「鶴急6500形電車」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
62行目: | 62行目: | ||
}} | }} | ||
'''鶴急6500系電車'''(つるきゅう6500けいでんしゃ)は、72両が製造された[[鶴浜急行電鉄株式会社|鶴浜急行電鉄]] | '''鶴急6500系電車'''(つるきゅう6500けいでんしゃ)は、72両が製造された[[鶴浜急行電鉄株式会社|鶴浜急行電鉄]]の通勤形電車である。後継車両の導入により淘汰が進められ、現在は16両が運行中である。1980年代から始められた[[鶴浜市営地下鉄芝有線]]相互直通運転のために導入された車両で、鶴急の通勤車両では初めて他事業者路線への乗り入れを前提とした車両になることから、それまでの鶴急の通勤車両の標準仕様とは異なる技術を採用している。輸送力増強を目的に掲げ、初めてとなる全長20m級の大型車両として登場した車両である。車体規格はその後の鶴急大型通勤車の基礎となっている。現在は防災の観点から地下鉄運用から外されている。 | ||
==概要== | |||
本系列は、[[鶴急本線]]と[[鶴浜市営地下鉄芝有線]]との相互乗り入れ用車両として東清車両が設計・製造したステンレス鋼製の地下鉄対応車両である。鶴急初の20m級大型車であり、本系列の投入を境に鶴急は優等列車の大型車化を進めた。 | |||
==登場の経緯== | |||
[[鶴急本線]]の輸送人員は、1970年代に入るとすこしずつ増加するようになっており、なんかもう快速の遅れも常態化するほど終わっていた。そのため、ホーム延伸と大型車の導入により一本あたりの定員を増やすしかないと判断され、とりま次の新車は20mだな!ということは決まってたらしい。またこの時期すでに芝有線との直通運転は決定していたものの、[[鶴急6000形電車|6000形]]の登場時点では、まだ乗り入れ車両に関する具体的な設計協議には入っていなかった。おせえよ。<br><br>しかし、その後2事業者間での協議が進むにつれ、早ければ1980年には直通運転が開始される見通しとなった。はええよ。<br>ギリギリで用意するのはヤバイので、[[秋豆車輌製作所]]に早めに打診したものの、同メーカーはストライキで電話が繋がらず、東清車両に発注することとなった。<br><br>6000形の次の新形式なので、本来は「7000形」となるべきところであったが、なんとなくしっくりこないので6500形となった。 |
2020年1月11日 (土) 07:19時点における版
鶴急6500系 | |
---|---|
つつじ野駅に入線する6500形(前四両) | |
基本情報 | |
運用者 | 鶴浜急行電鉄 |
製造所 | 東清車両 |
製造年 | 1980年代 |
製造数 | 72 両 |
運用開始 | 1980年代 |
投入先 | 鶴急本線 |
主要諸元 | |
編成 | 4両編成 |
最高運転速度 | 110km/h |
設計最高速度 | 120km/h |
起動加速度 |
3.3 km/h/s(単独時) 2.7km/h/s(地上車併結時) |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
減速度(非常) | RTMの非常はヤバイ |
編成定員 | 417 (座席198人) |
車両定員 |
先頭車135(座席48)人 |
車両重量 | 27.0 - 39.0t |
全長 | 20,000mm |
全幅 | 2,800mm |
全高 |
4,060 mm |
駆動方式 | 中空軸平行カルダン駆動方式 |
制御方式 | GTOサイリスタ素子VVVFインバータ(たぶん) |
制動装置 | ATC連動電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
保安装置 | 鶴急ATS |
鶴急6500系電車(つるきゅう6500けいでんしゃ)は、72両が製造された鶴浜急行電鉄の通勤形電車である。後継車両の導入により淘汰が進められ、現在は16両が運行中である。1980年代から始められた鶴浜市営地下鉄芝有線相互直通運転のために導入された車両で、鶴急の通勤車両では初めて他事業者路線への乗り入れを前提とした車両になることから、それまでの鶴急の通勤車両の標準仕様とは異なる技術を採用している。輸送力増強を目的に掲げ、初めてとなる全長20m級の大型車両として登場した車両である。車体規格はその後の鶴急大型通勤車の基礎となっている。現在は防災の観点から地下鉄運用から外されている。
概要
本系列は、鶴急本線と鶴浜市営地下鉄芝有線との相互乗り入れ用車両として東清車両が設計・製造したステンレス鋼製の地下鉄対応車両である。鶴急初の20m級大型車であり、本系列の投入を境に鶴急は優等列車の大型車化を進めた。
登場の経緯
鶴急本線の輸送人員は、1970年代に入るとすこしずつ増加するようになっており、なんかもう快速の遅れも常態化するほど終わっていた。そのため、ホーム延伸と大型車の導入により一本あたりの定員を増やすしかないと判断され、とりま次の新車は20mだな!ということは決まってたらしい。またこの時期すでに芝有線との直通運転は決定していたものの、6000形の登場時点では、まだ乗り入れ車両に関する具体的な設計協議には入っていなかった。おせえよ。
しかし、その後2事業者間での協議が進むにつれ、早ければ1980年には直通運転が開始される見通しとなった。はええよ。
ギリギリで用意するのはヤバイので、秋豆車輌製作所に早めに打診したものの、同メーカーはストライキで電話が繋がらず、東清車両に発注することとなった。
6000形の次の新形式なので、本来は「7000形」となるべきところであったが、なんとなくしっくりこないので6500形となった。