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雪急1500系電車
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'''雪急1500系電車'''(ゆききゅう1500けいでんしゃ)は、2000年に設計・製造された[[雪々急行鉄道]]の通勤型電車である。 本形式は1000系の設計を部分的に流用して作られたため、前面形状などが類似しているが別形式である。 雪々急行鉄道は三城市側先頭車の車両番号を編成記号とする。また、号車番号は原則として三城市側から1号車、2号車と表し、車両番号の末尾1桁は号車番号を表す(10号車は0番) よって、本稿で編成を表す場合は「1511F」のように表記する。また、1500系、1600系は百の桁も形式名で使用しているため、10編成目からは「1'1501F」のような変則5桁表記になることがある。 {{鉄道車両 | 車両名 = 雪急1500系 | 背景色 = dodgerblue | 文字色 = white | 画像 = | 画像幅 = | 画像説明 = | 運用者 = 雪々急行鉄道 | 製造所 = 雪急車輌製造深雪ヶ原工場(現:深雪ヶ原総合車両所) | 製造年 = 2000年~2002年 | 製造数 = そこそこ | 運用開始 = 2000年 | 運用終了 = 現在も運用中 | 廃車 = | 消滅 = | 投入先 = 雪々急行鉄道全線 | 編成 = 8両編成・6両編成・4両編成・2両編成 | 軌間 = 1067mm | 電気方式 = 直流1500V | 最高運転速度 = 130km/h | 設計最高速度 = 135km/h | 最高速度 = | 起動加速度 = 3.0km/h/s | 常用減速度 = | 非常減速度 = | 減速度 = | 編成定員 = | 車両定員 = | 車両重量 = | 自重 = 割と軽い | 編成重量 = | 編成長 = 両数による | 長さ = | 幅 = | 高さ = たかい | 全長 = 2000mm | 全幅 = | 全高 = | 車体長 = | 車体幅 = | 車体高 = | 床面高さ = | 車体 = | 台車 = WDT-59 | 主電動機 = FT-MS60-AC | 主電動機出力 = | 駆動方式 = 中空軸並行カルダン駆動 | 歯車比 = | 出力 = | 編成出力 = | 定格出力 = | 定格速度 = | 制御方式 = IGBT素子VVVFインバーター制御 | 制御装置 = | 制動装置 = 電磁直通空気ブレーキ 回生ブレーキ | 保安装置 = R-ATS-Y(2015年以前はATS-P) | 備考 = | 備考全幅 = }} ==概要== 1500系は、2000年に設計・製造された、鋼製20m4扉の直流通勤電車である。 車体鋼体は山城車両のTTK工法の改良版、TTK+工法で製造された。 雪急の増発に伴い、1000系の基本設計を引き継ぎながらも、当時最新のTTK+工法を採用、車体長を20mとしたほか、優先席付近車椅子・ベビーカースペースの新設、交通バリアフリー法への対応などの改良が施された。 1000系と極めて似通った姿の1500系だが、車体長の縮小に伴い運転室直後の座席と窓が廃されており、側面からは比較的容易に判別できる。 ==外観・内装== 軽量ステンレス製の車体はつや消し加工を施したステンレス地を基本とし、車体窓下には雪々急行鉄道のコーポレートカラーである雪急スノーブルーと雪急アイスブルーのステッカー帯が巻かれてる。 ドア部には帯のステッカー類が張られていない。軽量ステンレス製でビードは殆どないが、1000系と比べ材質の見直しやフレームの密度を増やすなど、経年劣化への対策が取られている。前面は普通鋼製。 内装はグレー地で地味。ステンレス製のポールや手すり、丸型のつり革が装備してある。運転室の内部も客室内と同じ色で塗装されている。座席モケットは青色で、優先席部は赤と灰色になっている。座席はフカフカとはいえないまでも1000系より改良されており、座り心地は幾分良くなった。例によって1人分幅の目安がない為、誰かがどっかり足を広げて座り、7人掛けに6人とか5人しか座れない事もしばしば起きている。 前面は非貫通だが、なんか貫通扉を付ける計画もあったらしく、前面窓のそれっぽい位置にピラーが有る。窓周りはブラックフェイスで、おでこの急行灯と方向幕がその中に入っている。ライトは横配置の角型で、なんか良く分からない形をしている。 運転席の後ろのかぶりつき席と側面窓は無い。鉄オタの皆さんは頑張って立って見てください。 ==主要機器== 運転台は雪急初のT型横軸ワンハンドルマスコンを採用。 制御機器はIGBT素子VVVFインバーター制御で、雪急初採用の回生ブレーキと電磁直通空気ブレーキを装備する。ATS表示機は2015年のR-ATS-Y導入に合わせて、専用筐体が運転席パネル左上に追加された。 ==運用== 雪急の新性能電車の完成形と言えるこの車両は使い勝手も良好で、1000系のような車体長問題も発生せず、現在もほぼすべての編成が現役で稼働している。 近年は後年登場する近郊型電車に優等運用を譲ったため、各駅停車・準急を中心に運用されている。
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