テンプレート:鉄道車両/doc

このテンプレートは鉄道車両の記事に貼り付けるもので、仕様や性能などのデータを所定のスタイルの表として表示します。

車両の特性に応じ、様々な項目の入力が可能になっています。

使い方

基本

{{鉄道車両
|車両名            =
|社色              =
|画像              =
|pxl             =
|画像説明          =
|unit            =
|編成              =
|起動加速度        =
|営業最高速度      =
|設計最高速度      =
|最高速度          =
|定格速度          =
|減速度(常用最大)=
|減速度(非常)    =
|編成定員          =
|車両定員          =
|編成長            =
|最大寸法          =
|全長              =
|全幅              =
|全高              =
|車体長            =
|車体幅            =
|車体高            =
|編成質量          =
|車両質量          =
|軸配置            =
|軌間              =
|電気方式          =
|出力              =
|主電動機          =
|モーター出力      =
|機関出力          =
|編成出力          =
|定格出力          =
|定格引張力        =
|駆動装置          =
|歯車比            =
|変速段            =
|台車              =
|制御装置          =
|ブレーキ方式      =
|保安装置          =
|製造メーカー      =
|備考              =
|備考全幅          =
}}

記事への貼り付けは右のフォーマットにより行います。フォーマットをコピーして記事に貼り付け、必要な項目の「=」の右側にデータを記入することで、所定の位置にデータが表示されます。記事に応じて必要な項目を記入してください。すべての項目を埋める必要はありません。入力しなかった項目は、表に表示されません。

入力項目の解説

各入力項目について解説を示します。(*)とあるものは、単位が自動的に付与される項目です。

車両名・社色
テンプレートのタイトル部分の指定をする項目です。
  • 車両名 - 車両の名称を記入します。省略すると記事の名前が表示されます。
  • 社色 - タイトルの背景色です。省略するとグレーとなります。色指定の方法はカラーチャート#WEB上のカラーチャートを参考にしてください。
画像関連
テンプレートの冒頭部には画像を貼ることができます。以下のように指定します。
  • 画像 - 画像のファイル名を指定します。ファイル名には「画像:」「ファイル:」を付けないでください。
  • pxl - 画像の横幅を"200px"のようにpx付きで指定します。この項目を省略すると、250pxが自動指定されます。
  • 画像説明 - 画像に関する簡潔な説明を付与します。画像の下に中央寄せで表示されます。
unit(単位表示指定)
各項目のうち、速度 (km/h) 、加速度・減速度 (km/h/s) および寸法 (mm) については、記入した数値に自動的に括弧内の単位が付きます。単位を手入力としたい場合は、次のように指定します。
unit = self
なお、定員・質量・出力・引張力・電圧は、指定にかかわらず単位は付与されません。
編成
電車などで固定編成がある場合は、記入してください。
加速度・減速度 (*)
主として電車において、起動加速度やブレーキの減速度を記入します。編成によって性能が異なる場合は、括弧書きでMT比を指定しておきましょう。
最高速度 (*)
営業最高速度設計最高速度などを記入します。機関車では定格速度を記入するのもよいでしょう。
定員
旅客車両の場合に記入するもので編成定員車両定員があります。両方記入する必要はありません。車両に応じたものを選んでください。
寸法関係
3種類の書き方があります。適当な方法を選んで記入してください。
  • 車体長・車体高・車体幅 (*) - 車体寸法をそれぞれ記入する方法です。
  • 全長・全高・全幅 (*) - 車両1両ごとの寸法をそれぞれ記入する方法です。全長は連結面間距離、全高はパンタグラフの高さも含みます。
  • 最大寸法 - 全長×全幅×全高を一度に記入します。
また、編成が固定されている場合は、編成長も記入できます。
質量
車両の質量を記入します。車両質量および編成質量がありますので、適宜選んで記入します。
軌間 (*)
軌間を記入します。
電気方式
電気車の場合に記入します。入力電圧、直流・交流の区別等を書きます。
軸配置
主として機関車の場合に入力します。
出力
kWやPSなどで表される動力車の仕事率です。出力の書き方はいろいろな方法がありますので、適宜選んで記入してください。単位は自動では付きませんので、単位も合わせて入力してください。
  • 出力
  • モーター出力 - 主電動機1基あたりの出力。
  • 機関出力
  • 編成出力 - 編成あたりの出力。
  • 定格出力
  • 主電動機 - 電動機形式に合わせて、出力を書く方法もあります。
定格引張力
動輪周引張力の定格値です。主として機関車で記入します。
駆動装置
動力の伝達方式を記入します。電気車であれば、つりかけ・カルダンなどの区別。内燃機関による動力車であれば、電気式・液体式・機械式などです。
減速装置・変速機
  • 歯車比 - 減速装置の歯数比を記入します。入力側の歯数と出力側の歯数をコロン (:) で区切って並べます。括弧書きで減速比(=出力側歯数 / 入力側歯数)も合わせて記入しておきましょう。
  • 変速段 - ディーゼル車などで記入します。
台車
台車の形式または名称を記入します。
制御装置
制御方式や制御装置の名称等を記入します。
ブレーキ方式
自動ブレーキ、電気指令式などブレーキの作動形式を記入します。
保安装置
車両に装備される保安装置を列挙します。
製造メーカー
車両を製造したメーカーを書きます。
備考
備考欄です。註記などにお使いください。備考全幅に記入すると、項目名「備考」が表示されず、幅いっぱいに表示されます。

使用例

電車の例

JR東日本209系電車
0番台 京浜東北・根岸線仕様
(2006年10月8日 / 大宮 - さいたま新都心)
基本情報
製造所 東急車輛製造
川崎重工業
東日本旅客鉄道大船工場
(現・鎌倉車両センター
東日本旅客鉄道新津車両製作所
主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 直流 1,500 V架空電車線方式
最高運転速度 95 km/h(中央・総武緩行線、南武線、武蔵野線など)
110 km/h(内房線、外房線など)

100 km/h(京葉線)
90 km/h(常磐緩行線)
85 km/h(八高線、東金線、鹿島線など)
設計最高速度 110 km/h(950番台は120 km/h)
起動加速度 2.5 km/h/s(0番台京浜東北・根岸線,500番台中央・総武緩行線)[1]
テンプレート:要検証範囲
3.3 km/h/s(1000番台)
テンプレート:要検証範囲
減速度(常用) 3.6 km/h/s(1000番台以外)[2]
4.7 km/h/s(1000番台))[3]
減速度(非常) テンプレート:要検証範囲(1000番台以外)
4.7 km/h/s(1000番台・常用最大と同じ減速度))[3]
車両定員 本文参照
車両重量 本文参照
全長 20,420 mm*1 (20,000 mm*2)
全幅 2,800 mm*3
2,950 mm*4
台車 軸梁式ボルスタレス台車
DT61系・TR246系
主電動機 かご形三相誘導電動機
MT68形・MT73形 95kW
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 7.07
制御装置 VVVFインバータ制御
- GTOサイリスタ素子*5 / IGBT素子*6
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATC-6D-ATC:0番台京浜東北・根岸線,500番台京浜東北・根岸線
ATS-SN, ATS-P:0番台南武線,500番台中央・総武緩行線,500番台京葉線,500番台武蔵野線,2000・2100・2200・3000・3100番台
ATS-SNATC-10:1000番台
記号
*1 - *2を除く番台制御車
*2 - 500・950・1000番台
*3 - *4を除く番台
*4 - 500・950番台
* 5 - *6を除く番台
*6 - 2000・2100番台・2200番台
テンプレートを表示
{{鉄道車両
|車両名=JR東日本209系電車
|社色=#008000
|画像=Keihin-tohoku 209 series.jpg
|画像説明=0番台 京浜東北・根岸線仕様<br />(2006年10月8日 / 大宮 - さいたま新都心)
|unit = self
|起動加速度= 2.5 [[メートル毎秒毎秒|km/h/s]](0番台京浜東北・根岸線,500番台中央・総武緩行線)<ref>鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2003年6月号特集「JR東日本209系・E231系」内52頁参照。</ref><br />{{要検証範囲|2.5 km/h/s(0番台南武線・2200・3000・3100番台)|date=2010年9月}}<br />3.3 km/h/s(1000番台)<br />{{要検証範囲|2.0 km/h/s(2000・2100番台)|date=2010年6月}}
|営業最高速度=95 [[キロメートル毎時|km/h]](中央・総武緩行線、南武線、武蔵野線など)<br />110 km/h(内房線、外房線など)<br /><br />100 km/h(京葉線)<br />90 km/h(常磐緩行線)<br />85 km/h(八高線、東金線、鹿島線など)
|設計最高速度=110 km/h(950番台は120 km/h)
|減速度(通常)=3.6 km/h/s(1000番台以外)<ref>{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_21/Tech-21-21-26.pdf No.21 - Autumn2007【特集:究極の安全をめざして】]}} - JR東日本:研究開発>テクニカルレビュー</ref><br />4.7 km/h/s(1000番台))<ref name="Fan1999-11NEW-6">交友社「鉄道ファン」1999年11月号新車ガイド記事参照。</ref>
|減速度(非常)={{要検証範囲|4.0 km/h/s|date=2010年9月}}(1000番台以外)<br />4.7 km/h/s(1000番台・常用最大と同じ減速度))<ref name="Fan1999-11NEW-6"/>
|車両定員=本文参照
|愛称=走ルンです(公募)
|全長=20,420 [[ミリメートル|mm]]<sup>*1</sup> (20,000 mm<sup>*2</sup>)
|全幅=2,800 mm<sup>*3</sup><br />2,950 mm<sup>*4</sup>
|全高=
|車両重量=本文参照
|軌間=1,067 mm
|電気方式=[[直流電化|直流]] 1,500 [[ボルト (単位)|V]]([[架空電車線方式]])
|主電動機=[[かご形三相誘導電動機]]<br />MT68形・MT73形 95kW
|駆動装置=[[TD平行カルダン駆動方式]]
|歯車比=7.07
|台車=軸梁式ボルスタレス台車<br />DT61系・TR246系
|制御装置=[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]<br /> - [[ゲートターンオフサイリスタ|GTOサイリスタ]][[半導体素子|素子]]<sup>*5</sup> / [[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]]<sup>*6</sup>
|ブレーキ方式=[[回生ブレーキ]]併用[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]
|保安装置=[[自動列車制御装置#ATC-6型|ATC-6]], [[自動列車制御装置#D-ATC|D-ATC]]:0番台京浜東北・根岸線,500番台京浜東北・根岸線<br />[[自動列車停止装置#ATS-S改良形(ATS-Sx形)|ATS-S<small>N</small>]], [[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]]:0番台南武線,500番台中央・総武緩行線,500番台京葉線,500番台武蔵野線,2000・2100・2200・3000・3100番台<br />[[自動列車停止装置#ATS-S改良形(ATS-Sx形)|ATS-S<small>N</small>]],[[自動列車制御装置#ATC-10型|ATC-10]]:1000番台
|製造メーカー=[[東急車輛製造]]<br />[[川崎重工業車両カンパニー|川崎重工業]]<br />[[東日本旅客鉄道]]大船工場<br />(現・[[鎌倉車両センター]])<br />東日本旅客鉄道[[新津車両製作所]]
|備考全幅=記号<br />*1 - *2を除く番台[[制御車]] <br /> *2 - 500・950・1000番台 <br /> *3 - *4を除く番台 <br /> *4 - 500・950番台 <br /> * 5 - *6を除く番台 <br /> *6 - 2000・2100番台・2200番台
}}

機関車の例

JR貨物・JR東日本EF510形電気機関車(共通事項)
左:500番台501号機
右:0番台先行量産機1号機
(2010年 / 大宮総合車両センター
基本情報
製造所 川崎重工業三菱電機
主要諸元
軸配置 Bo-Bo-Bo
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1,500 V・交流20 kV (50/60 Hz)
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
自重 100.8 t
全長 19,800 mm
車体長 19,460 mm
全幅 2,970 mm
車体幅 2,880 mm
全高 4,280 mm
車体高 4,080 mm
台車 ボルスタレス2軸ボギー
FD7N形(両端)・FD8A形(中間)
主電動機 FMT4形三相かご形誘導電動機
主電動機出力 565 kW
駆動方式 吊り掛け駆動方式
歯車比 5.13 (82/16)
定格出力 3,390 kW(1時間定格)
3,540 kW(30分定格)
定格引張力 199 kN(1時間定格)
制御装置 PWMコンバータ・VVVFインバータ制御 (1C1M)
制動装置 発電ブレーキ併用電気指令式自動空気ブレーキ
保安装置 (JR貨物)ATS-PF・ATS-SF
(JR東日本)ATS-P・ATS-Ps
備考 JR東日本導入車両はデジタル列車無線・列車選別車上子を搭載
テンプレートを表示
{{鉄道車両
|車両名 = JR貨物・JR東日本EF510形電気機関車(共通事項)
|社色 = black
|画像= JRE EF510-501 and JRF EF510-1 in Omiya 20100522.jpg
|画像説明= 左:500番台501号機<br/>右:0番台先行量産機1号機<br/>(2010年 / [[大宮総合車両センター]])
|unit = self
|営業最高速度 = 110 km/h
|設計最高速度 = 120 km/h
|全長 = 19,800 mm
|全幅 = 2,970 mm
|全高 = 4,280 mm
|車体長 = 19,460 mm
|車体幅 = 2,880 mm
|車体高 = 4,080 mm
|車両質量 = 100.8 t
|軸配置 = Bo-Bo-Bo
|軌間 = 1,067 mm
|電気方式 = 直流1,500 V・交流20 kV (50/60 Hz) 
|駆動装置 = [[吊り掛け駆動方式]]
|主電動機 = FMT4形三相かご形誘導電動機
|モーター出力 = 565 kW
|定格出力 = 3,390 kW(1時間定格)<br/>3,540 kW(30分定格)
|定格引張力 = 199 kN(1時間定格)
|歯車比 = 5.13 (82/16)
|台車 = ボルスタレス2軸ボギー<br />FD7N形(両端)・FD8A形(中間)
|制御装置 = PWMコンバータ・VVVFインバータ制御 (1C1M) 
|ブレーキ方式 = 発電ブレーキ併用電気指令式自動空気ブレーキ
|保安装置 = (JR貨物)ATS-PF・ATS-SF<br/>(JR東日本)ATS-P・ATS-Ps
|製造メーカー = [[川崎重工業]]・[[三菱電機]]
|備考 = JR東日本導入車両はデジタル列車無線・列車選別車上子を搭載
}}

関連項目

  1. 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2003年6月号特集「JR東日本209系・E231系」内52頁参照。
  2. テンプレート:PDFlink - JR東日本:研究開発>テクニカルレビュー
  3. 3.0 3.1 交友社「鉄道ファン」1999年11月号新車ガイド記事参照。