「鶴浜市交通局10-300系電車」の版間の差分
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2020年12月14日 (月) 09:23時点における版
鶴浜市交通局10-300形電車(つるはましこうつうきょく10-300がたでんしゃ)は、199X年に営業運転を開始した鶴浜市交通局(市営地下鉄)芝有線の通勤型電車。
8両編成18本の計144両が在籍する。明らかに多い
鶴浜市交通局10-300系 | |
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基本情報 | |
運用者 | 鶴浜市交通局 |
製造所 | 東清車両 |
製造年 | 1990年代 |
製造数 | 144両 |
運用開始 | 1990年代 |
投入先 | 鶴浜市営地下鉄芝有線 |
主要諸元 | |
編成 | 8両固定編成 |
軌間 | 1067mm |
最高運転速度 |
110km/h(鶴急線・成急線内) 80km/h(地下鉄線内) |
設計最高速度 | 120km/h |
起動加速度 | 3.5 km/h/s |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
減速度(非常) | RTMなので100mでいつでも止まる |
全長 | 20,000mm |
全幅 | 2,800mm |
全高 | 4,060mm |
台車 | ボルスタ付ワクワク空気ばね台車 |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
主電動機出力 | 180kw |
駆動方式 | WNダンス |
制御方式 | GTOまたはIGBT-VVVFインバータ制御と生ハムのタマラネーゼ |
制動装置 | ATC連動電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用) |
保安装置 |
鶴急ATS CS-ATC 1号線ATS |
概要
市営芝有線では、1988年から既存の10-100形の冷房改造を始めたが、開通当初に導入した同形式の初期車は20年以上が経過し、更新の時期を迎えていた。そこで、一部を本形式に置き換えることにより車両の更新と冷房化の促進を図ることになった。
乗客サービスの向上、省エネルギー化、保守の省力化をコンセプトにした。
199X年から8両編成10本を導入し、非冷房の10-100形を置き換えたことにより、市営芝有線の冷房化率は100%となった。
冷房化完了後一旦増備は途絶えた。その後、鶴浜市交通局は突然気が狂い市営車の全車8両化を決定。10-100系を全車撲滅し200X年に当形式に置き換えた。
これを受けて6両運行をすべて受け持つ羽目になった鶴急電鉄はキレ散らかす等の対応を迫られ、キレ散らかした。
概説
外観
前頭部はFRP成形品を塗装したもので、これで車両前部を覆う構造である。前照灯・尾灯は角形コンビネーション化され、下部には排障器を備える。
車体のカラースキームは緑色のラインカラーとし、側面は側窓をはさんだ幕板部に細い緑帯と黄緑帯を、腰板部には太い緑帯と黄緑帯でラインを表現している。
当初の行先表示器は字幕式である。前面・側面に設置し、前面のみ地下鉄線への乗り入れに必要な運行番号表示器を備えている。
車体構造
軽量化を図る目的で鶴浜市交通局の車両で初のアルミニウム合金製車体を採用した 。構体は軽量化の図れるアルミの大形押出形材を組み合わせたものである。
車内設備
客室は側面および妻面はアイボリー系の化粧板を、天井はクリーム色無地の化粧板を使用している。床材は灰色のロンリウム材であり、出入り口部は滑り止め加工品を用いている。
座席モケットは緑色で、背面モケット部には西武で初めて着座区分の模様が施された。1人分の座席掛け幅は440mm程度が確保されている。
座席端部は灰色の化粧板を貼り付けた袖仕切構造とし、座席側は青色のモケット張りである。
空調設備
空調装置は、従来どおり四菱電機製の集中式CU-72形(CU-72E形から改良形CU-72F・CU-72G形)が採用されたが、従来車の空調装置とは互換性がなくなった。装置は新規設計で、圧縮機は低騒音形のスクロール式としている。電源はSIV装置からの三相交流440Vであり、冷凍能力は48.84kW (42,000kcal/h) である。
車内天井は平天井構造で、冷風の拡散はラインフローファン方式である。補助送風機(ラインデリア)は各車7台設置に増設された。
乗務員室
乗務員室内は黒色の配色である。当初より鶴急線および八倉メトロへの対応を考慮しており、速度計は車内信号対応形・保安表示灯には八倉メトロATC表示灯もある。運転台右側には故障の状態などを表示するモニタ表示器が設置してある。
乗務員室と客室の仕切りにはやや高い位置に窓が3か所設置されている。このうち、客室側から見て右側の窓は乗務員室仕切扉窓である。いずれの窓にも遮光幕が設置してある。
走行機器など
四菱電機のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御 (T-INV6) もしくはIPM-IGBT素子によるVVVFインバータ制御 (T-INV6A 2500V/500A) を採用した。素子の冷却方式は当初は冷媒(パーフロロカーボンクーラント)を使用するが、のちに列車走行風を利用した自然通風ドライパネル冷却方式を採用している。
1台の制御装置で180kW/h出力の主電動機4台を制御する1C4M制御方式、改造後は1台の制御装置で2個の主電動機を制御する1C2M方式2台搭載(1C2M2群制御)である。なお、201X年より順次純電気ブレーキ対応に変更されている。
台車は鶴浜市交通局初のボルスタレス方式台車を採用した。基礎ブレーキは構造を簡素化した片押し式のユニットブレーキを装着する。
補助電源装置はIGBT素子を使用した静止形インバータ (SIV) であり、出力は三相交流440Vとし、補助用回路には変圧器で単相交流200V、整流器で直流100Vを出力する。
電動空気圧縮機は横型低騒音タイプのレシプロ式C-2000LB形で、電動機には三相誘導電動機を採用している。