]] - [[桐立駅]] - [[美音倉駅]] - [[西京駅]]

:*五坂駅 - 酒留駅間…JMR東山水音運輸区

*1961年（昭和36年）10月1日：ダイヤ改正によりキハ82系気動車で五坂駅 - 西京駅間の特急「関山」運行を開始。

:*当時は関山本線が旧線だったため[[十一谷駅]]を経由して運転。たぶん1984年くらいに新線切替に伴い大坪駅経由に変更。これにより30分ほど所要時間が短縮された。

*1990年（平成2年）頃：[[関山新幹線]]着工に伴い廃止決定。車両更新工事のため1往復減便。