水鉄7000系電車

水音鉄道7000系電車 概要 昭和33年4月改正における列車の増発に対応すべく水音車両で製造された鉄道の車両 同社発のカルダン駆動を用いた高加減速車両であり、各駅停車でその能力を発揮した。

製造経緯 当時の水音鉄道は吊り掛け駆動の旧式車で構成されており、低い車両性能は増発の障害となっていた。一方沿線人口の増加に伴い乗客数は増加していた。そこで、水音鉄道では他社における高加減速度車の例を参考に各駅停車向けにカルダン駆動、全電動車の車両を新製投入することを決定した。これには高加減速度車両を投入することで優等列車に追い付かれる距離を伸ばし、生じる余裕を用いた列車の増発を狙う目的があった。

主要機器 75kwモーターを全軸に登載しWN継ぎ手で駆動する。車体は走行装置の近代化に見合うものとして、ヘッドライト、テールライトを１つのケースにまとめ、上部に配置した。一方で幌装置等については旧来の構造を踏襲している。