運転会
運転会(うんてんかい)は、鉄道模型などを持ち寄って1箇所で走らせるイベントを言う。
派生して、RealTrainModを使用し、マルチプレイにて複数の列車を運行するイベントについても言うようになった。現在では、MinecraftやRealTrainModに限らず、マルチプレイで鉄道の運行ができるイベント全般に用いられる。
ここでは後者について、箱日本内の運転会を記述する。
概要
開催単位
RTMサーバーや、その中に敷設されている路線を単位に開催される。
参加者の定義
一般的な運転会は、路線敷設者や運行管理者などが運営側となり、運転士は参加者という立場になることが多い。
ただし近年は、観光客として別に参加者を招き入れるイベントも増えており、こうしたものは運転士もスタッフ側という扱いにしている場合が多い。
運行
複数列車を走らせる関係上、運転整理の都合からダイヤを設定することがほとんどである。運転時分や車両の指定などが行われ、参加者(運転士)はそれに沿って運行することとなる。
ただし路面電車主体の運転会である場合、運転速度が低いことや単行のために事故時の復帰が容易であることなどから、ダイヤを設定しない場合が多いが、系統番号や折り返し地点のみ指定を受けることもある。
設備
線路や駅などは、既に建設されているものを使用するか、あるいは運転会のために新設することもある。
特にダイヤ運転を行う運転会では、運行管理上の要請から信号等の保安システムを設置していることが多い。またその保安システムやポイント操作等を統合管理する運行指令室を置いている運転会もある。
箱日本内で開催された運転会
瀬田鯖運転会
倉急烏倉線#瀬田鯖運転会も参照。
鳥丘県内の瀬田電気鉄道瀬田本線および倉急烏倉線を使用し、2018年12月14日に初開催。信号システムを導入したRTM初の運転会である。
信号システム
瀬田電鉄側と倉急側で異なる保安システムを導入しているのが特徴である。両者とも信号の現示のみを行うが、強制停止の機能はない[1]。両者とも中央指令室からポイント転換や信号開通等の操作を行う。
開催一覧
回数 | 開催日 | 運行区間 | 主な変更点 |
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第1回 | 2018/12/14 | 瀬田電:瀬田 - 若部間
倉 急:若部 - 烏倉間 |
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第2回 | 2019/06/09 | Sトラム:新椎名(現:谷海口) - 當辺間
瀬田電:瀬田 - 比丘尼橋間 倉 急:若部 - 智美丸子間 |
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第3回 | 2020/03/28 | 瀬田電:瀬田 - 比丘尼橋間
倉 急:若部 - 智美丸子間 |
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咲島祭
咲島祭も参照。
七島県咲島町を中心としたエリアの倉急線を使用し、咲島スタンプラリーとして2019年12月21日に初開催。列車運行を基盤として観光を主としたRTM初の運転会である。以降、咲島祭や咲島しまさんぽ等の名で開催している。
注釈
- ↑ 初回は瀬田電鉄側で設置されたものの、保安装置の解除ができないバグがあり、撤去された。