「瀬田2600系電車」の版間の差分
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1700系の後継車両として、水音車両で製造された車両である。1700系の本来の目的であった倉急烏倉線系統への直通向けに20m4ドア車両として新しく配備された。1700系とはドア位置と数が一致していないが、後継の2800系の登場まで、倉急線系統の主幹として運行されていた車両でもある。水音標準型そのままがベースであった1700系とは違い、この形式については水音車両が新造した形式となっている。 | |||
貫通扉が存在していたものの幌が装着できなかった既存車両の例を踏まえ、運用の柔軟性を持たせるため瀬田電鉄車としては初めて併結対応車となった。ただし、2800系や2200系は車体幅が異なるため、ホームでの安全性に問題が発生することが予想されたため、原則同じ2600系同士としか併結ができない。 |
2019年7月24日 (水) 00:08時点における版
瀬田電気鉄道2600系電車(せたでんきてつどう2600けいでんしゃ)は、2002年2月10日に営業運転を開始した瀬田電気鉄道の通勤形電車である。
瀬田2600系電車 | |
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2600系基本編成(3次車) (2018年5月8日 中ノ橋駅) | |
基本情報 | |
運用者 | 瀬田電鉄 |
製造所 | 水音車両 |
製造年 | 2001年 - |
運用開始 | 2002年2月10日 |
投入先 | 瀬田本線 |
主要諸元 | |
編成 |
基本6両、付属2両 (MT比2:3) |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 |
直流 1,500 V/交流 20,000 V (50 Hz) (架空電車線方式) |
最高運転速度 | 100 km/h |
設計最高速度 | 115 km/h |
起動加速度 | 3.5 km/h/s |
減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
編成定員 |
基本編成 - 1,412名 付属編成 - 760名 |
編成重量 |
341.6 t(基本編成 - 4M6T) 163.2 t(付属編成 - 2M3T) |
最大寸法 (長・幅・高) |
20,000 × 2,950 × 3,640 mm (普通車) |
車体 | ステンレス |
台車 | DT71・TR255・TR255A・TR255B・TR255C |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 MT75 × 4基/両 |
主電動機出力 | 140 kW (1時間定格) |
駆動方式 | TD平行カルダン駆動方式 |
歯車比 | 6.06 (16:97) |
編成出力 |
2,240 kW(基本編成 - 4M6T) 1,120 kW(付属編成 - 2M3T) |
制御方式 |
VVVFインバータ制御 (IGBT素子) |
制動装置 |
回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ 全電気ブレーキ 抑速ブレーキ |
保安装置 |
関南ATS-P 西京・臨海ATO(一部) |
概要
1700系の後継車両として、水音車両で製造された車両である。1700系の本来の目的であった倉急烏倉線系統への直通向けに20m4ドア車両として新しく配備された。1700系とはドア位置と数が一致していないが、後継の2800系の登場まで、倉急線系統の主幹として運行されていた車両でもある。水音標準型そのままがベースであった1700系とは違い、この形式については水音車両が新造した形式となっている。
貫通扉が存在していたものの幌が装着できなかった既存車両の例を踏まえ、運用の柔軟性を持たせるため瀬田電鉄車としては初めて併結対応車となった。ただし、2800系や2200系は車体幅が異なるため、ホームでの安全性に問題が発生することが予想されたため、原則同じ2600系同士としか併結ができない。