「瀬田3000系電車」の版間の差分

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基本的には2200系列と共通の部材を使用したステンレス製である。先頭車前面は繊維強化プラスチック (FRP) 製で、運転室から見て右側にオフセット配置された非常用貫通扉を有する。形状は2000系列と異なる特徴的なくさび形とされた。前照灯と尾灯は1500系や2200系に似た、窓下に横長のものが配置されている。
基本的には2200系列と共通の部材を使用したステンレス製である。先頭車前面は繊維強化プラスチック (FRP) 製で、運転室から見て右側にオフセット配置された非常用貫通扉を有する。形状は2000系列と異なる特徴的なくさび形とされた。前照灯と尾灯は1500系や2200系に似た、窓下に横長のものが配置されている。


車体配色は5000系列までの車両とは異なり、前面と側面窓上から屋根にかけて赤を配しており、色調も紅色(カーマイン)やマルーンに近いものとなっている。側面にはなぜか橙色が配されている。床面高さはレール面から1,130mmであり、レール面から1,100mmのプラットホームとの段差を低減している。
車体配色は2000系列までの車両とは異なり、前面と側面窓上から屋根にかけて赤を配しており、色調も紅色(カーマイン)やマルーンに近いものとなっている。側面にはなぜか橙色が配されている。床面高さはレール面から1,130mmであり、レール面から1,100mmのプラットホームとの段差を低減している。


冷房装置は能力61.05kW (52,500kcal/h) の集中式を屋根上に1基搭載する。装置内の電熱ヒーターおよびヒートポンプ式冷凍サイクルを活用した冬期の暖房や除湿も可能としている。
冷房装置は能力61.05kW (52,500kcal/h) の集中式を屋根上に1基搭載する。装置内の電熱ヒーターおよびヒートポンプ式冷凍サイクルを活用した冬期の暖房や除湿も可能としている。


前面と側面の種別・行先表示器はフルカラーLED式である。本系列では瀬田電鉄者としては初めて行先表示器もフルカラー式となった。ドア用車側灯のカバーの色は従来の車両の赤から無色透明となり、太陽光の散乱などによる誤認を防いでいる。
前面と側面の種別・行先表示器はフルカラーLED式である。本系列では瀬田電鉄の採用車両としては初めて行先表示器もフルカラー式となった。ドア用車側灯のカバーの色は従来の車両の赤から無色透明となり、太陽光の散乱などによる誤認を防いでいる。
 
 
 


実際のところ、瀬田本線以外は瀬田電鉄線内に限ってもカーブなど直線が続かない区間が多々あり、実際の試験運用では当初の予定の半分以下の結果しか出すことができなかった。これは線形の原因の他に3000系の加速性能の不十分さが問題であったといわれている。
実際のところ、瀬田本線以外は瀬田電鉄線内に限ってもカーブなど直線が続かない区間が多々あり、実際の試験運用では当初の予定の半分以下の結果しか出すことができなかった。これは線形の原因の他に3000系の加速性能の不十分さが問題であったといわれている。

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