222
回編集
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{鉄道車両|背景色=|社色=#f1a54d|文字色=white|車両名=宮鉄6200系電車|運用者=九ノ宮電気鉄道|製造メーカー=東住橋車輛製造|製造年=1974年 - 1985年|製造数=62両|投入先=琴鐘線<br/>空港線|編成=6両編成<br/>4両編成|軌間=1067 mm|電気方式=直流1500 V・架空電車線方式|全長=20,000 mm|自重=27.0 t(Tc車)<br/>38.0 t(M1車)<br/>37.5 t(M2車)<br/>39.2 t(Mc1車)<br/>38.7 t(Mc2車)|最高運転速度=100 km/h|設計最高速度=120 km/h<br/>130 km/h(更新車)|起動加速度=2.5 km/h/s|台車=S型ミンデン式ダイレクトマウント空気ばね台車<br/>FS-383|主電動機=直流直巻電動機<br/>MB-3072-B<br/>かご形三相誘導電動機<br/>TDK6313-A(更新車)|駆動方式=歯車式平行可とう継手式|制御方式=未更新車:電動カム軸式抵抗制御<br/>更新車:IGBT素子採用VVVFインバータ制御|制御装置=未更新車:MMC-HTB-20N4<br/>更新車:VFI-HR1420U|保安装置=宮鉄型ATS|減速度(常用最大)=3.7 km/h/s|減速度(非常)=4.0 km/h/s|全幅=車体基準幅2,800 mm<br/>雨樋間最大幅2,870 mm|全高=4,160 mm|車体材質=オールステンレス|主電動機出力=145 kW<br/>200 kW(更新車)|編成出力=2,320 kW(6両編成)<br/>1,160 kW(4両編成・未更新車)<br/>1,600 kW(4両編成・更新車)|制動装置=電磁直通ブレーキ<br/> | |||
発電ブレーキ併用、抑速ブレーキ付き<br/> | 発電ブレーキ併用、抑速ブレーキ付き<br/> | ||
回生ブレーキ(遅れ込め制御・全電気ブレーキ)併用、抑速ブレーキ付き(更新車)|歯車比=5.31 (85:16)}} | 回生ブレーキ(遅れ込め制御・全電気ブレーキ)併用、抑速ブレーキ付き(更新車)|歯車比=5.31 (85:16)}}宮鉄6200系電車(みやてつ6200けいでんしゃ)は、[[九ノ宮電気鉄道]]の琴鐘線および空港線で運用されている一般車両(通勤電車)の一系列。1974年(昭和49年)より製造された。基本的に南海6200系や泉北3000系と何から何まで共通である。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
琴鐘線の九ノ宮駅 - 宮鉄中町駅間および空港線の東住橋駅 - 関北空港駅間で使用される20m・4扉・オールステンレス車体の通勤電車である。 | 琴鐘線の九ノ宮駅 - 宮鉄中町駅間および空港線の東住橋駅 - 関北空港駅間で使用される20m・4扉・オールステンレス車体の通勤電車である。 | ||
琴鐘線では「大運転」と称する平坦区間と山岳区間の直通運転に対応した、15m・2扉車体の[[宮鉄1201形|1201形]]、17m・2扉車体の[[宮鉄21000系|21000系]]などが使用されていたが、1960年代から平坦区間では沿線の住宅開発が進み通勤客が急増し、これらの大運転向け車両では輸送力が不足していた。このため琴鐘線の平坦区間である九ノ宮駅 - 四日市町駅間には、山岳区間向け装備を省いた20m・4扉の通勤電車として[[宮鉄6000系|6000系]](1962年より)・[[宮鉄6100系|6100系]](1670年より)を投入してきた。その後の昇圧を機に対応改造がされなかった旧型車両は琴鐘線から全車引退したが、利用客の増加に対応したさらなる車両増備が必要な中で、長編成化による運用適正化の観点から、車体構造や電装品を見直しコスト低減と経済効率の向上を図ったのが本系列である。 | |||
== 車両概説 == | == 車両概説 == |
回編集