「雪急1000系電車」の版間の差分

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| 消滅    = まだ
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| 投入先  = 雪々急行鉄道全線
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| 編成    = 8両編成・6両編成・4両編成・2両編成
| 編成    = 8両編成・6両編成・4両編成
| 軌間    = 1067mm
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| 電気方式 = 直流1500V(W51)
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2024年11月26日 (火) 16:41時点における版

雪急1000系
深雪ヶ原駅~暮色町駅を走行する雪急1000系
基本情報
運用者 雪々急行鉄道
製造所 雪急車輌製造 深雪ヶ原総合車両所
製造年 1995~2000年
製造数 そこそこ
運用開始 1995年
消滅 まだ
投入先 雪々急行鉄道全線
主要諸元
編成 8両編成・6両編成・4両編成
軌間 1067mm
電気方式 直流1500V(W51)
最高運転速度 130km/h
設計最高速度 135km/h
起動加速度 3.0km/h/s
自重 ちょい軽い
編成長 両数による
全長 2000mm
台車 WDT59
主電動機 FT-MS60-AC
駆動方式 中空軸並行カルダン駆動
制御方式 GTOサイリスタVVVFインバーター制御(2015年の大規模改修時から全編成IGBT素子VVVFインバーターへ交換)
制動装置

電磁直通空気ブレーキ

回生ブレーキ
保安装置 R-ATS-Y(2015年以前はATS-P)
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雪急1000系電車(ゆききゅう1000けいでんしゃ)は、1995年に設計・製造された雪々急行鉄道の通勤型電車である。

雪々急行鉄道は三城市側先頭車の車両番号を編成記号とする。また、号車番号は原則として三城市側から1号車、2号車と表し、車両番号の末尾1桁は号車番号を表す(10号車は0番)

よって、本稿で編成を表す場合は「1011F」のように表記する。

概要

1000系は、1995年に設計・製造された、ステンレス製21m4扉の直流通勤電車である。

車体鋼体は山城車両からライセンス提供を受けたTTK+工法によって製造された。

経営難により新型車の開発が行えず、開業以来8000系の改良・増備を続けてきた雪急が、経営の安定を経てようやく当時の最新技術を色々取り入れながら新たに設計した新世代車両である。

外観・内装

軽量ステンレス製の車体はつや消し加工を施したステンレス地を基本とし、車体窓下には雪々急行鉄道のコーポレートカラーである雪急スノーブルーと雪急アイスブルーのステッカー帯が巻かれてる。

ドア部には帯のステッカー類が張られていない。軽量ステンレス製でビードの無いすっきりとした印象で、側面の部材は堅牢なダブルスキン構造で強度を確保している。前面は耐蝕加工を施した普通鋼製。

内装はグレー地で地味。ステンレス製のポールや手すり、丸型のつり革が装備してある。運転室の内部も客室内と同じ色で塗装されている。座席モケットは落ち着いた青色で、優先席部は赤と灰色になっている。座席は高さや形状などの改良を行ったが8000系比でやや固めのため「ユキキュウセンスゴイカタイイス」とも揶揄されている。例によって1人分幅の目安がない為、誰かがどっかり足を広げて座ると、7人掛けに6人とか5人しか座れない事もしばしば起きている。

前面は非貫通だが、なんか貫通扉を付ける計画もあったらしく、前面窓のそれっぽい位置にピラーが有る。窓周りはブラックフェイスで、おでこの急行灯と方向幕がその中に入っている。ライトは横配置の角型で、端部を切れ長にすることでスピード感を演出している。

主要機器

運転台は雪急初採用となるT型ワンハンドルで、手前に引いて力行、押し込んでブレーキがかかる。計器類はまだアナログである。

制御機器は当初GTOサイリスタ素子VVVFインバーター制御だったが、2015年の改装時よりIGBT素子VVVFインバーターへ変更されている、同じく雪急初採用の回生ブレーキと、従来通りの電磁直通空気ブレーキを装備する。ATS表示機は2015年のR-ATS-Y導入に合わせて、専用筐体が運転席パネル左上に追加された。

雪急車に割と共通することだが、運転視界はあまり良くない。

運用

この車両、雪急が経営難を乗り越えようやく送り出した新車という事で、当時の先端技術をふんだんに盛り込んだ雪急の新世代電車の決定版となっており、使い勝手も良好なことから現在もほぼすべての編成が現役で稼働している。近年は後年登場する近郊型電車に優等運用を譲ったため、各駅停車・準急運用に就くことが多いらしい。