「櫻鉄6000系電車」の版間の差分
(ページの作成:「'''櫻鉄6000系電車'''(おうてつ6000けいでんしゃ)は、櫻戸鉄道の通勤形電車。1983年(昭和58年)に登場した。 本項では、6000型のマイナーチェンジ車として1988年(昭和63年)に登場した'''6050型電車'''についても記述する。また、個々の編成を表す場合は横宿方先頭車の車両番号の末尾に「F」(「編成」を意味する英語Formationの頭文字)を付して表…」) |
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2024年4月4日 (木) 22:43時点における版
櫻鉄6000系電車(おうてつ6000けいでんしゃ)は、櫻戸鉄道の通勤形電車。1983年(昭和58年)に登場した。
本項では、6000型のマイナーチェンジ車として1988年(昭和63年)に登場した6050型電車についても記述する。また、個々の編成を表す場合は横宿方先頭車の車両番号の末尾に「F」(「編成」を意味する英語Formationの頭文字)を付して表記する。
概要
長らく増備が続けられていた3000系の後継車として、輸送力増強および老朽化していた旧型車両の置き換えを目的に登場した。
車体はステンレス(軽量ステンレス車体)が採用され、当時の櫻鉄色である紺色の帯が巻かれた。制御装置は櫻鉄では初となる電動カム軸式バーニア界磁チョッパ制御(日立製作所製)が採用された。界磁電流を制御する界磁チョッパ装置は、GTOサイリスタ素子を採用し、装置の小型軽量化を実現している。
2・4・6・8・10両の編成が存在し、櫻鉄全線の運用に用いられた。
系列別概要
6000型
飛鉄直通に使われていた旧型車の置き換えを目的として直通運用を前提に18.9m3扉の直通規格で製造された。奥篠線末端区間への入線を考慮し、抑速ブレーキを備えている。
2両・4両・8両編成が製造され、2両・4両編成が飛鉄直通に使用される。
6050型
旧型車の置き換えのほか直通運用の増加と本線の増車に伴う車両不足の解消を目的として、マイナーチェンジを施し製造された。
コルゲート車体からビードプレス車体への変更や正面形状の再設計が行われ、外観が大きく変更された。
4・6・10両編成が製造され、4両・6両編成が飛鉄直通に使用される。また、10両編成では電気連結器や飛鉄直通用の保安機器が省略されている。
6500型
6050型のマイナーチェンジ扱いである本形式は、書類上同形式ではあるがフルモデルチェンジと同等の設計変更が行われたため、以下のリンク先の項で記述する。
形式構成
6000系は以下の形式で構成される。「デ」は制御電動車及び電動車を、「ク」は制御車を、「サ」は付随車を、「ハ」は普通座席車を指す略号であり、形式名の前のカタカナ2文字はこれらを組み合わせたものである。
クハ6000型・6050型
櫻鉄桜戸寄り制御車である。
デハ6100型・6150型
デハ6200型・6250型とユニットを組む電動車である。
デハ6200型・6250型
デハ6100型・6150型とユニットを組む電動車である。
クハ6300型・6350型
横宿寄り制御車である。2両編成はデハ6000型とユニットを組むため床下構成が異なる。
デハ6400型・6450型
サハ6900型・6950型とユニットを組む1M方式電動車である。
サハ6900型・6950型
付随車である。デハ6400型・6450型とユニットを組むことを想定されて製造された車両は床下構成が異なる。
デハ6000型
櫻鉄桜戸寄り1M方式制御電動車である。
インフレナンバー
6050型の一部の形式では車体番号が本来の4桁に収まりきらなくなり、通称「インフレナンバー」と呼ばれる5桁の車両番号を持つ車両が登場した。
この場合、6x99号の次は6x500号となる。
読み方
「6x5yy」という車両番号があったとき、「6x50+yyy」として読む。(例:デハ61500…デハ ろくせんひゃくごじゅう の ひゃく)