「神谷急行電鉄」の版間の差分
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2020年5月8日 (金) 14:48時点における版
神谷急行電鉄(かみやきゅうこうでんてつ、英:Kamiya Kyuko Railway Co.)は、北上県神谷市に本社を置く大手私鉄。神急萩原コンツェルンの完全子会社で、神急萩原コンツェルングループに属する。略称は神急。 本社は北上県神谷市東神区の神急萩原ビルヂング二号館、登記上の本店所在地は北上県高垣市依田1丁目1番1号(高垣駅の所在地)である。これはかつて本社が旧高垣車庫(高垣車両区とは別。高垣駅に併設されていた)に置かれていたことによる。
種類 | 会社 |
---|---|
略称 | 神急 |
本社所在地 |
不思議の国のニポン 911-5205 北上県神谷市東神区萩原通2丁目11番1号 |
本店所在地 | 北上県高垣市依田1丁目1番1号 |
設立 | 1970年4月15日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | しらんが? |
事業内容 |
都市交通事業(鉄道事業) 不動産事業 創造事業(エンタテインメント・コミュニケーション事業) 流通事業 他 |
代表者 | 失踪(2020.4) |
資本金 | ミニロト1000万円 |
発行済株式総数 | 800株 |
決算期 | 3月9日 |
会計監査人 | いないお(^ω^ω^ω^ω^ω^) |
主要株主 | 神急萩原コンツェルン 100% |
関係する人物 | おれ |
外部リンク | ねえなそんなもん! |
歴史
神谷急行電鉄が運営している鉄道事業は、戦前に小早川 - 神谷間で路線を開業させた片桐高速軌道をルーツとする。1933年(昭和8年)に前述の通り路線を開業させた片桐高速軌道であったが、資金繰りが上手く行かず当初の片桐と神谷を結ぶという計画は難航。開業時は物珍しさから好調だった乗客数も徐々に低迷し、1943年(昭和18年)には不要不急線の指定を受けてしまう。廃線跡の多くは付近住民の畑となり、戦後はバラックが立ち並んだ。その一方で片桐高速軌道は自動車業に転向するが、そちらも上手く行かずに解散。終戦間近い1945年(昭和20年)4月のことであった。
神急の直接の前身となる神谷自動車交通は1955年(昭和30年)8月、フランス人実業家のルイ・ラプラスとその盟友である内村一郎太によって創業された。当時神谷のバス交通は北上県交通局の独占状態であり、ただ切り込んでいっただけでは敗北を喫すると考えた内村は、一部路線で自由乗降制のさきがけとも言えるスタイルを採用。車両も小型にすることで文字通りの自由な乗降を可能にした。先進的なこの取り組みは利用者から人気を博し、神谷自動車交通はわずか1年で30路線を抱える大手事業者となった。
一方で問題も発生しており、1960年代半ばになると高垣と神谷を結ぶ一部路線では乗客数が右肩上がりで上昇し積み残しも発生。自由乗降の弊害とも言える所要時間も増大する一方で、当該路線では自由乗降を廃止するなどしたが大きな改善はみられなかった。内村は片桐高速軌道の廃線跡に目をつけ、バス専用道を整備するため買収を開始する。一方でラプラスは内村の案に対し、輸送力に限りのあるバスではなく鉄道の整備を提言。それを受け入れた内村とラプラスによって1970年(昭和45年)、神谷急行電鉄が設立される。
神谷急行電鉄はそこから2年の歳月をかけ、2年後の1972年(昭和47年)に高垣本線高垣 - 神谷間を開業。翌年の1973年(昭和48年)には神谷市中心部の星井に高架線で乗り入れた。さらに1988年(昭和63年)にはベッドタウン開発の進んでいた矢田・橘地区へと延伸。現状の高垣本線全通に至る。1995年(平成7年)には水音鉄道瀬山鉢木線と直通運転を開始した。
1991年(平成3年)、スタツィアカードによるストアードフェアシステム「スタツィア」を開始。
しかし、バブル経済の崩壊で業績は悪化。追い討ちをかけるように1993年の台風31号では高垣本線橘駅付近が駅舎半壊・東星井車庫が水没など甚大な被害を受けたが、半月後の9月20日には全線で運転を再開。1995年(平成7年)には橘駅も再建された。
以降も長引く不況、東山旅客鉄道(JMR東山)との激しい競合などにより輸送人員は減少。グループ事業の再編が進められる。その結果2003年(平成15年)に旧・神谷急行電鉄から鉄道、不動産、レジャーの3事業を承継する新・神谷急行電鉄(神急事業分割から商号変更)、バス事業の神急バス、旅行業の東山神急ツーリスト、鉄道車両メーカーの神谷車両製造の4社に再編。旧・神谷急行電鉄は持株会社として神谷急行電鉄ホールディングスに移行した。
2010年(平成22年)に創業40周年、2012年(平成24年)に開業40周年を迎えた。
年表
片桐高速軌道
- 1931年(昭和6年)1月21日 設立。
- 1933年(昭和8年)
- 3月11日 神谷線小早川 - 神谷間竣工。
- 4月21日 神谷線小早川 - 神谷間開業。
- 1943年(昭和18年)9月 神谷線が不要不急線指定・休止。
- 1945年(昭和20年)4月 解散。
神谷自動車交通
- 1955年(昭和30年)
- 8月1日 設立。
- 10月1日 神谷市にて2路線を運行開始。
- 1964年(昭和39年)
- 5月 神谷高垣線で通勤時間帯の自由乗降を廃止。
- 7月 神谷高垣線で自由乗降を終日廃止。
神谷急行電鉄
- 1970年(昭和45年)4月15日 設立。
- 1972年(昭和47年)
- 2月23日 高垣本線高垣 - 神谷間竣工。
- 3月3日 高垣本線高垣 - 神谷間開業。
- 1973年(昭和48年)3月15日 高垣本線神谷 - 星井間延伸開業。
- 1974年(昭和49年)
- 1975年(昭和50年)3月1日 警備部職員による主要駅及び施設内の巡回を開始。
- 1985年(昭和60年)8月31日 2000系運行開始。
- 1987年(昭和62年)
- 車両の全車冷房化を達成。
- 12月1日 3000系運行開始。
- 1988年(昭和63年)
- 警備部が神急鉄道警備隊として独立。
- 3月5日 高垣本線星井 - 橘間延伸開業。
- 1991年(平成3年)4月1日 プリペイドカード「スタツィアカード」発売。同時にストアードフェアシステム「スタツィア」開始。
- 1993年(平成5年)
- 9月5日 台風31号で各線に被害。翌日には被害の少なかった高垣本線高垣 - 星井間、星井線全線で運転を再開。
- 9月20日 全線運転再開。橘駅は仮駅舎で復旧。
- 1995年(平成7年)
- 2月14日 橘駅本駅舎供用開始。
- 4月7日 水音鉄道瀬山鉢木線との相互直通運転開始。
- 2003年(平成15年)4月1日 神谷急行電鉄・神急バス・東山神急ツーリスト・神谷車両製造の4社を管轄する持株会社、神谷急行電鉄ホールディングスに移行。同日付で神谷急行電鉄を会社分割し鉄道・不動産等の事業は神急事業分割に承継させ同社を神谷急行電鉄(2代目)に商号変更、神谷急行電鉄は神谷急行電鉄ホールディングスに商号変更。
- 2009年(平成21年)
- 12月16日 神谷急行電鉄萩原通駅爆破事件、発生。翌始発から18日終電まで高垣本線は速水 - 神谷間で運休。
- 12月18日 速水 - 神谷間の運転再開。萩原通駅は全列車が臨時通過。
- 2010年(平成22年)
- 十良津急行電鉄との直通運転開始。
- 1月1日 5000系運行開始。
- 1月30日 萩原通駅営業再開。
- 4月15日 創業40周年。
- 2011年(平成23年)2月11日 非接触型ICカード「ToKoca」がサービス開始。
- 2012年(平成24年)3月3日 高垣本線開業40周年。
- 2013年(平成25年)
- 前照灯の終日点灯を開始。
- 1月1日 5200系運行開始。
- 9月1日 喫煙場所を除く駅構内すべてが禁煙になる。
- 2017年(平成29年)
- 3月31日 「スタツィアカード」を発売終了。
- 10月1日 親会社の神谷急行電鉄ホールディングスが萩原コンツェルングループとの経営統合に伴い神急萩原コンツェルンに商号変更。
社章
現在の社章は、CIの導入に合わせ割と最近に制定された。イニシャルであるKから伸びる線で、「神谷の地から伸びる鉄路」をイメージしている[1]。それ以前の社章はよく知らん。
鉄道事業
路線
現有路線
- 片桐本線:片桐市 - 高垣
- 長らく未成線ということにしていたがなんかもうめんどくさいので存在させることにした。何年開業かとかはまた今度考えるが鉄建公団に押し付けられたことにすれば丸く収まる気がしている。
- 高垣本線:高垣 - 橘
- 運行形態上は西高垣 - 橘だが、西高垣 - 高垣間は片桐本線に乗り入れている。
- 星井線:星井 - 東弊重工前
列車種別
すくない。しんぷるいずべすと。
列車種別の表示
列車種別は種別表示器(方向幕)で識別が可能。
- 青地に白色 - 快速
- 黄地に白色 - 急行(※側面表示には「星井まで/より各駅に停車」の注釈付き)
- 灰地に白色 - 普通
なお、一部車両では行先の視認性向上のために種別を背景色のみで示し表示全体に行先を表示している。
- 例:快速西高垣行
- 西 高 垣
車両
現有車両
旅客用
いっぱいある。ほとんどが全種別で運用される。
事業用
過去の車両
脚注
- ↑ 社長がこの記事を書きながら5秒で考えた由来なのはナイショだ