「雪急1500系電車」の版間の差分

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'''雪急1500系電車'''(ゆききゅう1500けいでんしゃ)は、2000年に設計・製造された[[雪々急行鉄道]]の通勤型電車である。
'''雪急1500系電車'''(ゆききゅう1500けいでんしゃ)は、2000年に設計・製造された[[雪々急行鉄道]]の通勤型電車である。


本形式は1000系の設計を一部流用して作られたため、前面形状などが類似しているが別形式である。
本形式は1000系の設計を部分的に流用して作られたため、前面形状などが類似しているが別形式である。


雪々急行鉄道は三城市側先頭車の車両番号を編成記号とする。また、号車番号は原則として三城市側から1号車、2号車と表し、車両番号の末尾1桁は号車番号を表す(10号車は0番)
雪々急行鉄道は三城市側先頭車の車両番号を編成記号とする。また、号車番号は原則として三城市側から1号車、2号車と表し、車両番号の末尾1桁は号車番号を表す(10号車は0番)
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雪急の増発に伴い、1000系の基本設計を引き継ぎながらも、当時最新のTTK+工法を採用、車体長を20mとしたほか、優先席付近車椅子・ベビーカースペースの新設、交通バリアフリー法への対応などの改良が施された。
雪急の増発に伴い、1000系の基本設計を引き継ぎながらも、当時最新のTTK+工法を採用、車体長を20mとしたほか、優先席付近車椅子・ベビーカースペースの新設、交通バリアフリー法への対応などの改良が施された。


1000系と極めて似通った姿の1500系だが、車体長の縮小に伴い運転室直後の座席と窓が1500系では無いことなどから、比較的容易に判別できる。
1000系と極めて似通った姿の1500系だが、車体長の縮小に伴い運転室直後の座席と窓が廃されており、側面からは比較的容易に判別できる。


==外観・内装==
==外観・内装==
軽量ステンレス製の車体はつや消し加工を施したステンレス地を基本とし、車体窓下には雪々急行鉄道のコーポレートカラーである雪急スノーブルーと雪急アイスブルーのステッカー帯が巻かれてる。
軽量ステンレス製の車体はつや消し加工を施したステンレス地を基本とし、車体窓下には雪々急行鉄道のコーポレートカラーである雪急スノーブルーと雪急アイスブルーのステッカー帯が巻かれてる。


ドア部には帯のステッカー類が張られていない。軽量ステンレス製でビードは全然入ってないが、1000系と比べ骨組みを増やすなど、経年劣化への対策が取られている。前面は普通鋼製。
ドア部には帯のステッカー類が張られていない。軽量ステンレス製でビードは殆どないが、1000系と比べ材質の見直しやフレームの密度を増やすなど、経年劣化への対策が取られている。前面は普通鋼製。


内装はグレー地で地味。ステンレス製のポールや手すり、丸型のつり革が装備してある。運転室の内部も客室内と同じ色で塗装されている。座席モケットは青色で、優先席部は赤と灰色になっている。座席はフカフカとはいえないまでも、1000系より改良されている。例によって1人分幅の目安がない為、誰かがどっかり足を広げて座り、7人掛けに6人とか5人しか座れない事もしばしば起きている。
内装はグレー地で地味。ステンレス製のポールや手すり、丸型のつり革が装備してある。運転室の内部も客室内と同じ色で塗装されている。座席モケットは青色で、優先席部は赤と灰色になっている。座席はフカフカとはいえないまでも1000系より改良されており、座り心地は幾分良くなった。例によって1人分幅の目安がない為、誰かがどっかり足を広げて座り、7人掛けに6人とか5人しか座れない事もしばしば起きている。


前面は非貫通だが、なんか貫通扉を付ける計画もあったらしく、前面窓のそれっぽい位置にピラーが有る。窓周りはブラックフェイスで、おでこの急行灯と方向幕がその中に入っている。ライトは横配置の角型で、なんか良く分からない形をしている。
前面は非貫通だが、なんか貫通扉を付ける計画もあったらしく、前面窓のそれっぽい位置にピラーが有る。窓周りはブラックフェイスで、おでこの急行灯と方向幕がその中に入っている。ライトは横配置の角型で、なんか良く分からない形をしている。


運転席の後ろにはかぶりつき席と窓は無い。鉄オタの皆さんは立って見てください。
運転席の後ろのかぶりつき席と側面窓は無い。鉄オタの皆さんは頑張って立って見てください。


==主要機器==
==主要機器==
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雪急の新性能電車の完成形と言えるこの車両は使い勝手も良好で、1000系のような車体長問題も発生せず、現在もほぼすべての編成が現役で稼働している。
雪急の新性能電車の完成形と言えるこの車両は使い勝手も良好で、1000系のような車体長問題も発生せず、現在もほぼすべての編成が現役で稼働している。


近年は後年登場する近郊型電車に優等運用を譲り、各駅停車・準急を中心に運用されている。
近年は後年登場する近郊型電車に優等運用を譲ったため、各駅停車・準急を中心に運用されている。
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