「みらい鉄道海岸線」の版間の差分

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| '''[https://ja.m.wikipedia.org/wiki/最高速度 最高速度]''' || 40km/h
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==概要==
1995年に計画された[[咲羅川地区開発計画]]の一環として作られた軌道線である。主に[https://ja.wikipedia.org/wiki/新設軌道 新設軌道]であるが、一部区間は[https://ja.wikipedia.org/wiki/併用軌道 併用軌道]となっている。特に、[[南禅寺駅]]~[[汐凪駅]]間の[[仲謳駅]]を含む区間は、商店街のアーケードの中を通る珍しい運行形態を採用している。全線が単線路線の為、[[仲謳駅]]、[[汐凪駅]]、[[国天前駅]]、[[星の街駅]]の4駅に交換設備が設置されている。
==運行形態==
開業当初は全列車が'''普通'''列車として運行していたが、M11系導入時のダイヤ改正で、全駅に停車する普通の他に、朝ラッシュ時間帯のみに運行される'''通勤快速'''、帰宅ラッシュ時間帯のみに運行される'''帰宅路快速'''が運行開始された。土休日は普通のみが運行する。
===列車種別===
====通勤快速====
平日朝のラッシュ時間帯に咲羅川方面行きの列車のみ運行される。種別色は<span style="color: #00A000;>■濃緑</span>。
雪幡橋をでると、国天前、汐凪、咲羅川の順に停車し、ラッシュ帯における普通列車との分散乗車を目的に設定されているため、普通列車の追い越しは行わない(たぶん)。
====帰宅路快速====
平日の帰宅ラッシュ時間帯に雪幡橋方面行きの列車のみ運行される。種別色は<span style="color: #C08000;>■金茶</span>。
咲羅川駅をでると、中嘔、汐凪、星の街、雪幡橋の順に停車し、帰宅時の速達性改善のために導入された。
====普通====
すべての駅に停車する。種別色は<span style="color: #606060;>■黒</span>。
車庫の出入り運用で汐凪始発(止まり)が存在する。
==運賃==
運賃は全区間均一制で、2019年1月現在で大人120円・小児60円(ICカード利用の場合は大人118円・小児60円)である。[[みらい鉄道]]の路線とは別建ての海岸線内完結運賃制度の為、[[咲羅川駅]]での[[梨沢線]]との乗継割引制度はない。運賃は前払方式で、乗車時に運賃箱に運賃を支払う(ICカード利用の場合は駅の簡易改札機を使用する)。但し、[[咲羅川駅]]と[[汐凪駅]]は駅構内の自動改札機で運賃を支払う形式になっているが、どちらも改札から入場時に運賃が支払われる。
==歴史==
1995年(平成7年)に計画された[[咲羅川地区開発計画]]の一環として、住民の利便性を向上するために計画され、2002年(平成14年)6月25日に[[咲羅川駅]]~[[汐凪駅]]間で部分開業した。車両は[https://ja.wikipedia.org/wiki/叡山電鉄 叡山電鉄]から中古購入した車体長16m級単車の'''[https://ja.wikipedia.org/wiki/叡山電鉄700系電車 700系電車]'''3編成で運行された。<br>
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2005年(平成17年)8月6日に[[汐凪駅]]~[[雪幡橋駅]]が開業。現在の海岸線と同じ路線区間で、海岸線は当初の計画通り全線開業された。車両も700系電鉄を4編成新たに叡山電鉄から中古購入し、全7編成での運行となった。<br>
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2007年(平成19年)5月19日のダイヤ改正で咲羅漁港駅が[[南禅寺駅]]に駅名が変更された。また、このダイヤ改正で朝夕のラッシュ帯の列車が15分間隔から10分間隔になり、終電が45分繰り下げられた。<br>
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2018年(平成30年)3月21日のダイヤ改正に伴い車両が更新され、現在は全車両がみらい設計製造の'''[[みらい鉄道M11系電車|M11系]]'''(10m級車体2両編成)に置き換わっている。また、このダイヤ改正で朝夕ラッシュ帯に対応する為に'''通勤快速'''と'''帰宅路快速'''が運行開始された。
==駅一覧==
* 全駅が[[上永県]][[伊佐上郡]][[咲羅川町]]に所在。
* 駅番号は、2012年2月上旬から順次導入。
* 咲羅川駅、汐凪駅には駅員室が設置されているほか、自動改札機が設置されている。
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| '''MK-8''' || [[釜の下駅]] ||
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| '''MK-9''' || [[雪幡橋駅]] ||
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==車両==
現在海岸線用の車両として[[みらい鉄道M11系電車|M11系]]が7編成あり、全列車がこれの2両編成で運行されている。<br>
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以前は、叡山電鉄から中古購入した[https://ja.wikipedia.org/wiki/叡山電鉄700系電車 700系電車]7編成で運行されていたが、前述の2018年3月のダイヤ改正によりM11系に全車両が置き換わった。<br>[[Image:Mirai11kei.png|thumb|250px|M11系]]
==その他==
* 2018年3月21日の[[みらい鉄道M11系電車|M11系]]デビュー記念として02編成がNITS塗装で運行されている。

2019年11月5日 (火) 17:59時点における最新版

海岸線(かいがんせん)は、咲羅川駅雪幡橋駅を結ぶみらい鉄道軌道路線。全線が上永県伊佐上郡咲羅川町を走行する。駅ナンバリングで使われる路線記号はMK

かいがんせん
海岸線
Kaigan Line
日本
所在地 上永県伊佐上郡咲羅川町
起点 咲羅川駅
終点 雪幡橋駅
駅数 9駅
路線記号 MK
開業 2002年6月25日
所有社 みらい鉄道
運営社 みらい鉄道
使用車両 M11系
路線距離
軌間 1067mm
線路数 単線
電化方式 直流1500V
架空電車線方式
閉塞方式 軌道法によるため閉塞装置なし
保安装置 軌道信号に連動した車内警報装置
最高速度 40km/h

概要

1995年に計画された咲羅川地区開発計画の一環として作られた軌道線である。主に新設軌道であるが、一部区間は併用軌道となっている。特に、南禅寺駅汐凪駅間の仲謳駅を含む区間は、商店街のアーケードの中を通る珍しい運行形態を採用している。全線が単線路線の為、仲謳駅汐凪駅国天前駅星の街駅の4駅に交換設備が設置されている。

運行形態

開業当初は全列車が普通列車として運行していたが、M11系導入時のダイヤ改正で、全駅に停車する普通の他に、朝ラッシュ時間帯のみに運行される通勤快速、帰宅ラッシュ時間帯のみに運行される帰宅路快速が運行開始された。土休日は普通のみが運行する。

列車種別

通勤快速

平日朝のラッシュ時間帯に咲羅川方面行きの列車のみ運行される。種別色は■濃緑。 雪幡橋をでると、国天前、汐凪、咲羅川の順に停車し、ラッシュ帯における普通列車との分散乗車を目的に設定されているため、普通列車の追い越しは行わない(たぶん)。

帰宅路快速

平日の帰宅ラッシュ時間帯に雪幡橋方面行きの列車のみ運行される。種別色は■金茶。 咲羅川駅をでると、中嘔、汐凪、星の街、雪幡橋の順に停車し、帰宅時の速達性改善のために導入された。

普通

すべての駅に停車する。種別色は■黒。 車庫の出入り運用で汐凪始発(止まり)が存在する。

運賃

運賃は全区間均一制で、2019年1月現在で大人120円・小児60円(ICカード利用の場合は大人118円・小児60円)である。みらい鉄道の路線とは別建ての海岸線内完結運賃制度の為、咲羅川駅での梨沢線との乗継割引制度はない。運賃は前払方式で、乗車時に運賃箱に運賃を支払う(ICカード利用の場合は駅の簡易改札機を使用する)。但し、咲羅川駅汐凪駅は駅構内の自動改札機で運賃を支払う形式になっているが、どちらも改札から入場時に運賃が支払われる。

歴史

1995年(平成7年)に計画された咲羅川地区開発計画の一環として、住民の利便性を向上するために計画され、2002年(平成14年)6月25日に咲羅川駅汐凪駅間で部分開業した。車両は叡山電鉄から中古購入した車体長16m級単車の700系電車3編成で運行された。

2005年(平成17年)8月6日に汐凪駅雪幡橋駅が開業。現在の海岸線と同じ路線区間で、海岸線は当初の計画通り全線開業された。車両も700系電鉄を4編成新たに叡山電鉄から中古購入し、全7編成での運行となった。

2007年(平成19年)5月19日のダイヤ改正で咲羅漁港駅が南禅寺駅に駅名が変更された。また、このダイヤ改正で朝夕のラッシュ帯の列車が15分間隔から10分間隔になり、終電が45分繰り下げられた。

2018年(平成30年)3月21日のダイヤ改正に伴い車両が更新され、現在は全車両がみらい設計製造のM11系(10m級車体2両編成)に置き換わっている。また、このダイヤ改正で朝夕ラッシュ帯に対応する為に通勤快速帰宅路快速が運行開始された。

駅一覧

  • 全駅が上永県伊佐上郡咲羅川町に所在。
  • 駅番号は、2012年2月上旬から順次導入。
  • 咲羅川駅、汐凪駅には駅員室が設置されているほか、自動改札機が設置されている。
駅番号 駅名 接続路線
MK-1 咲羅川駅 みらい鉄道梨沢線
伊佐上南部鉄道
MK-2 南芳寺駅
MK-3 仲謳駅
MK-4 汐凪駅
MK-5 本ノ凪沢駅
MK-6 国天前駅
MK-7 星の街駅
MK-8 釜の下駅
MK-9 雪幡橋駅

車両

現在海岸線用の車両としてM11系が7編成あり、全列車がこれの2両編成で運行されている。

以前は、叡山電鉄から中古購入した700系電車7編成で運行されていたが、前述の2018年3月のダイヤ改正によりM11系に全車両が置き換わった。

ファイル:Mirai11kei.png
M11系

その他

  • 2018年3月21日のM11系デビュー記念として02編成がNITS塗装で運行されている。