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鶴急本線は、鶴浜駅と襟が谷駅を結ぶ路線で、[[鶴浜市営地下鉄芝有線]] | 鶴急本線は、鶴浜駅と襟が谷駅を結ぶ路線で、[[鶴浜市営地下鉄芝有線]]や[[八倉メトロ]][[八倉メトロ東西線|東西線]]、[[成急藍浜線]]及び[[成急本線]]、[[元急若葉線]]と相互直通運転を行っている。一部で複々線化が行われている。 | ||
==路線概要== | ==路線概要== | ||
[[鶴浜駅]] | [[鶴浜駅]]を出るとすぐに左急カーブがあり、カーブを抜けて鶴浜第一踏切を通過するとまもなく[[椎名橋駅]]が見える。当駅をでるとS字カーブを通過し二面四線の[[中野上原駅]]に到着し、市営線と合流する。 | ||
当駅からは複々線となっており、すぐに急勾配を登ると[[桜寺駅]]に到着する。当駅から次の[[南穂台駅]]までの間に穂台台地を抜ける穂台トンネルを通過し、次の[[梅中村駅]]を通過すると篠田川を渡り、[[綾和泉公園駅]]に到着する。綾和泉公園から先はすぐに緩行線が急行線に合流し、ここから先は複線になる。<br> | |||
綾和泉公園駅を出ると左にカーブしながら地上に降り、公園第一踏切を通過したあと[[つつじ野駅]]に到着する。 | 綾和泉公園駅を出ると左にカーブしながら地上に降り、公園第一踏切を通過したあと[[つつじ野駅]]に到着する。 | ||
ここから先は[[津奈川市]]を縦断し、それまで密集していた市街地は緑が増え、椿和新町まで畑と住宅の混在する区間を走る。目良川を渡り、[[鶴馬・三輪野緩行線|鶴馬線]]を潜ると、鶴急最大の車両基地である[[津奈川検車区]]を擁する[[津奈川駅]]に到着する。<br><br>津奈川駅を出てS字カーブを抜けると、しばらくの間三九十九川及び三輪県道9号泡咲布施線と並走する。住宅が増えると間もなく[[三九十九駅]]に到着。この先椿和新町駅手前まで県道9号線と住宅を挟んで完全に並走する。その後s字カーブを描きながら勾配を登り、留置線2本を抱えたまま[[椿和新町駅]]へ到着する。<br><br> | ここから先は[[津奈川市]]を縦断し、それまで密集していた市街地は緑が増え、椿和新町まで畑と住宅の混在する区間を走る。目良川を渡り、[[鶴馬・三輪野緩行線|鶴馬線]]を潜ると、鶴急最大の車両基地である[[津奈川検車区]]を擁する[[津奈川駅]]に到着する。<br><br>津奈川駅を出てS字カーブを抜けると、しばらくの間三九十九川及び三輪県道9号泡咲布施線と並走する。住宅が増えると間もなく[[三九十九駅]]に到着。この先椿和新町駅手前まで県道9号線と住宅を挟んで完全に並走する。その後s字カーブを描きながら勾配を登り、留置線2本を抱えたまま[[椿和新町駅]]へ到着する。<br><br>4面7線の椿和新町駅を出発すると、本線は高架に上がり吉生川と三輪県道18号布施佳沢線を跨ぎ、住宅街を高架で抜け、都市計画道路として整備中の橘4・5・35号ニュータウン幹線を越えると、[[大和ヶ丘駅]]へと到着する。大和ヶ丘駅を出発すると橘市の丘陵地帯の起伏が顕著になり、三輪県南部の山岳地帯を右手に見ながら橘第一トンネルを抜ける。トンネルを抜けると爪迫川を越え、再び橘第二トンネルを抜け、橘ニュータウンの現在の玄関口である[[橘学園駅]]へ。この先はすぐに襟が谷トンネルに入り、緩やかな右カーブを描きながら下り勾配が続き、再び左に進路を変えながら[[襟が谷駅]]の地下ホームへと到着する。 | ||
==歴史== | ==歴史== | ||
2019年4月12日 当wikiが出来る。<ref>「写真とかで振り返る鶴浜急行50年」鶴浜急行 2003年</ref> | 2019年4月12日 当wikiが出来る。<ref>「写真とかで振り返る鶴浜急行50年」鶴浜急行 2003年</ref> | ||
=== 年表 === | |||
* 1920年(大正9年):省線三輪駅 - 和中村間の軌道敷設特許請願。 | |||
* 1929年(昭和4年):'''三輪鉄道'''により鶴浜 - 志住(現在の[[梅中村駅]])間開業。 | |||
* 1931年(昭和6年):志住 - 篠田(現在の[[綾和泉公園駅]])間開業。同時に鶴浜駅の連絡線も供用開始。 | |||
* 1932年(昭和7年):篠田 - 津奈川間開業。 | |||
* 1938年(昭和13年):津奈川 - 柳沢村間を[[和中鉄道]]が開業。三輪鉄道と直通運転を開始し、和中村乗り入れを果たす。 | |||
* 1940年(昭和15年):三輪鉄道が津奈川 - 駒河中田間開業。[[永葉鉄道]]の永葉駅からの貨物列車・旅客列車直通開始。 | |||
** 三輪鉄道全線が600V電化。 | |||
* 1942年(昭和17年):三輪鉄道・和中鉄道・永葉鉄道が経営統合し[[鶴浜電気軌道]]となる。鶴浜 - 永葉間を鶴浜線、津奈川 - 柳沢間が柳沢線となる。 | |||
* 1944年(昭和19年):柳沢線が国有化。鶴浜線からの旅客列車の直通運転が中止され、国鉄の貨物列車が鶴浜線を国鉄来馬線の短絡線として運行。 | |||
* 1945年(昭和20年): | |||
** 2月15日:国鉄来馬線の篠田川橋梁の被災を受け、鶴浜線による迂回運転が増加。 | |||
** 6月18日:[[三輪空襲]]により鶴浜駅一帯が壊滅。鶴浜線は[[中野上原駅]]折り返しで運行。 | |||
** 7月11日:[[南穂台駅]]営業休止。 | |||
** 7月27日:谷府熊丸駅営業休止。 | |||
** 10月9日:南穂台駅営業再開。 | |||
* 1946年(昭和21年):来馬・蛇曲へ向かう連合軍専用列車が鶴浜線を運行。これに伴い津奈川駅で運行系統が寸断。 | |||
* 1948年(昭和23年):休止中の谷府熊丸駅が廃止。 | |||
* 1951年(昭和26年):快速列車の運行を開始。停車駅は中野上原・篠田。 | |||
* 1953年(昭和28年):経営の悪化から鶴浜 - 布施間を廃止し、布施 - 永葉を永葉鉄道(2代)として分離。砂利貨物列車の運行を終了。 | |||
* 1957年(昭和32年):休止中の柳沢線沿線の北椿原付近に[[三九十九駅]]を建設。津奈川 - 三九十九間を鶴浜線に編入。 | |||
* 1958年(昭和33年):志住駅を梅中村駅に、浦椎名駅を[[椎名橋駅]]に改称。 | |||
* 1961年(昭和36年):全線が複線化し、急行列車の運転を開始。途中停車駅は中野上原と篠田からの各駅。 | |||
* 1965年(昭和40年):1500Vに昇圧。 | |||
* 1966年(昭和41年):三九十九 - 椿和新町駅間開業。快速運転を終了。 | |||
** 4月2日:鶴浜駅行き急行列車と三輪駅行き貨物列車が衝突。死者40名超。 | |||
* 1972年(昭和47年):社名を鶴浜急行電鉄に改め、鶴浜線鶴浜 - 椿和新町間を鶴急本線に改称。 | |||
* 1975年(昭和50年):水音標準A改甲([[鶴急6000形電車|6000形]])が導入され、急行が4両編成に統一。 | |||
* 1979年(昭和54年):篠田駅を綾和泉公園駅に改称。 | |||
* 1981年(昭和56年):迂回運転が終了。開業以来初めて貨物輸送が途絶える。 | |||
* 1982年(昭和57年):中野上原 - 南穂台間連続立体交差化。上り線が複々線化。 | |||
* 1983年(昭和58年):市営芝有線と直通運転開始。全線で8両編成の運転が開始。 | |||
* 1985年(昭和60年):中野上原 - 南穂台間下り線複々線化。 | |||
* 1991年(平成3年):土休ダイヤ導入。急行が綾和泉公園 - 椿和新町間無停車となり、中野上原と南穂台からの各駅に停車する準急が新設。 | |||
* 1995年(平成7年):南穂台 - 綾和泉公園間連続立体交差化。準急停車駅から南穂台と梅中村が除外。 | |||
* 1999年(平成11年):中野上原のみに停車する快速急行が設定。[[つつじ野駅]]が開業。[[八倉メトロ]][[八倉メトロ東西線|東西線]]との相互直通運転開始。 | |||
* 200X年(平成1X年):水音車両から津奈川工場への整備用品が鉄道輸送に切り替わり、貨物列車が限定的ながら再開。[[成立急行電鉄|成急電鉄]]との相互直通運転開始。初の座席指定特急「メトロウインド号」運行開始。 | |||
* 200Y年(平成1Y年):[[元町急行電鉄]]との相互直通運転開始。 | |||
* 200Z年(平成):椿和新町 - 襟が谷間延伸開業。 | |||
==運行形態== | ==運行形態== | ||
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6両もしくは8両で運行される。種別色は緑。 | 6両もしくは8両で運行される。種別色は緑。 | ||
中距離区間から鶴浜へのアクセスを目的としており、中野上原と綾和泉公園からの各駅に停車する。鶴浜駅 - 綾和泉公園駅間では急行を、綾和泉公園駅以南では各停を補完する。 | |||
日中の地下鉄直通優等列車はすべて準急として運転され、その半分が[[成急本線]][[成立御園駅]]まで運転される。よって日中には鶴浜発着の準急は運転されない。 | |||
綾和泉公園もしくは中野上原で地下鉄直通急行、椿和新町で急行もしくは快速急行と接続し、一部列車は津奈川もしくは綾和泉公園で優等列車の通過待ちをする。朝ラッシュ時には椿和新町~綾和泉公園間の各駅の輸送を担い、全列車が[[津奈川駅]]で急行・快速急行・メトロウインド号の待避を行う。 | 綾和泉公園もしくは中野上原で地下鉄直通急行、椿和新町で急行もしくは快速急行と接続し、一部列車は津奈川もしくは綾和泉公園で優等列車の通過待ちをする。朝ラッシュ時には椿和新町~綾和泉公園間の各駅の輸送を担い、全列車が[[津奈川駅]]で急行・快速急行・メトロウインド号の待避を行う。 | ||
====各駅停車==== | ====各駅停車==== | ||
4・6・8両で運行れる。種別色は青。 | |||
すべての駅に停車する、また唯一開業当初から現存し続けている種別である。 | すべての駅に停車する、また唯一開業当初から現存し続けている種別である。 | ||
発車表および行先表示機では"各停"と案内される。 | 発車表および行先表示機では"各停"と案内される。 | ||
直通列車は8両、本線は8または6両で運行される。ただし支線運用との兼ね合いで早朝、深夜帯と限定的ながら本線を4両で運行する場合もある。 | 直通列車は8両、本線は8または6両で運行される。ただし支線運用との兼ね合いで早朝、深夜帯と限定的ながら本線を4両で運行する場合もある。 | ||
主に鶴浜-綾和泉公園、地下鉄方面-津奈川、鶴浜-椿和新町の3系統に大別される。 | |||
===過去の列車種別=== | ===過去の列車種別=== |
2024年2月27日 (火) 19:30時点における最新版
鶴急本線 | |
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複々線化事業の影響で補助の出ないまま立ち退きとなった住民 | |
基本情報 | |
現況 | 死んでない |
所在地 | 地球 |
起点 | 鶴浜駅 |
終点 | 襟が谷駅 |
駅数 | 14駅 |
開業 | この前 |
所有者 | 鶴浜急行電鉄 |
運営者 | 鶴浜急行電鉄 |
車両基地 | 津奈川検車区 |
使用車両 | いろいろ |
路線諸元 | |
路線距離 | 不明 |
営業キロ | 不明 |
軌間 | 1067mm |
線路数 | 複線 |
複線区間 | 全線 |
電化区間 | 全線 |
電化方式 | 直流1500V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞 |
保安装置 | 鶴急ATS |
最高速度 | 110km/h |
鶴急本線(つるきゅうほんせん)は、三輪県鶴浜市縁恩ヶ浜区の鶴浜駅から藤戸県襟が谷市の襟が谷駅を結ぶ鶴急電鉄の鉄道路線である。駅ナンバリングなんてモノは無い。ナンバリングは甘え。
概要
鶴急本線は、鶴浜駅と襟が谷駅を結ぶ路線で、鶴浜市営地下鉄芝有線や八倉メトロ東西線、成急藍浜線及び成急本線、元急若葉線と相互直通運転を行っている。一部で複々線化が行われている。
路線概要
鶴浜駅を出るとすぐに左急カーブがあり、カーブを抜けて鶴浜第一踏切を通過するとまもなく椎名橋駅が見える。当駅をでるとS字カーブを通過し二面四線の中野上原駅に到着し、市営線と合流する。
当駅からは複々線となっており、すぐに急勾配を登ると桜寺駅に到着する。当駅から次の南穂台駅までの間に穂台台地を抜ける穂台トンネルを通過し、次の梅中村駅を通過すると篠田川を渡り、綾和泉公園駅に到着する。綾和泉公園から先はすぐに緩行線が急行線に合流し、ここから先は複線になる。
綾和泉公園駅を出ると左にカーブしながら地上に降り、公園第一踏切を通過したあとつつじ野駅に到着する。
ここから先は津奈川市を縦断し、それまで密集していた市街地は緑が増え、椿和新町まで畑と住宅の混在する区間を走る。目良川を渡り、鶴馬線を潜ると、鶴急最大の車両基地である津奈川検車区を擁する津奈川駅に到着する。
津奈川駅を出てS字カーブを抜けると、しばらくの間三九十九川及び三輪県道9号泡咲布施線と並走する。住宅が増えると間もなく三九十九駅に到着。この先椿和新町駅手前まで県道9号線と住宅を挟んで完全に並走する。その後s字カーブを描きながら勾配を登り、留置線2本を抱えたまま椿和新町駅へ到着する。
4面7線の椿和新町駅を出発すると、本線は高架に上がり吉生川と三輪県道18号布施佳沢線を跨ぎ、住宅街を高架で抜け、都市計画道路として整備中の橘4・5・35号ニュータウン幹線を越えると、大和ヶ丘駅へと到着する。大和ヶ丘駅を出発すると橘市の丘陵地帯の起伏が顕著になり、三輪県南部の山岳地帯を右手に見ながら橘第一トンネルを抜ける。トンネルを抜けると爪迫川を越え、再び橘第二トンネルを抜け、橘ニュータウンの現在の玄関口である橘学園駅へ。この先はすぐに襟が谷トンネルに入り、緩やかな右カーブを描きながら下り勾配が続き、再び左に進路を変えながら襟が谷駅の地下ホームへと到着する。
歴史
2019年4月12日 当wikiが出来る。[1]
年表
- 1920年(大正9年):省線三輪駅 - 和中村間の軌道敷設特許請願。
- 1929年(昭和4年):三輪鉄道により鶴浜 - 志住(現在の梅中村駅)間開業。
- 1931年(昭和6年):志住 - 篠田(現在の綾和泉公園駅)間開業。同時に鶴浜駅の連絡線も供用開始。
- 1932年(昭和7年):篠田 - 津奈川間開業。
- 1938年(昭和13年):津奈川 - 柳沢村間を和中鉄道が開業。三輪鉄道と直通運転を開始し、和中村乗り入れを果たす。
- 1940年(昭和15年):三輪鉄道が津奈川 - 駒河中田間開業。永葉鉄道の永葉駅からの貨物列車・旅客列車直通開始。
- 三輪鉄道全線が600V電化。
- 1942年(昭和17年):三輪鉄道・和中鉄道・永葉鉄道が経営統合し鶴浜電気軌道となる。鶴浜 - 永葉間を鶴浜線、津奈川 - 柳沢間が柳沢線となる。
- 1944年(昭和19年):柳沢線が国有化。鶴浜線からの旅客列車の直通運転が中止され、国鉄の貨物列車が鶴浜線を国鉄来馬線の短絡線として運行。
- 1945年(昭和20年):
- 1946年(昭和21年):来馬・蛇曲へ向かう連合軍専用列車が鶴浜線を運行。これに伴い津奈川駅で運行系統が寸断。
- 1948年(昭和23年):休止中の谷府熊丸駅が廃止。
- 1951年(昭和26年):快速列車の運行を開始。停車駅は中野上原・篠田。
- 1953年(昭和28年):経営の悪化から鶴浜 - 布施間を廃止し、布施 - 永葉を永葉鉄道(2代)として分離。砂利貨物列車の運行を終了。
- 1957年(昭和32年):休止中の柳沢線沿線の北椿原付近に三九十九駅を建設。津奈川 - 三九十九間を鶴浜線に編入。
- 1958年(昭和33年):志住駅を梅中村駅に、浦椎名駅を椎名橋駅に改称。
- 1961年(昭和36年):全線が複線化し、急行列車の運転を開始。途中停車駅は中野上原と篠田からの各駅。
- 1965年(昭和40年):1500Vに昇圧。
- 1966年(昭和41年):三九十九 - 椿和新町駅間開業。快速運転を終了。
- 4月2日:鶴浜駅行き急行列車と三輪駅行き貨物列車が衝突。死者40名超。
- 1972年(昭和47年):社名を鶴浜急行電鉄に改め、鶴浜線鶴浜 - 椿和新町間を鶴急本線に改称。
- 1975年(昭和50年):水音標準A改甲(6000形)が導入され、急行が4両編成に統一。
- 1979年(昭和54年):篠田駅を綾和泉公園駅に改称。
- 1981年(昭和56年):迂回運転が終了。開業以来初めて貨物輸送が途絶える。
- 1982年(昭和57年):中野上原 - 南穂台間連続立体交差化。上り線が複々線化。
- 1983年(昭和58年):市営芝有線と直通運転開始。全線で8両編成の運転が開始。
- 1985年(昭和60年):中野上原 - 南穂台間下り線複々線化。
- 1991年(平成3年):土休ダイヤ導入。急行が綾和泉公園 - 椿和新町間無停車となり、中野上原と南穂台からの各駅に停車する準急が新設。
- 1995年(平成7年):南穂台 - 綾和泉公園間連続立体交差化。準急停車駅から南穂台と梅中村が除外。
- 1999年(平成11年):中野上原のみに停車する快速急行が設定。つつじ野駅が開業。八倉メトロ東西線との相互直通運転開始。
- 200X年(平成1X年):水音車両から津奈川工場への整備用品が鉄道輸送に切り替わり、貨物列車が限定的ながら再開。成急電鉄との相互直通運転開始。初の座席指定特急「メトロウインド号」運行開始。
- 200Y年(平成1Y年):元町急行電鉄との相互直通運転開始。
- 200Z年(平成):椿和新町 - 襟が谷間延伸開業。
運行形態
現在の列車種別
メトロウインド号
線内唯一の有料座席指定列車。全列車全区間を6両ないしは8両の特定の編成で運行される。 全列車が八倉メトロ線直通列車として運行されており、襟が谷から中野上原までは快速急行と同じ停車駅である。
快速急行
現在の最速達列車。全列車全区間を8両編成で運行される。種別色は橙。 途中駅始発、終着はなく、全区間を通し運転する。(地下鉄直通列車を除く) 停車駅は中野上原、椿和新町のみであり、地下鉄線内では急行扱いである。 全列車が準急もしくは急行と接続しており、通過駅利用客の利便性も確保されている。 主に両端での乗り換え客を想定した都市間列車であるため、停車駅が大幅に絞られている。
急行
全列車が8両で運行される。種別色は赤。 停車駅は中野上原、綾和泉公園、椿和新町からの各駅。地下鉄直通列車も多く設定されている。主に椿和新町と綾和泉公園で準急との接続を行う。 早朝に椿和新町始発が3本運行されている。
準急
6両もしくは8両で運行される。種別色は緑。 中距離区間から鶴浜へのアクセスを目的としており、中野上原と綾和泉公園からの各駅に停車する。鶴浜駅 - 綾和泉公園駅間では急行を、綾和泉公園駅以南では各停を補完する。
日中の地下鉄直通優等列車はすべて準急として運転され、その半分が成急本線成立御園駅まで運転される。よって日中には鶴浜発着の準急は運転されない。
綾和泉公園もしくは中野上原で地下鉄直通急行、椿和新町で急行もしくは快速急行と接続し、一部列車は津奈川もしくは綾和泉公園で優等列車の通過待ちをする。朝ラッシュ時には椿和新町~綾和泉公園間の各駅の輸送を担い、全列車が津奈川駅で急行・快速急行・メトロウインド号の待避を行う。
各駅停車
4・6・8両で運行れる。種別色は青。 すべての駅に停車する、また唯一開業当初から現存し続けている種別である。
発車表および行先表示機では"各停"と案内される。 直通列車は8両、本線は8または6両で運行される。ただし支線運用との兼ね合いで早朝、深夜帯と限定的ながら本線を4両で運行する場合もある。 主に鶴浜-綾和泉公園、地下鉄方面-津奈川、鶴浜-椿和新町の3系統に大別される。
過去の列車種別
快速
1950年から1965年まで運行された優等列車であり、急行の登場とともに消滅した。停車駅は現在の急行に津奈川を加えたものであったが、乗客の要望で予定にない駅に止めたりと結構いい加減な運行をしていた。当時三輪県郊外は「ヒルがでる」「モスラの巣」「収容サイトがある」などの噂が立ちまくっており、乗客も少なく優等列車の設定そのものが経営陣の見栄レベルであったため、輸送指令もなかば黙認状態であった。しかしこのような小手先の親切心で乗客が増えるはずもなく、逆に「鶴急糞根性」などと揶揄され、鶴浜電気鉄道が急行に取って代わらせ、快速列車に関する記録を焚書するまでその迫害の歴史は続いた。
臨時列車
三輪海岸花火大会号
鶴浜付近の海岸で行われる花火大会のための上り臨時急行。停車駅は急行停車駅に椎名橋を追加したもの。
篠田川花火大会号
篠田川で行われる花火大会のための上り臨時急行。停車駅は急行停車駅に梅中村を追加したもの。津奈川に臨時停車することがある。
利用状況
シングルプレイのため乗客は皆無
2019年現在の最混雑区間は中野上原~桜寺間であり、ピーク時の乗車率は159%である。
市営地下鉄線の開業により中野上原~鶴浜間で並走する形になった為、最混雑区間であった椎名橋~鶴浜間は164%から126%まで下がった。
女性専用車
女性専用車が平日朝に設定されている。 対象となるのは午前7時20分から午前9時30分の間に鶴浜(地上・地下問わず)に到着するメトロウインド号以外の8両編成の列車の最後尾車両である。ただし鶴浜より先まで運行する列車は9:30の時点で女性専用車を終了する。ダイヤ乱れなどが生じた場合には、女性専用車の設定を取りやめる場合がある。 女性専用車には、女性客だけではなく以下のいずれかに該当する男性客も乗車可能である。
- 体の不自由な男性客
- 体の不自由な客(男女とも)の介助者として同行する男性客
- 小学生以下の男児が単独で乗車する場合
- 小学生以下の客(男女とも)の保護者として同行する男性客
駅一覧
駅名 | 各 駅 停 車 |
準 急 |
急 行 |
快 速 急 行 |
メ ト ロ ウ イ ン ド 号 |
接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鶴浜駅 | ● | ● | ● | ● | 芝 有 線 直 通 |
箱日本旅客鉄道: ■藤戸・三輪野快速線・■鶴馬・三輪野緩行線 鶴浜市営地下鉄: ■芝有線 |
三輪県 | 鶴 浜 市 |
縁恩ヶ浜区 |
椎名橋駅 | ● | │ | │ | │ | |||||
他社直通運転区間 | ■鶴浜市営地下鉄芝有線経由で以下の路線・駅まで | ||||||||
中野上原駅 | ● | ● | ● | ● | ● | 鶴浜市営地下鉄: ■芝有線(直通運転) | 三輪県 | 鶴 浜 市 |
中ヶ野区 |
桜寺駅 | ● | │ | │ | │ | │ | ||||
南穂台駅 | ● | │ | │ | │ | │ | 穂台市 | |||
梅中村駅 | ● | │ | │ | │ | │ | ||||
綾和泉公園駅 | ● | ● | ● | │ | │ | 津奈川市 | |||
つつじ野駅 | ● | ● | │ | │ | │ | ||||
津奈川駅 | ● | ● | │ | │ | 箱日本旅客鉄道: ■鶴馬・三輪野緩行線 | ||||
三九十九駅 | ● | ● | │ | │ | │ | ||||
椿和新町駅 | ● | ● | ● | ● | ● | 鶴急電鉄:栗前線 | |||
大和が丘駅 | ● | ● | ● | │ | │ | 橘市 | |||
橘学園駅 | ● | ● | ● | │ | │ | ||||
襟が谷駅 | ● | ● | ● | ● | ● | 藤急電鉄:藤急本線 | 藤戸県 | 襟が谷市 |
- ↑ 「写真とかで振り返る鶴浜急行50年」鶴浜急行 2003年