三輪空襲（みわくうしゅう）は、太平洋戦争末期にアメリカ軍の爆撃機・ボーイングB-29によって行われた、三輪県鶴浜市および戸鳴町（現：戸鳴市）への戦略爆撃。焼夷弾及び爆弾を用いた無差別爆撃であり、特に1945年（昭和20年）6月18日に行われたものを指すことが多い。
概要
6月18日深夜から6月19日までの間に、鶴浜市全域及び戸鳴町がアメリカ軍爆撃機B-29による大規模空襲を受けた。テニアン基地より出撃したB29の編隊約250機は18日午後11時半ごろに三輪県上空に到達、中央区を中心とした市街地を標的とする無差別爆撃が開始された。特に鶴浜市沿岸部の被害は大きく、鶴浜市西部はほぼ壊滅した。