「宮鉄6200系電車」の版間の差分

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== VVVFインバータ制御への更新 ==
== VVVFインバータ制御への更新 ==
本形式の4両編成は、制御器や空気圧縮機、電動発電機(MG)を1基ずつしか備えていないため、故障時の冗長性を確保する目的で、同形式や6000系、6300系を併結し6両編成や8両編成で使用されていた。しかし輸送人員減少に伴い4両編成の運用が増加して以降、単独で運用できない本形式の4両編成は、日中の運用が限定され運用効率の悪い車両となっていた。
本形式の4両編成は、制御器や空気圧縮機、電動発電機(MG)を1基ずつしか備えていないため、故障時の冗長性を確保する目的で、同形式や6000系、6100系を併結し6両編成や8両編成で使用されていた。しかし輸送人員減少に伴い4両編成の運用が増加して以降、単独で運用できない本形式の4両編成は、日中の運用が限定され運用効率の悪い車両となっていた。


そのため2009年から、制御方式をIGBT素子VVVFインバータ制御に変更する更新工事が開始された。制御装置、静止形インバータ(SIV)、空気圧縮機を全て2重系にするとともに、制御装置を従来のIGBT素子VVVFインバータ制御車と同型にすることで、コストダウンと保守の統一化が図られている。
そのため2009年から、制御方式をIGBT素子VVVFインバータ制御に変更する更新工事が開始された。制御装置、静止形インバータ(SIV)、空気圧縮機を全て2重系にするとともに、制御装置を従来のIGBT素子VVVFインバータ制御車と同型にすることで、コストダウンと保守の統一化が図られている。
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* クハ6501形(偶数)→ クハ6512形
* クハ6501形(偶数)→ クハ6512形


本工事ではブレーキ指令は変更されていないため、未更新車や6000系、6300系(いずれも抵抗制御車)との併結が引き続き可能である。なお本工事により、他車との併結時には自動的に相手車両を識別するとともに、抵抗制御車との併結の場合は、制御方式の違いによる加減速性能の不統一を避けるため、自車の運転特性を併結相手に合わせる機能が搭載された。
本工事ではブレーキ指令は変更されていないため、未更新車や6000系、6100系(いずれも抵抗制御車)との併結が引き続き可能である。なお本工事により、他車との併結時には自動的に相手車両を識別するとともに、抵抗制御車との併結の場合は、制御方式の違いによる加減速性能の不統一を避けるため、自車の運転特性を併結相手に合わせる機能が搭載された。


== 編成表 ==
== 編成表 ==
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